湯の沢 ピストン 清和県民の森

2025年05月01日(木) [日帰り]

• GPS: 01:55
• 距離: 3.3km
• 登り: 175m
• 下り: 172m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:56
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:56

距離 3.3km 登り 175m 下り 172m

9:58 スタート地点
11:53 ゴール地点

天候

晴れ　気温19度　風2m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

清和県民の森キャンプ場駐車場(湯の沢橋手前)　トイレあり

コース状況／危険箇所等

穏やかなナメが続き、苔むした緑の曲線、沢のせせらぎ、小さな魚、野鳥のさえずり、見上げると新緑の木々、視界に入るすべてがいやしのスポットでした。

沢歩きです。危険なところはありません。太ももぐらいの深みは所々にありますが、右岸、左岸、沢の真ん中、浅いところを探して歩けば、スパイク足袋でも水が入ることなく歩けました。

９時過ぎにキャンプ場入口に入ろうとしたら管理人さんにガツンと断られ、10時になったらいいとのことでした。
入渓ポイントは県民の森キャンプ場の小道を抜けて、つきあたりのフェンス右手にある階段を降ります。

ゴーロから始まりますが、すぐにナメになります。地質は泥岩です。所々に乳白色で細粒のタフ(火山灰)や黒色で粗粒のスコリア(火山レキ)がはさまってました。
途中2〜3ヵ所で、硫黄の匂いがする白い液体が
にじみでてます。

本流にゆるい小さな滝はありますが、大きな滝はありません。分岐の枝沢にいくつかありました。
倒木はありますが、どこも通りぬけられます。

その他周辺情報

｢愛彩畑｣のフードコートのピザ屋　国道416号沿い　地元だけでなく人気だそう。

写真

5/1 9:58

清和県民の森キャンプ場の駐車場です。きれいなトイレがあります。相方も安心です。
9時前につきましたが、事情があり10時まで車で休みました。

5/1 9:59

｢ゆのさわばし｣を渡ります。

5/1 9:59

橋の上からはやくもきれいな地層です。

5/1 10:00

橋から湯の沢が見えます。

5/1 10:00

藤の花があちこち咲いてました。

5/1 10:00

橋を渡ると右手がキャンプ場、左手の建物はキャンプの受付で、管理人さんがいます。キャンプ利用の関係で10時前は右手に入れません。

5/1 10:02

清和県民の森キャンプ場　炊事場やトイレなど共用施設

5/1 10:02

テントサイトは一区画ごとによく整地されてます。木製のテーブルとベンチ、バーベキューが楽しめそう。別の区域にはオートキャンプの案内も。

5/1 10:05

キャンプ場から階段を降りたところが入渓ポイントです。アクセスも安心です。

5/1 10:06

はじめのうちはゴーロです。

5/1 10:08

魚がよく見えます。ちょっと水が黄色っぽく見えます。

5/1 10:11

ゴーロだけど美しい渓谷

5/1 10:13

泥岩主体の地層です。

5/1 10:16

中央右手の黒い石がイノシシに見えました。

5/1 10:17

枝沢です。

5/1 10:18

5/1 10:20

入渓して15分、ここからナメが始まりました。

5/1 10:21

はやくもゴルジュです。苦労なくこの景色。

5/1 10:22

左右の泥岩の地層にはびっしりと苔が張り付いてます。

5/1 10:26

5/1 10:26

地層の凹凸にあわせて何段も段差がありました。

5/1 10:27

崖から沢底のナメに曲線を描きます。

5/1 10:34

ナメが続きます。

5/1 10:36

かすかに硫黄の匂いがしてます。崖から３すじ、白い液がにじみでてます。

5/1 10:35

これが湯の沢の名前の由来でしょうか。硫黄の匂いがしますが、白いのはバクテリアが繁殖してるとか。

5/1 10:36

森林館方面とキャンプ場の標識。昔の名残りです。

5/1 10:37

森林館方面はこちらを上っていくようです。道が今も続くのか気になります。

5/1 10:38

6月になるとここに花が咲くのでしょうか。

5/1 10:39

滑らかな泥岩。昔からこんな泥岩の地層が好きです。

5/1 10:40

5/1 10:41

慎重にヘリを歩きます。

5/1 10:43

5/1 10:45

5/1 10:46

枝沢の滝です。ながめるだけ。

5/1 10:46

房総とは思えない見事な景観

5/1 10:48

この写真を1000ピースのパズルにすると、かなり難しくなりそう。

5/1 10:50

ベルベットのように苔が光ってます。

5/1 10:50

ヘリを慎重に歩きます。

5/1 10:52

相方はここでしりもちをつきました。

5/1 10:54

枝沢です。

5/1 10:55

ここが代表写真。

5/1 10:55

ナメナメです。

5/1 10:56

きれいな 緑のV字

5/1 10:58

ここは深い。ステップがあるようですが滑りそう。今日はここで終了。折り返します。

5/1 10:59

乳白色のタフ(火山灰層)です。

5/1 11:01

ピストンでも進行方向の違いで、別の景色が楽しめました。

5/1 11:02

5/1 11:04

枝沢です。

5/1 11:07

スコリアの黒い粒々がよく見えます。今はない火山島の噴出物です。

5/1 11:09

このヘリを歩きます。滑らなかった。

5/1 11:10

5/1 11:12

枝沢です。

5/1 11:13

ここは白い液がよくでてました、

5/1 11:13

よく見るとねばねばしてそうで、白い糸が束になっているようでした。バクテリアが繁殖してるのでしょうか。

5/1 11:14

5/1 11:17

乳白色のタフがとぎれとぎれにいくつも見えます。
泥岩が削られると、その下に薄く広がるタフが顔を出します。タフは一枚です。目の錯覚、面白い。

5/1 11:29

これも代表写真候補です。

5/1 11:31

5/1 11:33

枝沢です。

5/1 11:35

ゴーロになるとそろそろ退渓ポイントです。

5/1 11:37

5/1 11:37

沢が深くなっているところです。
相方、ふんばってます。

5/1 11:41

ゴーロ

5/1 11:45

キャンプ場への階段が見えました。無事退渓。

5/1 12:29

いつもは通り過ぎていた｢愛彩畑｣に初めて寄り、噂のピザを食べました。｢40〜50分待ちですがいいですか｣と言われ、人気は間違いないと期待が高まります。ピザを待つ間に濃厚なソフトクリームを食します。

5/1 13:10

1500円くらいの2枚。モッツァレラチーズとハーブのピザ。クセになる味。沢歩きの成功を食しました。

撮影機器：

SCG13 samsung

装備

個人装備

スパイク足袋 ラバーの長靴

感想

tutumi

mototake さんの｢湯の沢｣レコ(2024年6月26日)をたどらせていただきました。山行記録では大きな滝がなく美しいナメが続くとのことでしたがそのとおりでした。ありがとうございます。

沢歩き初心者です。力量以上のところはいきません。相方と一緒なのでひざより深そうなところで折り返しました。

イノシシもシカもでませんでしたが、河原の黒い真ん丸の岩(たぶんスコリア)が、遠くから見るとイノシシに見えて身構えました。
ケイワタバコのシーズンが来たら、また歩きます。