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記録ID: 803950
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雪山ハイキング
東海

白草山 〜ラッセルの後のご褒美は 笠雲を頂いた御嶽山〜

2016年01月28日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.3km
登り
1,025m
下り
1,025m

コースタイム

駐車地6:38→ゲート7:35→登山口8:31→11:26頂上
頂上12:24→登山口13:35→ゲート14:10→14:54駐車地
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
○登山ボックスは見当たりませんでした。
○黒谷林道は山側が崖状の所が多く、落石を避けるためにも極力崖とは反対側を歩くことをお勧めします。結構、道路上に石が転がっていました。
これから春先にかけては特に要注意です。
○稜線にあるとされる白草山と箱岩山分岐の標識は朽ちて無くなっていました。
融雪剤散布はこの少し先まで 路肩に車を止めて出発
2016年01月28日 14:54撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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融雪剤散布はこの少し先まで 路肩に車を止めて出発
2016年01月28日 06:57撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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チェーンを巻けば問題なく来れたのに ちょっと後悔
2016年01月28日 07:31撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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チェーンを巻けば問題なく来れたのに ちょっと後悔
右に回ってゲート
2016年01月28日 07:35撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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右に回ってゲート
2016年01月28日 07:48撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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黒谷林道 轍が二本と かすかな踏み跡が続いている
2016年01月28日 07:55撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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黒谷林道 轍が二本と かすかな踏み跡が続いている
林道終点 右が登山口 ここでスノーシューも装着
2016年01月28日 08:31撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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林道終点 右が登山口 ここでスノーシューも装着
橋を渡って登山開始
2016年01月28日 08:31撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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橋を渡って登山開始
2016年01月28日 08:52撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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登ること1時間10分 眼下に加子母の街並が見えてきた
2016年01月28日 09:57撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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登ること1時間10分 眼下に加子母の街並が見えてきた
右前方には白草山も
2016年01月28日 10:21撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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右前方には白草山も
稜線が美しい
2016年01月28日 10:52撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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稜線が美しい
2016年01月28日 10:51撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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そして 左には箱岩山が
2016年01月28日 10:13撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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そして 左には箱岩山が
2016年01月28日 10:50撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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三ツ岩
2016年01月28日 10:55撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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三ツ岩
三ツ岩
2016年01月28日 10:56撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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三ツ岩
稜線に到着 白草山 箱岩山分岐(表示は朽ちている)
2016年01月28日 11:07撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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稜線に到着 白草山 箱岩山分岐(表示は朽ちている)
左には箱岩山
2016年01月28日 11:08撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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左には箱岩山
御嶽山はこの向こう
2016年01月28日 11:02撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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御嶽山はこの向こう
そして ここで初めて御嶽山が目の前に現れた
2016年01月28日 11:04撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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そして ここで初めて御嶽山が目の前に現れた
頭に笠雲が架かって神々しい
2016年01月28日 11:04撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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頭に笠雲が架かって神々しい
白草山に続く踏み跡のない雪の道
2016年01月28日 11:10撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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白草山に続く踏み跡のない雪の道
右下に加子母の街
2016年01月28日 11:14撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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右下に加子母の街
2016年01月28日 11:21撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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頂上間近
2016年01月28日 11:22撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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頂上間近
そして 頂上到着
2016年01月28日 11:28撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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そして 頂上到着
2016年01月28日 11:41撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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左には乗鞍岳
2016年01月28日 11:42撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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左には乗鞍岳
北アルプス方面 真ん中に見えるは笠ヶ岳?
2016年01月28日 11:42撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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北アルプス方面 真ん中に見えるは笠ヶ岳?
隣の箱岩山
2016年01月28日 11:43撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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隣の箱岩山
東方面 中央に小秀山
2016年01月28日 11:48撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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東方面 中央に小秀山
小秀山アップ この山から望む御嶽山も迫力がある
2016年01月28日 11:48撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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小秀山アップ この山から望む御嶽山も迫力がある
御厩野 ⇔ 乗政
2016年01月28日 11:27撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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御厩野 ⇔ 乗政
2016年01月28日 12:53撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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登山口に帰ってきた
2016年01月28日 13:35撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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登山口に帰ってきた
2016年01月28日 13:35撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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2016年01月28日 13:48撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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なにげなく林道の上を見ると でっかい岩の塊 気になる
2016年01月28日 13:48撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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なにげなく林道の上を見ると でっかい岩の塊 気になる
きっと名前がついているはず 「軍艦岩」とか
2016年01月28日 13:48撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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きっと名前がついているはず 「軍艦岩」とか
ゲートまで戻ってきた 
 でも先はまだ長い
2016年01月28日 14:10撮影 by  NIKON D40X, NIKON CORPORATION
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ゲートまで戻ってきた 
 でも先はまだ長い
撮影機器:

感想

今年初めての遠出は御嶽山に近い山、下呂市にある白草山(しらくさやま)。

その距離のわりには我家からは高速よりも下道を走った方が速い位置にある。
下呂市の国道257号から県道440号に入って進むことしばらく。乗政(のりまさ)温泉を過ぎて、民家が途切れたあたりで融雪剤の散布もここまで。
タイヤはノーマル。チェーンを巻こうか迷ったが、この先どんな道が待ってるかも分からないし・・・、ということで、少し距離はあるが、堅実にここは歩いて出発することに。
近くの道路脇のスペースに車を止めて6時38分出発。

結局、黒谷林道入口のゲートまでに要した時間は1時間。特に危なそうなところもなかったし、ここはチェーンを巻いて車でくるべきだったのかなと少々後悔。
でも、この区間、行きも帰りも車にまったく会わなかった。雪道は怖いことに変わりはない。

黒谷林道入口のゲートを過ぎると、道には数日前のものか、林道関係者(ということにしておこう)の車のタイヤ痕が二本。それと、踏み跡がうっすらと一つ続いている。轍をトレースするだけでもかなり労力が省けて助かる。
それでも林道終点の登山口に到着したとき、時計の針はすでに8時31分を指していた。ここまで来るだけで、なんと2時間近くもかかってしまったことになる。

そして、ここでスノーシューを装着。そう、実は今回はスノーシューデビュー。
つい1年前までは雪山にはそれほど興味がなかった人間なのに・・・。
変われば変わるものだ。
それはさておき、肝心のそのスノーシューの効果の程やいかに。

登山道は沢に架かる橋を渡るところから始まる。
道には踏み跡がうっすらと残ってはいるが、ほぼラッセル状態。
スノーシューの効果はといえば、これが思いのほかいい。これまで使っていたワカンとは一味違うという感じ。
あくまでも個人的感想だが、雪に潜る度合いの少なさもそうだし、なにより踏込んだ足が雪をしっかり噛んで後ろに滑らない。それに、斜面には弱いと聞いていたが、そんなこともあまり感じない。
ということで、ちょっと出費はかさんだものの、スノーシュー購入は大正解。(ちなみに、商品名はライトニングアッセントとか)

展望のきかない林の中を登ること1時間少し。頂上まで1.8キロ程のところで、先が明るくなって尾根に出た。右下には加子母の街並みが見える。
白草山の頂きはまだ見えてこない。(というより、自分が気付かなかっただけかもしれない 汗)
それでも、しばらく登って右上に白草山を確認。なだらかな稜線が美しい。

途中、カメラを構えて道脇に踏み出したところで、雪に隠れた笹に足をとられて、もんどり打って薮の中に突っ込んだ。転ぶのはしょっちゅうのことだが、いかんせん、スノーシューがしっかりと足に固定されているので自由が効かない。薮に絡んだ足を引き出して起き上がるまでに一苦労した。
あえていうならスノーシューの弱点はこんなところか。
まあ、転ばないように気をつけるしかない。

陽に照らされて眩しい雪の尾根を登ることしばらく。白草山と箱岩山の分岐点がある稜線に到着。
満を持したように、前方にはドドーンと御嶽山が姿を現した。
頭に架かる笠雲が、その神々しい山容に花を添えている。

分岐を右に行くと白草山頂上。
道は雪に隠れて見えないが、白い雪の帯が線状に山頂に向かっている。

そして、白草山頂上(1641m)到着、11時26分。
ここは地表の小石が見えるほどに雪が少ない。それだけ普段の頂は風が強いことの証なのだろう。
ありがたいことに今日は風もなくて穏やかだ。そして、誰もいない。

やや霞んではいるが、御嶽山の左奥には乗鞍岳。さらにその左には北アルプスの山並みが続いている。
そして、東に目をやると、こちらも御嶽山展望の山、小秀山が他の山並みの中にぽつんと見えている。忘れもしない。小秀山には御嶽山噴火の四日前に登っている。

食事(もちろん簡素)も景色も堪能して、まったりと1時間。もう少しゆっくりしていたい気持に踏ん切りをつけて重い腰を上げた。

下山後には長い車道歩きが待っているが、それもたまにはいい。
天気もいいことだし、景色を眺めながら、のんびり帰ろう。



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