記録ID: 8047327
全員に公開
ハイキング
阿蘇・九重
鶴見岳〜由布岳縦走ハイキング
2006年10月31日(火) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,774m
- 下り
- 1,832m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:05
−備忘録−
日時:2006年10月31日
場所:大分県鶴見岳−由布岳
メンバー:ぽち
行動距離:約16km
行動時間:7h-32m
博多駅06:24「ソニック1号」に乗り込み、軽い朝食を取りながら車窓に目をやる。日が昇り始めたがうっすら霧が掛かっていて収穫を終えた田んぼと妙にマッチしている。今回は大分の鶴見岳〜由布岳の縦走である。本来なら別府の海岸0mから一気登山道で鶴見岳まで登りたいところだが、時間的な制約で仕方なく一般登山口から登ることにした。
08:31別府駅到着
コンビニで行動食を揃えて駅西口のバス停に行くがバスは1時間以上待たなければならず、仕方なくタクシーに乗り込む。登山口(旗の台バス停前まで2900円)
第1ステージ
09:05 登山口(530m) 時計の標高をセットして出発!しばらくは竹林の中を進む。ここは一気登山道と呼ばれ、海抜0mの別府スパビーチから信号を横切ることがない登山道が付けられているらしく、毎年4月に「鶴見一気登山」が開催されている。このために山頂までかなりの間隔で標識が付けられており、非常にうっとうしい。距離だけでなく所要時間まで10分ごとに書かれているので意識せずにいられないのか?、どんどんペースが上がっていく。しかし自分のペースでないことに気付くまでしばらくかかった。
09:28火男火売神社(ほのおほめじんじゃ) 鳥居バス停からの登山道と合流する地点から神社の階段が始まる。少し苔が付いており、力んで登ると結構滑るではないか。このあたりからペースを幾分落として登ることにする。今日は由布院まで歩くのだ!先は長い・・・
神社を過ぎたところから本格的な登山道となり、見通しのない樹林の中を進む。標高1000mあたりから急坂になりどんどん標高を稼ぐが一向に見通しは良くない。ロープウェーからの道と合流する地点でようやく視界が開けるが、ガスでまったく下界は見えない。
10:39−11:00 鶴見岳山頂(1375m) 整備された山頂付近は平な園地になっていて、コンクリートで舗装された歩道をと階段を上がって行くと山頂である。普段なら間近に別府湾を見下ろすはずだが、霧で下界の見通しはまったくない。しばらく休憩して西登山口方面に進もうとするが、標識が不案内でしばらくウロウロしてしまった。山頂を経由して下山開始するがこちらの登山道はひっそりとしていて良い感じである。紅葉も綺麗で南面と西面ではこうも違うものか
と思うほどである。馬の背と呼ばれる尾根を境に右はガスで真っ白、左は紅葉の斜面が対照的に美しい。
11:15馬の背分岐(1260m) 緩やかな尾根を下っていくとすぐに分岐が現れる。まっすぐ行けば鞍ヶ戸から内山方面、下れば西登山口である。迷わず下るがここからが紅葉がいちばん美しいようである。廻りに見とれながら下ると南平台からの合流点に着く。更に下り、涸れ沢を何度も横切りながら一気に高度を落とす。
11:55鶴見岳西登山口(816m) 道も緩やかになって広くなり一気に下り降り、登山口に到着する。第1ステージの終了である。
第2ステージ
11:55由布岳東登山口(816m) 道路を渡ると東登山口である。休むことなく第2ステージ開始!この辺りは猪ノ瀬戸園地と呼ばれるところで平坦な遊歩道になっていて歩きやすい。休憩を入れず山頂を目指すはずだったが登りになった途端、一気にペースが落ち力が出ない。気が付けばお昼なので昼食を取るがこの先も水場がないので、持ってきたカップ麺はやめて行動食のみで済ます。あたりはガスで雲行きも怪しいので10分の昼食休憩後すぐに出発する。
12:37日向岳分岐(1055m) 緩やかな遊歩道から東峰方面の登山道に入り少し登山道らしくなってくる。東峰まで1時間50分となっているので東峰の目標を14時とする。途中夫婦連れと行き違うが他に人に会うことはなく、静かな山行である。途中何度か休憩しながらようやく岩場に差しかかる。相変わらずガスが流れているが目の前の視界が無くなるわけでもないので安心である。
13:55東峰西峰分岐 岩場をやり過ごすとひょっこりと東峰と西峰の分岐に出た。東峰経由の方が近いが見た目スリリングな西峰の方を選ぶ。ここからクライムダウンが続き、首から下げた一眼レフが邪魔になるが岩場にかかるガスがいい感じなので、シャッターを切りながらゆっくり降りる。(しかしいい写真は撮れなかった)下から見上げる山頂はやけに大きく見える。標高差で150m程度なのに・・・
14:35-40 由布岳山頂(1584m) 稜線に上がると一気に視界が開け、右手にやまなみハイウェイ、うっすらと湯布院町並みが見渡せる。右側から少し巻き気味に登ると程なく山頂に到着した。相変わらず東峰〜火口壁のあたりはガスが湧いている。南〜西斜面は霞んではいるが展望がある。時間も時間なので記念撮影をして速攻下山にかかる。
14:47マタエ(1435m) 鎖場を2カ所ほど過ぎると東峰との分岐のマタエに到着。東峰には10分程度らしいがガスで展望がなさそうなのでパスしてそのまま下山する。ガラ場をやり過ごしたあとは快適な登山道で少し小走り気味で降りるが、結構膝に負担がきているらしく思った以上にペースは上がらない。途中夫婦連れを追い越すが1200m付近から紅葉が美しく、休憩撮影タイムとする。
15:30合野越(1025m) ここまで来れば下山したも同じ。目の前の飯盛ヶ城もやっつけてしまえとばかりに登ってしまう。
15:40飯盛ヶ城(1067m) 湯布院までの下山路をチェックしながら再び分岐に向かう。
15:45合野越(1025m) 広い林道のような道を下ればすぐに水場に辿り着く。ここで顔を洗い水を補給する。今回は途中で水の補給が出来ず、山頂までにすべて水を使い切ってしまった。秋山では水場が涸れることが多いので多めに持たなければならなかったと少し反省。元気が出たところで再び下山開始。ここから林道を離れ、膝上くらいの笹藪の快適な登山道である。展望もよく、振り返れば飯盛ヶ城や由布岳の全容が見渡せる。
16:37西登山口(500m) もう一度林道を横切り、植林された薄暗い林の中を進む。堰堤沿いに道を下れば西登山口に着いた。このあとコンビニでジュースを買い一気飲み!公衆浴場を探しに金鱗湖方面へ歩く。平日だというのに結構観光客は多い。下ん湯に行くが人が多いのでパス。近くのぬるゆ温泉で汗を流す。400円と少し高価だが貸し切り状態なので良しとしよう。
一汗流したあとは「鳥天定食」を食べにゆふの森という定食屋に・・・前回九重の帰りに寄って以来だ。ここの鳥天はボリュームもあり、柔らかくてジューシーで下山後にはもってこいだ!
店を出ると既にあたりは暗く、あれほどいた観光客もいなくなり、閑散とした人気のない道を歩き駅を目指した。湯布院駅18:30発の普通列車に約1時間揺られ、大分で19:44発「ソニック54号」に乗り継いで21:59博多に到着した。
日時:2006年10月31日
場所:大分県鶴見岳−由布岳
メンバー:ぽち
行動距離:約16km
行動時間:7h-32m
博多駅06:24「ソニック1号」に乗り込み、軽い朝食を取りながら車窓に目をやる。日が昇り始めたがうっすら霧が掛かっていて収穫を終えた田んぼと妙にマッチしている。今回は大分の鶴見岳〜由布岳の縦走である。本来なら別府の海岸0mから一気登山道で鶴見岳まで登りたいところだが、時間的な制約で仕方なく一般登山口から登ることにした。
08:31別府駅到着
コンビニで行動食を揃えて駅西口のバス停に行くがバスは1時間以上待たなければならず、仕方なくタクシーに乗り込む。登山口(旗の台バス停前まで2900円)
第1ステージ
09:05 登山口(530m) 時計の標高をセットして出発!しばらくは竹林の中を進む。ここは一気登山道と呼ばれ、海抜0mの別府スパビーチから信号を横切ることがない登山道が付けられているらしく、毎年4月に「鶴見一気登山」が開催されている。このために山頂までかなりの間隔で標識が付けられており、非常にうっとうしい。距離だけでなく所要時間まで10分ごとに書かれているので意識せずにいられないのか?、どんどんペースが上がっていく。しかし自分のペースでないことに気付くまでしばらくかかった。
09:28火男火売神社(ほのおほめじんじゃ) 鳥居バス停からの登山道と合流する地点から神社の階段が始まる。少し苔が付いており、力んで登ると結構滑るではないか。このあたりからペースを幾分落として登ることにする。今日は由布院まで歩くのだ!先は長い・・・
神社を過ぎたところから本格的な登山道となり、見通しのない樹林の中を進む。標高1000mあたりから急坂になりどんどん標高を稼ぐが一向に見通しは良くない。ロープウェーからの道と合流する地点でようやく視界が開けるが、ガスでまったく下界は見えない。
10:39−11:00 鶴見岳山頂(1375m) 整備された山頂付近は平な園地になっていて、コンクリートで舗装された歩道をと階段を上がって行くと山頂である。普段なら間近に別府湾を見下ろすはずだが、霧で下界の見通しはまったくない。しばらく休憩して西登山口方面に進もうとするが、標識が不案内でしばらくウロウロしてしまった。山頂を経由して下山開始するがこちらの登山道はひっそりとしていて良い感じである。紅葉も綺麗で南面と西面ではこうも違うものか
と思うほどである。馬の背と呼ばれる尾根を境に右はガスで真っ白、左は紅葉の斜面が対照的に美しい。
11:15馬の背分岐(1260m) 緩やかな尾根を下っていくとすぐに分岐が現れる。まっすぐ行けば鞍ヶ戸から内山方面、下れば西登山口である。迷わず下るがここからが紅葉がいちばん美しいようである。廻りに見とれながら下ると南平台からの合流点に着く。更に下り、涸れ沢を何度も横切りながら一気に高度を落とす。
11:55鶴見岳西登山口(816m) 道も緩やかになって広くなり一気に下り降り、登山口に到着する。第1ステージの終了である。
第2ステージ
11:55由布岳東登山口(816m) 道路を渡ると東登山口である。休むことなく第2ステージ開始!この辺りは猪ノ瀬戸園地と呼ばれるところで平坦な遊歩道になっていて歩きやすい。休憩を入れず山頂を目指すはずだったが登りになった途端、一気にペースが落ち力が出ない。気が付けばお昼なので昼食を取るがこの先も水場がないので、持ってきたカップ麺はやめて行動食のみで済ます。あたりはガスで雲行きも怪しいので10分の昼食休憩後すぐに出発する。
12:37日向岳分岐(1055m) 緩やかな遊歩道から東峰方面の登山道に入り少し登山道らしくなってくる。東峰まで1時間50分となっているので東峰の目標を14時とする。途中夫婦連れと行き違うが他に人に会うことはなく、静かな山行である。途中何度か休憩しながらようやく岩場に差しかかる。相変わらずガスが流れているが目の前の視界が無くなるわけでもないので安心である。
13:55東峰西峰分岐 岩場をやり過ごすとひょっこりと東峰と西峰の分岐に出た。東峰経由の方が近いが見た目スリリングな西峰の方を選ぶ。ここからクライムダウンが続き、首から下げた一眼レフが邪魔になるが岩場にかかるガスがいい感じなので、シャッターを切りながらゆっくり降りる。(しかしいい写真は撮れなかった)下から見上げる山頂はやけに大きく見える。標高差で150m程度なのに・・・
14:35-40 由布岳山頂(1584m) 稜線に上がると一気に視界が開け、右手にやまなみハイウェイ、うっすらと湯布院町並みが見渡せる。右側から少し巻き気味に登ると程なく山頂に到着した。相変わらず東峰〜火口壁のあたりはガスが湧いている。南〜西斜面は霞んではいるが展望がある。時間も時間なので記念撮影をして速攻下山にかかる。
14:47マタエ(1435m) 鎖場を2カ所ほど過ぎると東峰との分岐のマタエに到着。東峰には10分程度らしいがガスで展望がなさそうなのでパスしてそのまま下山する。ガラ場をやり過ごしたあとは快適な登山道で少し小走り気味で降りるが、結構膝に負担がきているらしく思った以上にペースは上がらない。途中夫婦連れを追い越すが1200m付近から紅葉が美しく、休憩撮影タイムとする。
15:30合野越(1025m) ここまで来れば下山したも同じ。目の前の飯盛ヶ城もやっつけてしまえとばかりに登ってしまう。
15:40飯盛ヶ城(1067m) 湯布院までの下山路をチェックしながら再び分岐に向かう。
15:45合野越(1025m) 広い林道のような道を下ればすぐに水場に辿り着く。ここで顔を洗い水を補給する。今回は途中で水の補給が出来ず、山頂までにすべて水を使い切ってしまった。秋山では水場が涸れることが多いので多めに持たなければならなかったと少し反省。元気が出たところで再び下山開始。ここから林道を離れ、膝上くらいの笹藪の快適な登山道である。展望もよく、振り返れば飯盛ヶ城や由布岳の全容が見渡せる。
16:37西登山口(500m) もう一度林道を横切り、植林された薄暗い林の中を進む。堰堤沿いに道を下れば西登山口に着いた。このあとコンビニでジュースを買い一気飲み!公衆浴場を探しに金鱗湖方面へ歩く。平日だというのに結構観光客は多い。下ん湯に行くが人が多いのでパス。近くのぬるゆ温泉で汗を流す。400円と少し高価だが貸し切り状態なので良しとしよう。
一汗流したあとは「鳥天定食」を食べにゆふの森という定食屋に・・・前回九重の帰りに寄って以来だ。ここの鳥天はボリュームもあり、柔らかくてジューシーで下山後にはもってこいだ!
店を出ると既にあたりは暗く、あれほどいた観光客もいなくなり、閑散とした人気のない道を歩き駅を目指した。湯布院駅18:30発の普通列車に約1時間揺られ、大分で19:44発「ソニック54号」に乗り継いで21:59博多に到着した。
天候 | 晴れ時々霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:18人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する