記録ID: 8089320
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ハイキング
関東
伊豆大島・ジオパーク三原山横断(夜行日帰り)
2025年04月30日(水) [日帰り]
東京都
みきちゃん
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:02
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 857m
- 下り
- 836m
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日帰り
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:01
距離 20.1km
登り 857m
下り 836m
11:34
大島公園BS
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
船
オフトクチケット利用(2等和室往復) 7,000円 空いているときは予約時に場所のリクエストできるようです ・大島バス 岡田港→地層大切断面 早朝連絡バス 570円 大島公園→元町港 570円 +運転手さんのミニガイドサービスありました |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・火山礫のガレ・ザレは歩きにくいです ・裏砂漠は踏み跡が怪しい（細かい火山礫が固く締まっているので足跡が付きにくい）ところがありますが、遠目で道標をめがけて歩くと良いと思いました。 |
| その他周辺情報 | 大島公園 椿園(椿が終わって閑散)、動物園(まったり)、椿資料館(その年のドライフラワーあり。受付の方から観光情報いただきました) いずれも無料です。 |
写真
毎度お世話になっております「さるびあ丸」。
観光のみならず、島民の貴重な足です。
観光のみならず、島民の貴重な足です。
予約時のリクエストが通り、18人部屋へ。7人だけだったのでゆったりのんびりです。
他のグループの方たちと、消灯まで明日の行動計画の情報交換。
2
4/29 21:46
予約時のリクエストが通り、18人部屋へ。
7人だけだったのでゆったりのんびりです。
他のグループの方たちと、消灯まで明日の行動計画の情報交換。
7人だけだったのでゆったりのんびりです。
他のグループの方たちと、消灯まで明日の行動計画の情報交換。
風が強めでしたが、波やうねりもなかったのでほとんど揺れを感じずに朝を迎えました。デッキで富士山見学。
定刻通り、AM6時に伊豆大島・岡田港に入港です。（深夜便は時速換算で15��/hなので、かなりゆっくりです）
さるびあ丸から下船。あっという間でした。
8時間後には折り返しのこの船にお世話になります。
8時間後には折り返しのこの船にお世話になります。
早朝連絡バスは主要地（3方向）に向けて待機していました。
このバスの乗り方に合わせて行動計画を練ることになりました。
このバスの乗り方に合わせて行動計画を練ることになりました。
約30分でスタート地点の地層大切断面BSに到着。
腹ごしらえして歩行開始です。
腹ごしらえして歩行開始です。
別名「バームクーヘン」の名の通り、2万年で約100回の噴火を繰り返して作り上げられた自然の造形です
1953年、道路工事の際に発見されたものですが、恐らくは大島全体がこのような地形になっていると思われます。
海岸線を通る大島一周道路からは、利島、新島、式根島、そして神津島まで見えます。残るは利島だけか。。。
砂の浜（さのはま）海岸に降り立ちました。ここは、火山灰や火山砂などが砕けて細かくなった溶岩が集まってできた黒い砂浜が特徴です。ウミガメの産卵地とのことです。
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4/30 6:56
砂の浜（さのはま）海岸に降り立ちました。
ここは、火山灰や火山砂などが砕けて細かくなった溶岩が集まってできた黒い砂浜が特徴です。ウミガメの産卵地とのことです。
ここは、火山灰や火山砂などが砕けて細かくなった溶岩が集まってできた黒い砂浜が特徴です。ウミガメの産卵地とのことです。
少し戻って、三原山への取りつきポイントへ。
何も標識がないので、ヤマレコルートマップ頼りです…
何も標識がないので、ヤマレコルートマップ頼りです…
なだらかに上がっていくルートには、鹿よけの柵が張り巡らされています。朝から陽ざしが強いのですが、鬱蒼とした樹林帯なので暑さから逃れることができました。
1
4/30 7:12
なだらかに上がっていくルートには、鹿よけの柵が張り巡らされています。
朝から陽ざしが強いのですが、鬱蒼とした樹林帯なので暑さから逃れることができました。
朝から陽ざしが強いのですが、鬱蒼とした樹林帯なので暑さから逃れることができました。
標高400m近くまで登ると風景が一変し、遮るものがなくなり、ザレた火山礫のルートを登っていきます。（なかなか近づかない外輪山。踏ん張りどころでした）
2
4/30 7:59
標高400m近くまで登ると風景が一変し、遮るものがなくなり、ザレた火山礫のルートを登っていきます。（なかなか近づかない外輪山。踏ん張りどころでした）
登り切ったところにある「滑り台跡」。ここは、昔、海に向かってローラーコースターのアトラクションがあったようです。人口造形物のコンクリートがそれを物語ります。今あったら楽しいだろうに…
2
4/30 8:12
登り切ったところにある「滑り台跡」。
ここは、昔、海に向かってローラーコースターのアトラクションがあったようです。人口造形物のコンクリートがそれを物語ります。今あったら楽しいだろうに…
ここは、昔、海に向かってローラーコースターのアトラクションがあったようです。人口造形物のコンクリートがそれを物語ります。今あったら楽しいだろうに…
三原山が目前に！
前回は爆風でマジで飛ばされるかと思いましたが、今回は風も穏やかで絶好のジオ歩きになりました。
前回は爆風でマジで飛ばされるかと思いましたが、今回は風も穏やかで絶好のジオ歩きになりました。
荒涼とした「表砂漠」。
ルートはあってないようなもので、遠目で道標を見つけ、それに向かった適当に歩きました、
ルートはあってないようなもので、遠目で道標を見つけ、それに向かった適当に歩きました、
「赤ダレ」…溶岩が高温の状態で空気に十分触れたため、酸化して赤くなった現象。安全柵もない崖っぷちなので覗き込み注意です。
この溶岩石は多孔質ではなく、表面がツルツルです。
色々観察すると興味深いです。
色々観察すると興味深いです。
荒涼な表砂漠とどっかり構える三原山。
植生が少しずつ復活しています。
植生が少しずつ復活しています。
裏砂漠ゾーンに突入。
足元は火山礫が締まっていて歩きやすいです。
その分、足跡が付きにくく、外輪山めがけて適当に歩きます。
足元は火山礫が締まっていて歩きやすいです。
その分、足跡が付きにくく、外輪山めがけて適当に歩きます。
正面に外輪山の一角の櫛形山。
ここはあまり植物が生えていないです。
ここはあまり植物が生えていないです。
櫛形山を後にして、テキサスルート目指して裏砂漠を下ります。足跡がよくわからないですが、視界がクリアで必ずテキサスルートに出会うので、サクッと下りました。
3
4/30 9:54
櫛形山を後にして、テキサスルート目指して裏砂漠を下ります。
足跡がよくわからないですが、視界がクリアで必ずテキサスルートに出会うので、サクッと下りました。
足跡がよくわからないですが、視界がクリアで必ずテキサスルートに出会うので、サクッと下りました。
大島温泉ホテル、三原山、大島公園、外輪山の交差点まで来ました。（前回は大島温泉ホテル発だった）
3.5�匐瓩�、ほぼほぼ一直線に延びるテキサスルート。
（地元の方曰く、ココは登るのではなく、下るルーだそう）
（地元の方曰く、ココは登るのではなく、下るルーだそう）
かなり飛ばして（バスの時間）、テキサスルート入口（大島一周ルート出合い）まで下ってきました。
椿公園は人の気配せず…。
椿のシーズン以外の見どころは。。。のようです。
椿のシーズン以外の見どころは。。。のようです。
時間が余ったので、椿資料館に立ち寄りました。他の見学者もなく、受付の方から泉津海岸遊歩道、元町（本日の出帆港）等の情報をたくさんいただきました。
1
4/30 11:10
時間が余ったので、椿資料館に立ち寄りました。
他の見学者もなく、受付の方から泉津海岸遊歩道、元町（本日の出帆港）等の情報をたくさんいただきました。
他の見学者もなく、受付の方から泉津海岸遊歩道、元町（本日の出帆港）等の情報をたくさんいただきました。
これは、その年咲いた椿をドライフラワー化したものです。美しさを残すために、ドライフラワーのスペシャリストがいるとのことです。
2
4/30 11:28
これは、その年咲いた椿をドライフラワー化したものです。
美しさを残すために、ドライフラワーのスペシャリストがいるとのことです。
美しさを残すために、ドライフラワーのスペシャリストがいるとのことです。
不勉強で、こんなにたくさんの品種があると思っていませんでした。
バスの出発時刻まで少しあったので、動物園へ（無料）
こちらはバーバリーシープ。
小さい子からボスっぽい大型もいました。
こちらはバーバリーシープ。
小さい子からボスっぽい大型もいました。
運転手さんがホスピタリティーに溢れており、（動物園から逃げちゃったと思われる）キョンの姿、富士山、入り江の透明な海、泉津の切通し（写真）など、観光案内をしてくれました（減速、写真撮影タイムあり）
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4/30 12:17
運転手さんがホスピタリティーに溢れており、（動物園から逃げちゃったと思われる）キョンの姿、富士山、入り江の透明な海、泉津の切通し（写真）など、観光案内をしてくれました（減速、写真撮影タイムあり）
元町港に到着しました。だいぶ時間が余ったので、地元スーパー（生活が見えるので行くのが好きです）で買い出し、海の見えるベンチで祝杯をあげました。
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4/30 12:50
元町港に到着しました。
だいぶ時間が余ったので、地元スーパー（生活が見えるので行くのが好きです）で買い出し、海の見えるベンチで祝杯をあげました。
だいぶ時間が余ったので、地元スーパー（生活が見えるので行くのが好きです）で買い出し、海の見えるベンチで祝杯をあげました。
元町港だと到着時間が早く（利島港と同じ側にある）、出発30分前に乗船できました。
撮影機器：
感想
・2度目の伊豆大島。
・今回はGWの隙間に販売されたオフトクチケットを利用した船旅です。(通常船賃の約4割引)
・2等和室(雑魚寝部屋)ですが、往復ともにガラガラだったのでノビノビ使うことができ、コスパ良かったと思います。
・夜行日帰りのため、滞在時間(8.5時間)や交通機関(平日は山頂までのバスなし)の制約がありますが、三原山横断ルートとしたことで効率よく動けました。
・上陸(AM6時)後、早朝連絡バスでスタート地点の地層大切断面まで直行しました。(時刻表はないですが、3方向でている)
・地層切断面からの山登りは恐らくマイナーです。レコを見てもあまり出てこないです。標高400mまでは樹林帯を進むので風景に変化がないのですが、樹林帯を超えると風景が一変し、荒涼とした大地と振り返れば、利島以遠の伊豆七島が見えるダイナミックなルートに変わります。
・2度目なので、前回行けなかったところを中心にルート作成しました。
その結果横断ルートになりました。
地層大切断面、砂（さ）の浜、表砂漠、滑り台跡、赤ダレ、裏砂漠、櫛形山…
少し忙しいですが、それでも十分堪能できる、充実した一日（半日？）でした。
まあ、王道ではなく、マニアックなルート思います（笑）
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