当別月形町界尾根(月形ダム-291標高点-268標高点付近)

- GPS
- 08:26
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 473m
- 下り
- 475m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 8:27
ポン須部都川第一林道分岐0725-33
・308北西三叉路 0827
・291南車道 0840-50
387.6三角点 0943
Co.380P 1004-11
・307 1040
稜線西屈曲点手前 1110-25
・268北稜線北屈曲点 1151
Co.210林道上 1213
Co.190林道崩壊点 1223
支流河床 1233
ポン須部都川河床 1238
ポン須部都川橋跡 1256(洗い越しかも)
徒渉 1302-18
ポン須部都川・136林道分岐 1348
第二林道分岐 1404
第一林道分岐 1445-54
月形ダム 1523-48
天候 | 晴れ。気温高い。風弱い。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼスノーシュー着用。 ・307〜・268も月形側稜線直下に地図にない林道が寄り添い、この間は稜線上の雪が途切れがちのため、主に林道上を行く。 ・268の東からポン須部都川に下る林道は地図上の崩土記号のところで斜面全体が崩落。非常に急な斜面を谷底へ下りて迂回したが、この道は当てにしないほうが良い。 ポン須部都川沿い林道はダム先200mほどで落石が堆積。片付けまでは雪が消えても車は通行できない。2つ目の右側分岐点の所とその先の橋は消失している。洗い越しかも。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
グローブ(+予備)
オーバーミトン
スノーシュー
ロングスパッツ
防寒着兼雨具
日よけ帽子
防寒帽
行動食
非常食
飲料
飲料(保温)
地形図
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
携帯(GPS&コンパス兼)
時計(高度計兼)
タオル
カメラ(コンパス兼)
ストック
サングラス
|
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感想
当別月形町界尾根は、全く手がついていない領域である。そもそも、隈根尻山から南しばらくの間については、どのように知恵を絞っても私の脚力では(というより、超人的な脚力の持主以外は)、日帰りでつなぐことはできない。
それでも、まあ、一度くらい、できる所から、ということで、月形ダムを起点にして周回する計画を立てた。ポン須部都川の林道は以前、もっと遅い時期だが車で途中まで入ったことがあるが荒れてはいなかったし、検索すると視察レポート等も出てきて、状況は悪くないという前提だ。
気温が急上昇し、低山には不適当になってしまったが、月形ダムに6時半前に到着。ここはauは圏外だ。StarLinkが使えないかと、スマホをいじってみたが、使えない。(OSのアップデートが必要だった)
7時に出発。まもなく落石が堆積していて片付けるまでは車は入れない。すぐの分岐は左へ。スノーシューを履いて30分ほどで左に分岐する林道に入り、沢でショートカットしつつ西へ向かう。・308の近くで一時展望が開けるが、おおむね林の中だ。
・291近くで道民の森月形地区と一番川地区を結ぶ道に出る。こんな立派な道で結ぶ必要あるのか? 北海道では、高速・国道・道道・市町村道を比較すると道道が一番無駄が多いような気がする。ここは道道ではないが、似たようなものだ。この道は5月も下旬にならないと通れない。
このあたりも展望が利く。といっても樺戸方面はこれから歩く稜線に遮られ、別狩岳(北)、増毛山塊、積丹などだ。387.6三角点近くまで登っていくと樺戸方面も開けてくる。
そして、三角点の一つ北のCo.380Pからの樺戸三山の展望がなんと言っても圧巻だ。厚田山道から、ふくろう山周辺から、別狩岳(南)から何度も見た景色だが、ここではまさに真ん前に3つ並んでいる。写真ではその迫力があまり伝えられないのが残念だ。
さて、三角点の二つ北はCo.360P。この日、快適だったのはここまで。
ここからの下りは急傾斜で警戒していたが、やはりしくじった。雪のつながっていた東南東へ誘い込まれ、最下部は雪は無論、笹すらまばらな超急傾斜で、少ない笹をつかんで必死に下る憂き目を見た。まあ、その途中で、スノーシュー着用のまま急傾斜を下るコツはつかんだように思う。
ここで大きく下ったあとは、一転して稜線の雪が途切れがちになってしまった。幸い、地図にない林道跡が稜線東側直下に続き、雪もあって、主にそちらを行くが、展望もなくつまらない。予定では414.0三角点を越え・346に伸びる林道記号で下る予定だったが、予定より時間もかかっているし、414.0三角点のピークもかなり黒いので、・268の北の稜線屈曲点までで下ることにした。少しばかり頑張ったところで、隈根尻山との間をつなぐ目処は立たないことには変わりがないし。
さて、・268からは尾根を行くか、林道に下るか。逡巡はGPSログでも読み取れるが、林道を使うことにして結果は失敗。林道に下りたら、その先の対岸が急傾斜でこの気温では気持ち悪く、懸念していた崩土記号の所は大規模に崩れている。高巻く(≒尾根に戻る)か、急斜面を谷底に下りるか? 急傾斜を下るコツをつかんだので谷底に下ったが、安全とは言い難かった。
まもなくポン須部都川右岸で、対岸上流から渡ってくる林道があるはずだが橋はない。20分ほどで林道はまた対岸へ渡るが、ここも橋はない。今思えば洗い越しに雪が厚く積もっていたものかもしれないが、靴を濡らさずには渡れそうもない。右岸をそのまま行ってみる。
しかし、結局200mほどで行き詰まる。高巻きもできない。徒渉セット(厚手ビニール袋2枚×2)を持ってくるべきだったかと後悔したが、徒渉したら、川底はなんと氷で、なかなか滑る。膝下の水位だが靴でも危うい位だったので、徒渉セットを使っていたら転倒していたかも。
帰路は何もないもくろみだったのだが、これだけのイベントがあった。余力を残して早めに打ち切って正解だったと言える。この徒渉点より下は地図にない渡り返しを含め、橋が3ヶ所あり、特に問題はなかったものの、ダムまでは長かった。
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