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記録ID: 80466
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

鍋割山(赤城山)

2010年05月15日(土) [日帰り]
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GREENTEA その他1人
GPS
05:43
距離
8.3km
登り
624m
下り
619m

コースタイム

7:40 駐車場発 - 8:44 - 鍋割山登山口 - 10:10 山頂 - 12:15 荒山高原 - 13:23 駐車場着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤城森林公園の駐車場(無料)に駐車。
カーナビでは森林公園そのものを目的地にすることができず、手前の赤城青年交流の家に設定した。
青年の家から先は地図を見ながらゴルフ場の敷地内のようなところを進んでいく。
やがて一般道らしき道路に合流し、さらに曲がりくねった狭い道を進んでいくと赤城森林公園の駐車場に到着だ。
15台分くらいの駐車スペースがあったろうか。朝出発する時点(7:40)では他の車はいなかった。
駐車場脇にトイレがある。使えないほどではないがキレイではない。

駐車場に着くまで、ずっと舗装道路だが鬱そうとした感じの細い道をくねくね進んでいくのは何とも心細く、不安の連続だった。
ナビで指定できなのと、案内板らしきものが全く無いためだろう。

水場は全行程どこにも無かった。
コース状況/
危険箇所等
手軽な距離にある低山を探していた時、以前鍋割は良い山だという話を聞いていたことを思い出し、行ってきた。
赤城では昨秋の黒檜に続いて2山目だ。

駐車場から鍋割山登山口までは3キロほどの車道歩き。
けっこうな距離で、途中登山口を見逃して行過ぎてしまったのではないかと心配になった。

8時44分、鍋割山登山口に到着。この時点で周辺にはかなりの車が停まっている。
駐車スペースがなくて路駐状態。狭い道なのに大丈夫なんだろうか?
しかしここからピストンするのがこの山の主流らしい。

登山口から先は急坂で、ゴツゴツした岩が積み重なっているので歩くというよりよじ登るような感じ。
ただし、鎖場のような危険な場所はない。
登り始めて少しすると展望が開け、その後はずっと景色を楽しみながら登れるため、道は険しくとも精神的にはそんなにキツくない。
山頂からは前橋・高崎市内が一望でき、榛名山系も見える。

下りは来た道を戻らず荒山高原を回っていくと途中北側の展望が開け、まだ雪が残る谷川山系や武尊連峰が楽しめた。
ついひと月前まであのへんで滑っていたんだなぁと思うと感無量である。
また、荒山登山口への道は眺望こそないが緩やかで歩きやすいので下山コースに適している。
荒山登山口=森林公園駐車場なので、帰りは車の目の前に降りていく事になり、それも好都合だ。

花は、低山だけに普段山で良く見る高山植物と違うものがいろいろあって(いわゆる一般的な野草なのだと思う)、帰ってから調べたりした。
アオダモというのは野球のバットの原料らしい。
途中で出会ったおじいさんの話によると、もう少し時期が早ければアカヤシオやシロヤシオも見られたとのことだ。

残念だったのは、下山後適当な温泉を見つけられず村営の公共浴場(?)のようなところを利用したこと。
入口で「温泉じゃありませんよ」と言われたが、いいですと言って入った。
施設内は地元のご老人の社交場らしく、とてもにぎやかで、その中に私がいることには少し違和感があったが、300円だし汗も流せたのでよしとしよう。

始めは車道歩き。これが結構長い。
あれが鍋割山か?
始めは車道歩き。これが結構長い。
あれが鍋割山か?
鍋割山登山口。
ずっとこんな岩だらけの急坂を登っていく。
登山口には結構な台数の車が停まっていたが、登っている最中に会った人はごくわずかだった。
ずっとこんな岩だらけの急坂を登っていく。
登山口には結構な台数の車が停まっていたが、登っている最中に会った人はごくわずかだった。
登山中は背後の展望が開けていて、休憩しながらその景色を見ていると清々しい気持ちになる。
遠くの山並みは方向的に秩父方面だろうか。
登山中は背後の展望が開けていて、休憩しながらその景色を見ていると清々しい気持ちになる。
遠くの山並みは方向的に秩父方面だろうか。
鍋割山頂からの眺望。
眼下に関東平野が広がっている。
前橋市内の高層建築はそれとわかるほど良く見えた。
遠方の山などは春霞でぼやけていたのが残念。
鍋割山頂からの眺望。
眼下に関東平野が広がっている。
前橋市内の高層建築はそれとわかるほど良く見えた。
遠方の山などは春霞でぼやけていたのが残念。
荒山高原へ向かう途中、北側の展望がきく場所がある。
左から、苗場山、平標山〜谷川岳、朝日岳、武尊連峰と白い山並みが続いている。
荒山高原へ向かう途中、北側の展望がきく場所がある。
左から、苗場山、平標山〜谷川岳、朝日岳、武尊連峰と白い山並みが続いている。
ヤマブキ
アオダモ
ミツバツツジ
オオヤマザクラ
今年何回目の桜だろう。
オオヤマザクラ
今年何回目の桜だろう。
ヤマツツジ

感想

駐車場に辿り着くまでがわかりにくく、ドキドキし通しだった。ちっとも登山者を招き入れていない山だ。
しかし登っている人多くはないがはちゃんといて、知る人ぞ知る的な存在なのだろうか。

確かに程よいハードさと気軽さを兼ね備え、そして眺望が素晴らしく良い山だった。
昨秋登った黒檜は百名山という事もあり大混雑でせわしない感があったが、ここはのんびりしていて、景色や花をゆっくり楽しめた。

今度は空気が澄んでより遠くまで見渡せるようになる晩秋か初冬に行ってみたい。
もちろん温泉はしっかり調べて。

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