快晴のアヤメ平


- GPS
- 05:56
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 678m
- 下り
- 674m
コースタイム
天候 | 快晴 ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は、ゲートより30分くらいは出たり消えたりで、スキー+シールで快適に登降するには既に賞味期限切れだった。笹原(田代原)の少し手前付近からようやく雪が繋がり、そこからアヤメ平の台地まではずっと雪の上を歩いた。雪質は、朝のうちは硬かったが時間の経過と気温の上昇と共に快適なざらめになった。 |
写真
感想
富士見下には6時前に到着。手前の戸倉駐車場は満車状態だったが、こちらは先客2台とわずかな数だった。外気温は2度と、最近の暖かさに慣れた身には寒く感じた。支度をして6:08に行動開始するも、ゲート付近は雪なし。当然スキー板は履けないので手に持って歩く。すると雪はその後現れるものの繋がることはなく、切れる箇所が多かった。さすがに連休にもなるとこの林道を快適にスキーで往復するのは難しそうだ。雪がなくて帰りたくなったが、他に行くところもないので何とか気を取り直して進む。田代原は林道からは離れているが、笹原にぽっかり開いた空間できれいなので寄っていくことに。そしてこの辺りからようやく雪が繋がるようになり、スキー登降でも楽に歩けるようになってきた。スタートから30分くらいはスキー板で歩くには難儀だったが、この時期であれば致し方ないだろう。田代原で少し休憩。雪の下の笹が一部見え始めていたが、まだしばらくは雪原が見られそう。天気快晴で、空が青い。風なく止まって休憩しても寒さは感じない。休憩後に行動再開。林道を交差し無雪期は笹原にある池に向かう。この時期積雪が溶けかかることでドラゴンアイが見られるのだ。実際は、まだ雪が多くて目の部分は少なく見えた。もう少し雪が融けた後が見頃かもしれない。ドラゴンアイの観察が終わるとその後はしばらくひたすら林道歩き。歩いてもオーバーヒートするほどは暑くなく、衣類調整だけで比較的快適に進めた。それよりも快適なのが原因なのか、家を深夜出発した寝不足が原因なのかは不明だが、緩い林道をシール登降していたら眠くて仕方なかった。暑くも寒くもないので、その辺りに座ってしばらく昼寝でもしたいくらいの快適さだった。寝ても良かったが好天もいつまで続くか分からないので、眠くても進むことに。先へ行くと台地が徐々に近くに見え始めた。台地の最上部は日当たり良好のため既に藪が出ていたり、台地直下付近の雪が雪崩れてデブリを形成していた。とは言えまだ快適に登り下りできる斜面はありそうだった。林道は途中で捨てショートカットして台地へ上がる。傾斜が少しきつくなるのでジグザグに雪面を登る。つぼ足のZさんとは一部登るルートが異なるし、Zさんは念のため途中でアイゼンを装着していた。自分は雪が緩んでいて恐怖感も特にないためスキー+シールで登り上げたが、途中で何度かずるずると滑ることはあった。右手の方角にトラバース気味に標高を上げて無事台地へ登り上げる。Zさんも無事到着。振り返ると日光白根山が見え、アヤメ平の方角には武尊山もよく見えた。そして台地に上がり少し進むと、燧ヶ岳がよく見えた。相変わらず絵になる立派な山だと思う。立ち止まり写真を撮る。台地に上がれば風に吹かれて寒くなると思ったが、風は弱くてほぼ感じず。軽装のままで進めた。更に進むと前方にまだ白い至仏山が見えた。そして今日の目的地であるアヤメ平に9:27到着。標柱がはっきり見えていたし、一部木道も既に露出していた。この辺りは樹木がなく、風が出ると寒いのだが、今日はあたりというか、ジャケットさえ着れば特に寒さは感じなかった。座って2人で大休止する。ここまで山中では誰も見掛けず貸し切り。ゴールまで来ても誰もおらず、やはり貸し切り。皆至仏山に行ったのだろうか。静かな尾瀬を楽しみ、30分ほどかけてのんびり休憩した。自分は下りの準備をする。10時頃、名残惜しいが下山開始。来た道を戻る。台地へ上がったあたりまで戻りここから自分はスキー。傾斜は自分にとっては少し急だったが、雪質が快適なざらめだったので問題なし。快適なスキーができた。その後林道に出るまでまずまず快適な滑りが楽しめた。林道に至り、暑さ対策のためジャケットはザックにしまう。この先飛ばして滑ることはないので、軽装でも問題ない。Zさんはつぼ足なので林道に至っても時折待ちつつ進む。台地に上がるまで誰も見掛けなかったが、下りに差し掛かったら時折登りのハイカーとすれ違った。出発の時間が我々は少し早かったようだ。帰りは林道スキー。雪は上部は豊富なので林道も割と快適に進めた。帰りもドラゴンアイに寄る。朝よりも池の水が融けていて、あまり不用意に近付くと池に落ちる恐れがあるので、慎重に進む。ここで水飲み休憩してから先に進む。帰りも田代原の笹原に寄る。快適なのはここまでか、と思うと後ろ髪引かれるというか、天気も良いのでのんびりしたい気持ちになったが、帰りの渋滞のことを考えるとさっさと下山したほうが良いと思えた。田代原を過ぎると雪の汚れが目立ち始め、積雪も少なくなる。そして雪切れ箇所が連発する。板を手に持ったり滑ったりを繰り返して進む。つぼ足でサクサク進むZさんのほうがペースが良かった。最後は5分ほどスキーはせずスキーブーツで歩いたら無事クルマに11:52到着。朝は数台だったクルマは10台くらいに増えていた。スキー板とスキーブーツは、帰りの雪や林道歩きでかなり汚れたので、丁寧に汚れを払い落としてからクルマに入れる。標高の低い所の雪切れさえ我慢できれば、それより上は今日はまずまず快適だった。
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