月山ツアー：姥ヶ岳（石跳沢取付きに雪崩跡があり登り返して姥沢口に滑走）
山形県
SamT
その他9人 - GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 815m
- 下り
- 835m
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- 山行
- 3:19
- 休憩
- 4:01
- 合計
- 7:20
| 天候 | 晴れ一時霧 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストはレストハウス内にあります。姥ヶ岳西側に回り装束場まで滑走しました。上方は滑りやすい雪でしたが、途中からボサボサの雪に変わり重くなりました。そこから石跳沢を下る予定でしたが、取付きの沢に湯殿山側からの雪崩跡のデブリが堆積していて沢沿いにさらに流れていました。一部下っている人やグループもありましたが、危険を避けて姥ヶ岳に登り返しているグループもあり、私達もガイドさんの判断で登り返しました。 |
| その他周辺情報 | 宿の志津温泉まいづるやで入浴しました。日帰り入浴もできます。 |
写真
雪崩のデブリは石跳沢をさらに下方に流れています。ここを下る予定でしたが、ガイドさんの判断で姥ヶ岳に登り返すことになりました。
1
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル（下）
ソフトシェル（上）
CWX
タイツ
靴下
薄手のグローブ
アウター手袋
防寒着
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
ヘルメット
ゴーグル
ブーツ
ザック
サブザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ棒
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
飲料（スポーツドリンク・水）
テルモス
昼食
行動食
非常食
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
手ぬぐい
ストック
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
イージースキンセーバー
スクレーバー
シールワックス
タオル
カラビナ
ソウンスリング
|
|---|
感想
ダイアモンドダストの月山ツアーは4年連続9回目でした。この日は好天予報だったので、姥ヶ岳に登り裏側の大斜面を滑り装束場から石跳沢を下ってネイチャーセンターに出る予定でした。しかし、2つ予想外の展開が待っていました。
月山スキー場のベース手前、姥沢口付近では姥ヶ岳に登っている人達の姿が見えていたのですが、リフト上から見えてきた姥ヶ岳山頂は雲の中でした。これが昼過ぎまで続くことになり、結果として私達は山頂で2時間待つことになりました。途中の一時的な晴れ間にほとんどの人達は行動を再開していたので、ここまで待ったのは多分私達だけだったと思います。ガイドさんの判断です。
裏の大斜面は、途中まで滑りやすい雪でしたが、途中から重い雪に変わり、私は1度バランスを崩して転倒してしまいました。転倒後は慎重に滑りました。その後は斜度がある所は慎重にアルペンターンで滑り、大丈夫だと思った所だけテレマークターンで滑りました。
装束場付近で休憩後、石跳沢を下り始めた所で湯殿山の斜面で発生した雪崩のデブリに遭遇しました。デブリは石跳沢を下っていました。私達の前に出た20人位のボーダーが登り返している姿を見ていたのですが、その理由が分かりました。石跳沢の雪崩跡でした。たまたま石跳沢の雪崩のデブリの下辺りで怪我をして救助要請した人がいたらしく山形県警のヘリが飛来していました。雪崩の現場確認に来たのかとも思ったのですが、どうやら怪我人の救助だったようです。
一方私達の前に向かった数人のスキーヤーは左側の藪を越えてそのまま下って行きました。2人のガイドさんの相談の結果、私達は姥ヶ岳に登り返すことになりました。理由の説明もあり、登り返すのもたやすいことではありませんでしたが、従いました。上り返し始めた時別のテレマークのグループに会いました。ガイドさん同士も知り合いで参加者の中にも知り合いが何人かいたのですが、このグループにはステップソウルのスキー板でシールを持っていない人もいたようです。その後、このグループは上り返さなかったのでそのまま下ったようです。これも私はガイドさんの判断だと思いましたが、安全の上からは登り返すのが最善だったかもしれません。
姥ヶ岳からの大斜面の滑走はボサボサの難しい雪になっていて快適とはとても言えませんでしたが、一部は滑走を楽しめました。私は転倒しないように安全優先で下りました。16時半過ぎに滑走するというめったに経験できない山滑走でした。逆光でシルエットが浮かび上がるような朝日連峰が印象に残っていますが、写真に撮る余裕はありませんでした。今回もレコを見て読んで下さりありがとうございました。
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