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記録ID: 80478
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬ヶ原

2010年05月30日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
GREENTEA その他4人
GPS
07:05
距離
16.4km
登り
198m
下り
206m

コースタイム

5:33 鳩待峠 - 6:21 山の鼻(朝食) - 7:36 牛首分岐 - 7:55 下ノ大堀 - 8:21 竜宮十字路 - 9:25 ヨッピ吊橋 - 10:50 山の鼻(昼食) - 12:38 鳩待峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
戸倉の第一駐車場に車を止め、鳩待峠まではジャンボタクシー利用。
駐車場代が1000円、タクシーが片道800円/人(バスでも同値)。
結構な出費だがそれで尾瀬の自然が守られていると思って納得することにする。
トイレ・水場は尾瀬なので、チップさえ忘れなければ心配ない。
鳩待峠、山の鼻にトイレと水場、戸倉第一駐車場と竜宮にトイレがある。
駐車場のトイレはチップ不要。
第一駐車場の近く、尾瀬ぷらり館にも水場がある。

駐車場は第一が満車になると第二・第三があるらしいが、第一だけでも十分広い。
とはいえ、朝5時の時点でもかなり車が入っていたのは確か。
停める場所が奥のほうになると数百メートル歩く羽目になるので注意が必要。
実際、私達が帰ってきた頃には駐車場を端から端まで歩く人達の姿が見られた。
停める場所だけで10〜20分くらいロスしそうだ。
コース状況/
危険箇所等
実は、今まで尾瀬には積雪期と初秋の平日しか行った事がなかったのだが、今回、人気の水芭蕉シーズンに挑戦した。

微妙な季節にしか行っていないのはマイカー規制を嫌ったためだった。
しかし4月の至仏BCで不幸にも鳩待P満車の憂き目に遭い、戸倉からバスでのアクセスを余儀なくされたことから、バスも悪くないという事がわかった。
そこで、パンフレットでよく見るあの風景を見るべく、5月末の尾瀬ヶ原へ出かけたのだ。

ゆっくり風景や花を楽しみ写真を撮ることが目的だったため、混雑する前という事で早朝に出発して午前中には戻ってくるようなスケジュールで動いた。
今回、私達のほかに友人2名が同行しており、友人達は4時半のバスに乗るという私達に半ば呆れ気迷惑顔であった
しかし朝から予想通り人出は多く、昼が近づくにつれ更に人口密度が増したので、早めの行動は正解だったと思う。
鳩待ちに戻ったとき、観光バスが何台も停まっていてびっくりした。

下ノ大堀から見る水芭蕉はバックに残雪の至仏山を従え、見事だった。
パンフレットに写っているそのままの光景があったので大いに満足した。
そのほか、春の花が徐々に咲き出していて、目を楽しませてくれた。

道は、鳩待から山の鼻までの木道が数箇所雪に埋もれて片側通行になっていたが、それ以外は気になる箇所はなかった。
鳩待峠。
朝5時半でも普通に賑わっているから凄い。
鳩待峠。
朝5時半でも普通に賑わっているから凄い。
山の鼻までの林間はまだ雪が残っている。
ところどころ、片方の木道が埋もれて片側交互通行になっているところも。
山の鼻までの林間はまだ雪が残っている。
ところどころ、片方の木道が埋もれて片側交互通行になっているところも。
少し進むといよいよ水芭蕉がお目見えだ。
目的の下ノ大堀はまだ先だが・・・。
少し進むといよいよ水芭蕉がお目見えだ。
目的の下ノ大堀はまだ先だが・・・。
残雪をたたえた至仏山。
水面にきれいに映って見事だ。
残雪をたたえた至仏山。
水面にきれいに映って見事だ。
雪解け水なのかそこらじゅうが水浸しで、湿原というより沼地のようだ。
初めて見る光景で興味深い。
雪解け水なのかそこらじゅうが水浸しで、湿原というより沼地のようだ。
初めて見る光景で興味深い。
下ノ大堀から見る至仏山。
水芭蕉とのコラボが素晴らしい。
ポスターにも、パンフレットにも必ず出てくる構図だ。
鑑賞ポイントはそこそこ混みあっていたが、腰を落ち着けて写真を撮れるくらいの余裕はあった。
下ノ大堀から見る至仏山。
水芭蕉とのコラボが素晴らしい。
ポスターにも、パンフレットにも必ず出てくる構図だ。
鑑賞ポイントはそこそこ混みあっていたが、腰を落ち着けて写真を撮れるくらいの余裕はあった。
景鶴山。
やはり残雪が白く輝いている。
こちらも水芭蕉と共演させてみた。
景鶴山。
やはり残雪が白く輝いている。
こちらも水芭蕉と共演させてみた。
燧ケ岳も少し白いものが。
燧ケ岳も少し白いものが。
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
リュウキンカ
ワタスゲ(花)
フキノトウ
オオカメノキ
ムラサキヤシオ
イワナシ
コミヤマカタバミの蕾
コミヤマカタバミの蕾
エンレイソウ
オオバキスミレ
ネコヤナギ
ヤチヤナギの蕾

感想

人気のある時期はやはり人気だけのことはあると思った。
残雪の残る至仏山、燧ケ岳の雄大な姿は美しく、春の花々は可憐で生命力に満ちていた。

キスゲの時期にも来て見たいと思った。

それにしても尾瀬の人気はものすごい。ヘタな街中より人が多い。
個人的には、花の美しい時期も良いがやはり静かで落ち着いた季節はずれの尾瀬も捨てがたいと思う。
山はいつでもそこにあるし、空気も水も、景色もいつでも美しい。
どうせならそういったものをのんびりじっくり味わえたほうが豊かな時間が過ごせる気がする。


山の鼻で休憩中、尾瀬ガイドの友人とバッタリ会って話をした。
今年のガイドはとにかく人手不足で猫の手も借りたいとのこと。
もちろん勉強が必要だが、そういう仕事も素敵だなぁと思った。
当事者からすれば素敵ばかりではすまないつらい現実もあるのだろうけど。


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