記録ID: 8048302
全員に公開
ハイキング
祖母・傾
大崩山ハイキング
2006年10月16日(月) 〜
2006年10月17日(火)


コースタイム
1日目
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:35
−備忘録−
日時:2006年10月16日〜17日
場所:宮崎県大崩山(おおくえやま)
メンバー:ぽち
行動距離:約15.0km
行動時間:6h-35m
今回は宮崎県の大崩山。九州の山屋さんに聞くと必ず大崩山を勧められる。ただアプローチが大変で電車とバスを乗り継いで行くと停泊期間だけでは日数が足りないので今回は奮発してレンタカーを借りた。
16日(月)
寝不足の当直空けでレンタカーを借りて先ずは買い出しに行く。車は「プリウス」・・・北海道で借りて以来お気に入りになってしまった。燃費の良さから長距離はこれに限る!
ガス缶と食料、酒を買って正午丁度に都市高速に乗る。今日は現地入りだけなので気は楽だが航海中の夜勤体制から体が戻っておらず徹夜2日目といった具合だ。
車は九州道から大分道に入り快適に飛ばす。天気がいいのと車が少ないため気がつけば???kmを越えてるではないか!この車は一体いくらまで出るのか?こんなに飛ばしても安定感があり、恐怖感がないのだ!ただのエコカーではないゾ!車は大分米良ICで降り、R10号線→R326号線で南下する。途中道の駅「宇目」で生椎茸とかぼすを買う。桑の原トンネルを抜けたら黒内林道に入るはずだったがうっかり通り過ぎてしまった。ナビで祝子川温泉にセットしておいたが、林道を案内してくれるはずもなく延岡経由になっていた。(当然といえば当然だが・・・)
結局祝子川温泉に着いたのは16時半をまわっていた。取りあえず登山口を確認してから温泉駐車場に戻る。
温泉で一汗流したあとは生ビールでいっぱいやりながら従業員の人に登山道やら見所、沢ルートなどバリエーションルートをアドバイスしてもらう。ビール2杯目を呑んだところで、あたりが暗くなり慌てて駐車場でテントの設営をする。ここは第2駐車場を登山者に開放しており、テントはもちろんOKで24時間使える清潔な水洗トイレと炊事場まで用意してくれているのだ!夕食を作りながら今度は日本酒で一杯。とにかく今晩こそ寝なければ・・・と焦りのために酒がすすむ。先ずは椎茸を焼いてかぼすをたらす。メインはヒレステーキでしめて20時前には寝袋に入った。
しかし寝たのもつかの間で原チャリで数人駐車場を走り回り始めた。時計は21時
・・・1時間近く居ただろうか?完全に目が覚めあれこれ寝ようと努力するが寝付けず、結局4時過ぎにウトウトしだしたようだ。しかし5時10分に目覚ましが鳴って仕方なく起床する。少し頭痛(二日酔い?)がするが仕方なくテントを畳んで登山口まで車で移動。朝食はきつねどん兵衛に餅を3つ突っ込んで無理やり放り込む。
17日(火)
05:55 登山口(640m) 登山者名簿に記入しヘッデンを点けて出発!餅3つが効いたのか?眠気もなく体は暖まって調子が良さそうだ。しばらく歩くとあたりは白々としてきたのでヘッデンを外す。
06:10 大崩山荘(750m) コースタイムでは30分とあるが約半分で到着。結構調子がいいかも?
06:30 祝子川本流 一面に巨岩が転がっていて立派な橋を渡る。正面には霞掛かった小積ダキが見え、これからが登山開始といったところか?まだ足下が暗く樹林に入ったところから道が不明瞭になり、ルートを外してしまった。しばらく何も考えず適当に登っていたがやはり初めての所なので地図を出して慎重にルートを探すことにした。まず小積谷を渡渉することが頭になかったようで元来たところまで下りルートと合流した。15分ぐらいのロスだろうか?
07:00 大岩通過 狭い岩の間を通り抜けるといきなりの急斜面だ。ここからは一気にペースを上げるがすこぶる順調である。4ヶ月ぶりの登山(ハイキング)とは思えないくらいだ。途中梯子やらロープやらうるさいが出来るだけ頼らずに登る。
07:38 袖ダキ(1050m) 急登をこなすと一気に展望が開ける。袖ダキ展望台といわれるところだ。あまりの大岩壁にしばらく見取れてしまった。小積ダキの方の写真を撮りたいが大きすぎてファインダーに収まりきらない。上を見上げると、これから登るわく塚の稜線が続き、わくわくする。登山道の分岐から少し行くと梯子が掛かっておりわく塚の稜線に出る。ここから再び展望が開け、岩崚ルートを独り占めする。シャッターを夢中で切るが相手が大きすぎて絵にならない・・・
08:15 中わく塚(1360m) ここから直接上わく塚行けると思いこんでいたので迷うことなく岩を攀るが残置スリングやらロープが出てくる。しかも結構やばそう・・・フリーで行けなくはないが、これは一般ルートではない!と気付くまでしばらくかかった。仕方なく戻ってルートを探す。今回2回目の道迷い。上わく塚下を巻くルートを急ぐ。
08:55〜09:10 上わく塚(1450m) 上わく塚基部にザックを置いて上を目指すがロープが掛かっており、容易く頂上に立てた。中わく塚や島のようにそびえ立つ七日廻りの巨岩が印象的だ。
09:40〜50 大崩山山頂(1643m) リンドウの丘を通過し、笹藪をひたすら漕ぎながらすすむ。あっけなく頂上到着。展望もなくあまりに寂しすぎる。皆が頂上は踏まなくてもいいよと言った意味がわかったが、、やはり1回は行くしかないだろう。早い昼食を済ませ出発する。
10:25〜35 坊主尾根テラス 笹藪を走るように抜け尾根上を進む。木々の間からわく塚尾根がちらりと覗かせる。写真を撮りたいがこの木々が邪魔になる。焦らされながら下ると突然目の前にわく塚尾根が広がる。テラスと呼ばれる撮影ポイントだ。ここは心を静めてゆっくりとシャッターを切るが思うように撮れない。相手がでかすぎる・・・小積ダキへは3分ほどの距離でここでも絶景が広がる。
11:00 下小積ダキ 下小積ダキの下はワイヤーのあるトラバースがあり、ここがらが巨岩がひしめく坊主尾根の下りだ。念のため首から下げていたカメラをザックにしまって岩場の下りに備える。いやというほどの梯子とロープがあり、どんどん標高を落としていく。
11:30 林道分岐 これでもかという急坂を下ったところに林道分岐が待っていた。どちらか迷ったが歩きやすいだろうと林道を選らんだが歩きづらい上に結構長い。林道も放っておくとこうにもなるんだなと思わされる荒廃ぶり。いったいいくらこれに注ぎ込んだろうなんて考えているうちに歩きやすいアスファルトに変わった。
12:30 登山口 コースタイム6h−35m 迷いがなければ6hで行けたかも?なんて思うがもう少しゆっくり景色を眺めながら歩いても良かった気もする。とにかく素晴らしい!自分ではこの素晴らしい風景を文章でも伝えられないし、写真でも伝えることが出来ないのが残念です。行ってない方は是非この目で確かめて見て下さい。
あとは車で戻って温泉で汗を流し、ビールでなくコーラで乾杯!温泉の人に「早いですね驚きましたよ」といわれたが、昨日は普通に8時間以上かかると聞いていたのでかなり意識してしてしまったのは確かだ。
しかしこれから先博多までのドライブが待っている。あまりお金もないので高速を使わず「原尻の滝」「久住」「牧ノ戸峠」を観光しながらひたすら下道を走ったが、レンタカーの返却時間があったので仕方なく大分道玖珠ICから高速に乗り帰路についた。
日時:2006年10月16日〜17日
場所:宮崎県大崩山(おおくえやま)
メンバー:ぽち
行動距離:約15.0km
行動時間:6h-35m
今回は宮崎県の大崩山。九州の山屋さんに聞くと必ず大崩山を勧められる。ただアプローチが大変で電車とバスを乗り継いで行くと停泊期間だけでは日数が足りないので今回は奮発してレンタカーを借りた。
16日(月)
寝不足の当直空けでレンタカーを借りて先ずは買い出しに行く。車は「プリウス」・・・北海道で借りて以来お気に入りになってしまった。燃費の良さから長距離はこれに限る!
ガス缶と食料、酒を買って正午丁度に都市高速に乗る。今日は現地入りだけなので気は楽だが航海中の夜勤体制から体が戻っておらず徹夜2日目といった具合だ。
車は九州道から大分道に入り快適に飛ばす。天気がいいのと車が少ないため気がつけば???kmを越えてるではないか!この車は一体いくらまで出るのか?こんなに飛ばしても安定感があり、恐怖感がないのだ!ただのエコカーではないゾ!車は大分米良ICで降り、R10号線→R326号線で南下する。途中道の駅「宇目」で生椎茸とかぼすを買う。桑の原トンネルを抜けたら黒内林道に入るはずだったがうっかり通り過ぎてしまった。ナビで祝子川温泉にセットしておいたが、林道を案内してくれるはずもなく延岡経由になっていた。(当然といえば当然だが・・・)
結局祝子川温泉に着いたのは16時半をまわっていた。取りあえず登山口を確認してから温泉駐車場に戻る。
温泉で一汗流したあとは生ビールでいっぱいやりながら従業員の人に登山道やら見所、沢ルートなどバリエーションルートをアドバイスしてもらう。ビール2杯目を呑んだところで、あたりが暗くなり慌てて駐車場でテントの設営をする。ここは第2駐車場を登山者に開放しており、テントはもちろんOKで24時間使える清潔な水洗トイレと炊事場まで用意してくれているのだ!夕食を作りながら今度は日本酒で一杯。とにかく今晩こそ寝なければ・・・と焦りのために酒がすすむ。先ずは椎茸を焼いてかぼすをたらす。メインはヒレステーキでしめて20時前には寝袋に入った。
しかし寝たのもつかの間で原チャリで数人駐車場を走り回り始めた。時計は21時
・・・1時間近く居ただろうか?完全に目が覚めあれこれ寝ようと努力するが寝付けず、結局4時過ぎにウトウトしだしたようだ。しかし5時10分に目覚ましが鳴って仕方なく起床する。少し頭痛(二日酔い?)がするが仕方なくテントを畳んで登山口まで車で移動。朝食はきつねどん兵衛に餅を3つ突っ込んで無理やり放り込む。
17日(火)
05:55 登山口(640m) 登山者名簿に記入しヘッデンを点けて出発!餅3つが効いたのか?眠気もなく体は暖まって調子が良さそうだ。しばらく歩くとあたりは白々としてきたのでヘッデンを外す。
06:10 大崩山荘(750m) コースタイムでは30分とあるが約半分で到着。結構調子がいいかも?
06:30 祝子川本流 一面に巨岩が転がっていて立派な橋を渡る。正面には霞掛かった小積ダキが見え、これからが登山開始といったところか?まだ足下が暗く樹林に入ったところから道が不明瞭になり、ルートを外してしまった。しばらく何も考えず適当に登っていたがやはり初めての所なので地図を出して慎重にルートを探すことにした。まず小積谷を渡渉することが頭になかったようで元来たところまで下りルートと合流した。15分ぐらいのロスだろうか?
07:00 大岩通過 狭い岩の間を通り抜けるといきなりの急斜面だ。ここからは一気にペースを上げるがすこぶる順調である。4ヶ月ぶりの登山(ハイキング)とは思えないくらいだ。途中梯子やらロープやらうるさいが出来るだけ頼らずに登る。
07:38 袖ダキ(1050m) 急登をこなすと一気に展望が開ける。袖ダキ展望台といわれるところだ。あまりの大岩壁にしばらく見取れてしまった。小積ダキの方の写真を撮りたいが大きすぎてファインダーに収まりきらない。上を見上げると、これから登るわく塚の稜線が続き、わくわくする。登山道の分岐から少し行くと梯子が掛かっておりわく塚の稜線に出る。ここから再び展望が開け、岩崚ルートを独り占めする。シャッターを夢中で切るが相手が大きすぎて絵にならない・・・
08:15 中わく塚(1360m) ここから直接上わく塚行けると思いこんでいたので迷うことなく岩を攀るが残置スリングやらロープが出てくる。しかも結構やばそう・・・フリーで行けなくはないが、これは一般ルートではない!と気付くまでしばらくかかった。仕方なく戻ってルートを探す。今回2回目の道迷い。上わく塚下を巻くルートを急ぐ。
08:55〜09:10 上わく塚(1450m) 上わく塚基部にザックを置いて上を目指すがロープが掛かっており、容易く頂上に立てた。中わく塚や島のようにそびえ立つ七日廻りの巨岩が印象的だ。
09:40〜50 大崩山山頂(1643m) リンドウの丘を通過し、笹藪をひたすら漕ぎながらすすむ。あっけなく頂上到着。展望もなくあまりに寂しすぎる。皆が頂上は踏まなくてもいいよと言った意味がわかったが、、やはり1回は行くしかないだろう。早い昼食を済ませ出発する。
10:25〜35 坊主尾根テラス 笹藪を走るように抜け尾根上を進む。木々の間からわく塚尾根がちらりと覗かせる。写真を撮りたいがこの木々が邪魔になる。焦らされながら下ると突然目の前にわく塚尾根が広がる。テラスと呼ばれる撮影ポイントだ。ここは心を静めてゆっくりとシャッターを切るが思うように撮れない。相手がでかすぎる・・・小積ダキへは3分ほどの距離でここでも絶景が広がる。
11:00 下小積ダキ 下小積ダキの下はワイヤーのあるトラバースがあり、ここがらが巨岩がひしめく坊主尾根の下りだ。念のため首から下げていたカメラをザックにしまって岩場の下りに備える。いやというほどの梯子とロープがあり、どんどん標高を落としていく。
11:30 林道分岐 これでもかという急坂を下ったところに林道分岐が待っていた。どちらか迷ったが歩きやすいだろうと林道を選らんだが歩きづらい上に結構長い。林道も放っておくとこうにもなるんだなと思わされる荒廃ぶり。いったいいくらこれに注ぎ込んだろうなんて考えているうちに歩きやすいアスファルトに変わった。
12:30 登山口 コースタイム6h−35m 迷いがなければ6hで行けたかも?なんて思うがもう少しゆっくり景色を眺めながら歩いても良かった気もする。とにかく素晴らしい!自分ではこの素晴らしい風景を文章でも伝えられないし、写真でも伝えることが出来ないのが残念です。行ってない方は是非この目で確かめて見て下さい。
あとは車で戻って温泉で汗を流し、ビールでなくコーラで乾杯!温泉の人に「早いですね驚きましたよ」といわれたが、昨日は普通に8時間以上かかると聞いていたのでかなり意識してしてしまったのは確かだ。
しかしこれから先博多までのドライブが待っている。あまりお金もないので高速を使わず「原尻の滝」「久住」「牧ノ戸峠」を観光しながらひたすら下道を走ったが、レンタカーの返却時間があったので仕方なく大分道玖珠ICから高速に乗り帰路についた。
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2006年10月の天気図 |
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