笠置ボルダー

天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
写真
感想
桜が見たいな、となんとなく思い付いて、京都へ行って来た。
ハタチくらいの頃に神奈川から夜行バスを使って月に1〜2回、2年くらいは通っていた京都。
今回訪問するのは実に10年ぶりくらいである。
桜が満開の時期に行くのは20年ぶり。
変わったものもあるし、変わってないものもあった。
今回は一泊二日で時間をフルに使いたかったので往路は仕事終わりの23時に横浜発、6時に京都着の夜行バスを使って、帰りは新幹線した。現地でパートナーと集合。
久しぶりの夜行バス、三列独立シートを使ったが、思い出よりも窮屈で浅い睡眠になった。
若い頃は爆睡してたもんだけど、これも老いの一部か。
京都市中では、思っていた以上に外国人旅行者が多く、オーバーツーリズムの現状を目の当たりにした。
個人的には、外国の方はどんどん日本に旅行に来て欲しいと思うけど、他言語での情報の少なさ故に外国人が日本に来る場所が決まりきっていて、土地の狭さからいろいろな問題が発生するのじゃないかと思う。
京都は東京と違って街がコンパクトなので旅行者が分散されずにそうなっているのだろう。
私のルームシェアしているアメリカ人シェアメイトの彼氏のご両親もちょうど同じ時期に京都にアメリカから観光に来ており、人が多すぎて大変だったと言っていた。
田舎にも良いところはたくさんあるので、全体的に散ればウィンウィンになれると思うのだけれど、難しいよな〜
京都旅行に行くのなら、どこか登れるところないかな、と見つけたのが笠置ボルダー。
京都から電車で1時間半。川沿いの花崗岩である。
以前購入したエアー式クラッシュパッドと公共交通機関の相性も実体験として経験したかったので、ザックにクラッシュパッドを詰め込んで登って来た。
予想通り、旅との相性は抜群。
下地が悪い岩だと難しいが、ある程度はコンフォートに使えるのでこれからもチャンスがあれば旅の時に使って行きたいと思う。
笠置の岩場へはワンマン電車のローカル駅の笠置駅で降りて歩いて15分ほど。
駅前にキャンプ場があって、満開の桜を見ながらのキャンプが有名らしく、平日にも関わらず多くのキャンパーがテントを張っていた。
笠置は川沿いなのでのっぺりした岩が多い印象だった。
暑くてフリクション悪かったのと、旅モードだったのであまりやる気はなかったが、ものすごいフォトジェニックな岩を発見。
岩の左右にまるで「門」のように桜の木が咲いている。そしてその岩の正面に引かれたライン。
まさにこの時期限定のアメイジングラインだった。
運良くこういうラインに出会えるのはやっぱり旅の醍醐味だなぁ。
夜は京都に戻って観光。
ものすごい人混みだったけど、京都はやはり最高。
もっと歳取った時にまた桜の時期に訪れたいな。
以下登攀記録
[オレンジページ] 初段 ◯
桜が岩を包み込むように生えている美しいライン。3トライで登れたので強度的には初段はない感じ。
高さはあるが、核心は中間部で下地もいいのでトライしやすい。マントルを返すとご褒美のように目線と同じ高さに満開の桜が登場。
他3級以下いろいろ◯
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