ふくしま浜街道トレイル

2025年04月16日(水) 〜 2025年04月18日(金)

• GPS: 30:48
• 距離: 195km
• 登り: 1,501m
• 下り: 1,525m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:20
• 休憩: 0:24
• 合計: 11:44

6:34 相馬駅
7:03 7:04 松川浦環境公園
7:27 松川浦大橋
7:33 鵜の尾岬展望台
7:34 海洋調査船へりおす乗員之碑
7:48 大洲海岸
8:19 稲荷寄木神社
8:26 古磯部
9:06 平後溜池
10:02 真島橋
10:42 北泉海浜総合公園
10:58 10:59 須賀内
11:06 桜井古墳
11:13 高見町
11:41 11:43 JR常磐線原ノ町駅
11:49 折ヶ沢溜池
12:26 西廹
12:55 太田川
13:33 小高神社
14:17 14:35 JR常磐線桃内駅
15:19 ラッキー公園inなみえまち
15:48 請戸橋
15:57 15:58 請戸漁港
16:08 震災遺構浪江町立請戸小学校
16:26 16:27 東日本大震災 原子力災害伝承館
18:18 宿泊地

2日目

• 山行: 12:51
• 休憩: 0:12
• 合計: 13:03

4:56 宿泊地
6:40 6:42 JR常磐線夜ノ森駅
7:17 とみおかアーカイブ・ミュージアム
7:28 7:29 総合スポーツセンター
8:03 JR常磐線富岡駅
9:18 浜畑
10:30 10:31 天神岬スポーツ公園
10:36 天神岬
11:25 11:26 JR常磐線木戸駅
11:49 Jヴィレッジ
12:08 二ツ沼総合公園
12:25 下北廹地蔵尊
12:51 広野町防災緑地
13:21 夕筋踏切
13:56 JR常磐線末続駅
14:32 見渡神社
15:01 久之浜町久之浜
15:13 15:14 中浜
16:04 16:09 道の駅よつくら港
16:26 16:27 新舞子
16:39 東舞子橋
17:05 新舞子海岸
17:36 磐城舞子橋
17:59 新舞子浜
9:36 ゴール地点

写真

4/16 6:35

相馬駅に6:30出発

4/16 7:36

松川浦の直線道路。北風強風が寒辛いです

4/16 7:44

この旅は海との旅

4/16 9:47

どこまでもまっすぐ

4/16 12:02

相馬野馬追の会場

4/16 13:15

ただただ広い

4/16 13:41

春爛漫！

4/16 15:55

大きな虹がかかりました

4/16 16:09

震災遺構 浪江町立請戸小学校

4/16 16:13

ここにも人が住んでいました

4/16 17:04

4/16 17:05

住民帰宅困難区域

4/17 6:25

夜ノ森の桜

4/17 6:27

夜はライトアップされます

4/17 6:56

福島第二原発

4/17 8:58

唯一見たふくしま浜街道トレイルの道標

4/17 9:11

天神岬スポーツ公園

4/17 9:15

桜がきれいです

4/17 10:20

お地蔵様

4/17 12:14

弁天島の鳥居

4/17 14:48

海もいいです

4/17 14:48

しばらくボーっとしました

4/17 16:16

ヤギがいました

4/17 18:40

小名浜の漁港

4/17 18:42

三崎公園のマリンタワー

4/18 4:49

朝の小名浜港

4/18 4:56

人気のない国道を走ります

4/18 7:25

勿来の関までやってきました

4/18 7:25

八幡太郎義家公

4/18 7:49

ふくしま浜街道トレイルのトレイルヘッド勿来海岸

4/18 8:29

大津岬灯台。ここから磯原駅まで行きました

GARMINデータ

撮影機器：

SH-53C SHARP

感想

旅タロウ

ふくしま浜街道トレイルはみちのく潮風トレイルと同様に震災後の復興を目的として設定されたトレイルだが、違うのは世界史に残る原子力災害の跡地ということでどうしても悲壮感が色濃く残る。

街を再興しようとする思いは切実に伝わってくるのだが、人気のない村から村へと渡り歩くたびにこの先どうなってしまうのだろうかという暗澹たる気持ちになってしまう。

先日のニュースで880トン残存してる燃料デブリのうちの数gの取り出しに初めて成功したと聞いて気が遠くなってしまった。
僕らはこの星の子孫たちに払いきれないようなツケを残してしまったようだ。

晴予報だった初日、まさに福島第一原発の横を通る直前激しい通り雨にうたれますます暗い気持ちになったのだが、海まで出るとなんと大きな虹が青空に弧を描いてくれた。
神仏をあまり信じない自分でもこれにはやられた。

人間の住む福島は大きく変わってしまったが、福島という場所自体には相変わらず春が訪れ草木が芽吹き鳥がさえずることに安心する。
ツバメもまた海を渡り舞い戻ってきたようで大きな空を自由に飛び回っていた。

また前を向いて真っ直ぐ進んで行こうと思うことができた。
人間が生きていく上で不幸は絶えないが、それでもたくましく福島の地に根差す雑草のようにただ生きていくしかない。

■2泊3日なのに1泊2日で表示されてしまいヤマレコをイジってたら塩屋崎〜三崎公園のログが消えてしまいました

・ルート上にコンビニ、公衆トイレ多数あり
・初日は河原、二日目は三崎公園にて野宿
・原発災害による通行禁止区間はすべて解除されている