雪華新緑「三ノ峠山」

2025年04月21日(月) [日帰り]

• GPS: 07:29
• 距離: 12.3km
• 登り: 708m
• 下り: 744m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:19
• 合計: 7:28

距離 12.3km 登り 708m 下り 744m

7:00 スタート地点
8:34 三ノ峠山
8:56 観鋸台
9:17 9:22 三ノ峠分岐
10:17 10:19 コハ清水
10:52 10:53 三ノ峠分岐
11:12 11:18 観鋸台
11:42 11:48 三ノ峠山
14:29 ゴール地点

天候

曇り後晴れ 晴れても春霞
西の風0〜3m
春霞で遠望効かず
目視できたのは 米山・黒姫山・弥彦山など

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長岡の東山ふれあい農業公園 三の峠山登山口駐車場を利用した

トイレ無し
キャンプ場・スキー場方向に500mほどでトイレと駐車場が有る
24時間営業のコンビニは7kmほど離れている

コース状況／危険箇所等

駐車場から 赤道コースを通って三の峠山とコハ清水の頭を往復した

緩やかで明瞭な登山道
道標はそろっている
ほとんど乾いていたが 雪解け直後のぬかるみで一回こけた

ルートの1/3くらい雪道だった
観鋸台から先はほぼ雪がつながっていた
往路は締まって歩きやすく 復路の最後のほうは滑るシャーベットで踏み抜きも有り

ところどころで 主に長岡側の展望がある

カタクリ・オオバキスミレ・キクザキイチゲ・シュンランが多かった
カタクリは三の峠山山頂が盛り 観鋸台付近が見頃 標高の低いところは終盤
その他に雪割草は終盤 イワカガミが咲き始め
イワウチワは一輪だけ アズマシロカネソウは二株だけ見た

※ 桝形山のルートについて
コハ清水の手前で 夏道は小ピーク (仮にコハ清水の頭とする) を右に見ながらトラバースする 斜面の雪が落ちて来そうなので コハ清水の頭を乗り越えることにした
ちょうど地元の人が追い付いて来た
ルートの状況を聞くことができた
冬道は 次のP622を直登するけど その先で雪が消えて行き詰まること 夏道はP622の右へ巻くけど 雪の状態がわからないことなどを聞いた 雪が落ちきるか融けるかしないと危ない
無理に行くこともない
コハ清水の頭までとして 引き返すことにした

その他周辺情報

直近の長岡温泉湯元館は土日だけの営業だった

麻生田観音堂温泉 麻生の湯を利用した
薄い紅茶のような濁り湯は モール泉なのか
弱いトロミと 若干の泡付き 微弱な鉱物油臭を感じた 温泉分析表では 含ヨウ素の塩化物泉となっていた
40℃くらいの掛け流しで 暖まる
840円

写真

4/21 6:14

長岡東山ふれあい農業公園
牧場のような場所を
奥へ
どこが三の峠山なのか？
よくわからない

4/21 6:19

駐車場には
トイレなどは無い
キャンプ場・スキー場の
方へ500mほど行くと
駐車場とトイレが有る

4/21 6:57

ドウダンツツジが咲き始めた

4/21 7:06

登山道の案内図が有る

4/21 7:05

赤道コースを歩いた

4/21 7:07

赤道はピンク道
桜は葉桜になった

4/21 7:13

ログキャビン暮らしの石仏

4/21 7:16

赤道は長岡と山古志をつなぐ
古道だった

4/21 7:18

イカリソウ

4/21 7:20

登山口から左へ
直進しても行ける

4/21 7:30

ツルアリドオシの実は
ヘソがふたつ有る
花もふたつで一対だから？

4/21 8:07

首を伸ばしたエンレイソウ

4/21 8:10

開き始めのエンレイソウ
サラダに良さそう

根や茎に毒が有るらしい

4/21 8:23

休憩小屋とトイレ？
薪が積んであった

4/21 8:26

長岡の街を見下ろす
弥彦山は午後になって
うっすらと見えた

4/21 8:30

分岐は三の峠山方向へ進む
ブナ平の下に
スキー場と書いてあった

4/21 8:32

三の峠山
三角点有り

4/21 8:33

さすが
五層踊り炊きは
いい音で鳴ります

4/21 8:38

三の峠山
山頂のカタクリは盛り

4/21 8:52

観鋸台から鋸岳
ここのカタクリは咲き始め
まだ曇っている

4/21 9:05

観鋸台を過ぎると
雪が増える

4/21 9:39

赤布のマーク
雪が続く

4/21 9:41

尾根が広くなって
どこでも歩ける
帰りの道迷い注意

4/21 9:57

前方左下がコハ清水
左上がP622
コハ清水までの
トラバースはちょっと怖い

4/21 10:00

クラックが口を開いて
雪が落ちそうです

4/21 10:07

右手のピークに直登しました
仮にコハ清水の頭と呼びます

4/21 10:09

地元の人が追い付いて来た
冬道の説明などを
聞くことができました

4/21 10:12

ブナの若葉が美しい

4/21 10:12

コハ清水の頭
いいところでした

4/21 10:16

夏道は 下のコハ清水を通り
正面のP622の右へ進む
現在はトラバースは怖い

冬道は 尾根通しだけど
P622の先で雪が途切れ
藪漕ぎになると教わった

4/21 10:18

北に鋸岳

4/21 10:19

コハ清水の頭で引き返す

4/21 10:19

新緑とツリーホールが
きれいだった

4/21 10:25

雪解け直後は
ショウジョウバカマが開く

4/21 10:53

登りに見てない
花立登山口分岐の道標
花立峠は
まだ車が通れない？

4/21 11:14

再び観鋸台
晴れてきた

4/21 11:08

観鋸台のカタクリは
咲き始めで勢い有り

4/21 11:19

可憐

4/21 11:17

天気が良くなって
オオバキスミレも
開いた

4/21 11:28

オオバキスミレロード

4/21 11:34

クロモジ
笑い始めた

4/21 11:52

弥彦山が見えてきた

4/21 11:54

休憩小屋の前は
展望が良い
桝形山
右がコハ清水の頭？

4/21 11:56

南蛮山
夏が来れば
車道が通れる

4/21 11:57

左は鋸岳

4/21 11:57

三の峠を振り返る

4/21 12:48

ムラサキのキクザキイチゲ
朝は閉じていた

4/21 13:03

濃いスミレ

白い
ちょっと遅かったか

4/21 13:40

沢の方へ寄ってみた
マップでは沢沿いだけど
少し離れた遊歩道だった

4/21 13:31

沢には沢の花がある
ホクリクネコノメソウ？

4/21 13:35

モンローリップがたくさん
火山由来の山に有る

4/21 13:36

白いキクザキイチゲ

4/21 13:53

車道に出る
駐車場ときれいなトイレ有り

4/21 14:31

靴洗い場完備

4/21 13:57

イワカガミ咲き始め

有志が植えたもの
深紅の雪割草

鮮烈なピンク

雪割草とスミレ

グラデーション豊か

シベがオシャレに目覚めた

ムラサキと白

ピンクの八重

八重の紅

リッチな感じ

シュンリャン

次々に登場して
足を止めさせる

カルテット

アズマシロカネソウも
カルテット
二株だけ見た

4/21 15:01

麻生田観音堂温泉
麻生の湯

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

長岡の東山は 春の花がたくさん咲くと 聞いた。
三の峠山とか 桝形山などのことだ。
夏になると、車道が山頂を巡るため 登山の対象には 物足りないかもしれない。
ふれあい農業公園から歩いてみた。

話に聞いた通り 花の山だった。
カタクリやオオバキスミレとキクザキイチゲは広範囲に有って、標高や雪解けの順に咲き誇っていた。
特筆できるのは、シュンラン攻めだった。
次々に現れるシュンランに足止めされて、次ぎに進むことができない。
無視して先に行けば いいようなものだが、どうしても、足を止めてしまう。

意外だったのは、遠目に雪など残ってないように見えたのに、観鋸台の先で雪が つながっていたこと。
残雪の雪山歩きも 楽しんだ。
さらに、コハ清水の頭に広がるブナ林で見た新緑は、日射しに輝いて 立ち去るのが惜しいほど美しかった。
天候にも恵まれた山歩きの 一日になった。