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Yamareco

記録ID: 8096485
全員に公開
雪山ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

安達太良山|残雪期の"ほんとの空"

2025年05月01日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:24
距離
4.6km
登り
345m
下り
346m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:20
休憩
0:30
合計
2:50
距離 4.6km 登り 345m 下り 346m
9:08
3
スタート地点
9:13
33
9:46
56
10:42
11:05
28
11:32
11:33
18
11:58
ゴール地点
天候 晴れ、微風。
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山口から山頂付近までは積雪あり。
この季節ならではの踏み抜きやどろんこゾーンにご注意ください。
仮眠した道の駅から。
最高の天気でテンションMAX
2025年05月01日 07:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 7:21
仮眠した道の駅から。
最高の天気でテンションMAX
小富士方面
2025年05月01日 07:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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小富士方面
ロープウェー山麓駅に到着
2025年05月01日 08:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 8:35
ロープウェー山麓駅に到着
950m〜1350mへ、一気に400m上っていきます
2025年05月01日 08:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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950m〜1350mへ、一気に400m上っていきます
4人乗り位のゴンドラリフトタイプ。
乗車中リラックスしておしゃべりができて良いですね。
2025年05月01日 08:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 8:44
4人乗り位のゴンドラリフトタイプ。
乗車中リラックスしておしゃべりができて良いですね。
山頂駅の正面にある登山口入り口。
かつて天皇陛下ご夫妻もお越しになられた由緒ある場所。
2025年05月01日 09:09撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 9:09
山頂駅の正面にある登山口入り口。
かつて天皇陛下ご夫妻もお越しになられた由緒ある場所。
ゲイターとチェーンスパイクを装着してから行動開始
2025年05月01日 09:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
5/1 9:18
ゲイターとチェーンスパイクを装着してから行動開始
登り始めからしっかりと積雪があります。
2025年05月01日 09:10撮影 by  iPhone 16, Apple
5/1 9:10
登り始めからしっかりと積雪があります。
雲ひとつない青い空。
二日間天候待ちをした甲斐があった!
2025年05月01日 09:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 9:31
雲ひとつない青い空。
二日間天候待ちをした甲斐があった!
融雪と踏み跡が混ざって、ルートを見失ないやすい場所がいくつかありました。ご注意ください。
2025年05月01日 09:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 9:32
融雪と踏み跡が混ざって、ルートを見失ないやすい場所がいくつかありました。ご注意ください。
このあと通る雪原トラバース
2025年05月01日 09:38撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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このあと通る雪原トラバース
2025年05月01日 09:45撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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枝の先には赤い新芽が生えてきて、春を感じさせてくれました。
2025年05月01日 10:02撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 10:02
枝の先には赤い新芽が生えてきて、春を感じさせてくれました。
ここから雪原トラバース!
2025年05月01日 10:07撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 10:07
ここから雪原トラバース!
2025年05月01日 10:09撮影 by  iPhone 16, Apple
5/1 10:09
谷川に転んでも真っ逆さまに転げ落ちると言う傾斜ではありませんが、ご注意ください。
2025年05月01日 10:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 10:14
谷川に転んでも真っ逆さまに転げ落ちると言う傾斜ではありませんが、ご注意ください。
記念に一枚!
2025年05月01日 10:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 10:14
記念に一枚!
2025年05月01日 10:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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残雪の白と青い空に飛行機雲が一筋
2025年05月01日 10:21撮影 by  iPhone 16, Apple
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残雪の白と青い空に飛行機雲が一筋
山頂が近づいてくると雪がなくなります。
ここからはチェーンスパイクを外して登ります。
2025年05月01日 10:26撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 10:26
山頂が近づいてくると雪がなくなります。
ここからはチェーンスパイクを外して登ります。
山頂への取り付きが見えてきた。
2025年05月01日 10:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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山頂への取り付きが見えてきた。
山頂へのアプローチは3点支持が必要なところがあります。油断せずに慎重に登りましょう。
2025年05月01日 10:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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山頂へのアプローチは3点支持が必要なところがあります。油断せずに慎重に登りましょう。
日本百名山「安達太良山」1700m
2025年05月01日 10:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 10:36
日本百名山「安達太良山」1700m
これで日本百名山50座目達成!
2025年05月01日 10:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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5/1 10:40
これで日本百名山50座目達成!
妻ともパシャリ
2025年05月01日 10:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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妻ともパシャリ
下山開始。
2025年05月01日 11:07撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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下山開始。
高村光太郎、智恵子抄のあの一節のあるスポットは必見。
2025年05月01日 11:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 11:52
高村光太郎、智恵子抄のあの一節のあるスポットは必見。
再びロープウェイ山頂駅。
無事下山完了!
2025年05月01日 11:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 11:58
再びロープウェイ山頂駅。
無事下山完了!
2025年05月01日 12:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5/1 12:06

感想

東北の名峰・安達太良山に登ってきました!

この日は天候にも恵まれ、春の陽気と残雪のコントラストが本当に美しく、まさに“ほんとの空”を感じられる山行となりました。



■ コース概要

今回は東側の奥岳登山口から山頂をピストンするルートを選び、安達太良山ロープウェイを利用しました。

ロープウェイで標高約950mから約1,350mまで一気に上がり、そこから残雪の登山道をたどって、標高1,700m超の山頂を目指します。

前半は、樹林帯を抜ける比較的なだらかな登りが続き、後半は雪原をトラバースしながら徐々に視界が開けていきます。進むにつれて山頂が近づき、気持ちも高まります。



■ 朝の行動

前夜は道の駅つちゆで仮眠。ここから登山口のある安達太良山ロープウェイまでは車で約15分とアクセス良好。

朝は8時台にのんびりスタートしても十分に余裕がありました。



■ 安達太良山ロープウェイ

ロープウェイの往復料金は約2,000円。
JAFやモンベルの会員証を提示すると割引が適用されます。
※JAF:1,900円/モンベル:1,800円

晴天&微風の中、ロープウェイからは東側の福島方面を見渡す景色が広がり、最高のスタートに。

山頂駅(約1,350m)に到着後、いよいよ登山開始!



■ 登山口~山頂

登山口から積雪があったので、チェーンスパイクとゲイターを装着してしっかり準備して出発。

樹林帯では、日陰の雪は比較的締まっていて歩きやすいですが一方、日が差し込む箇所では雪がシャーベット状になり、踏み抜きが発生する場面もあり注意が必要です。

森林限界を越えると視界が一気に開け、雪原のトラバースゾーンに突入。冷たい風が吹き抜ける中、進行方向には山頂が見えてきてテンションも上がります。

最後の登りは、山頂直下の取り付きまでは緩やかな斜面。そこから先は、岩場で3点支持(両手+片足などで体を支える)が必要な箇所が数か所あります。油断せずに慎重に登りましょう。

空と雪のコントラストに癒やされつつ、5~6分ほどで無事山頂に到着!



■ 山頂の様子

この日は気温も高めで、山頂付近の雪はかなり融けており、地面がほとんど露出していました。

そして何より、山頂からの展望が圧巻。

西側には磐梯山、北側には吾妻連峰、さらに遠くには飯豊連峰まで見渡せる大展望。
東北の山々が連なるパノラマに囲まれて、「さすが百名山」と感じる瞬間でした。



■ 下山

当初は周回ルートも検討していましたが、時計回りの周回はロープウェイ山頂駅へ戻りづらいため、ピストンルートでの下山を選択。



■ 感想

この時期ならではの“雪と泥のミックスゾーン”や“踏み抜き”に少し手こずる場面もありましたが、それもまた春山の醍醐味。

春の安達太良山は、残雪期ならではの美しさをたっぷり堪能できました!

特に、青空の下を雪原の中歩くあの爽快感。
高村光太郎の『智恵子抄』に出てくる“ほんとの空”が、まさにそこにありました。



■ 最後に

これから安達太良山に登る方の参考になれば幸いです!
「いいね!」やコメントいただけるととても励みになります。

登山届と山岳保険はお忘れなく、安全第一で楽しい山旅を!

ではまた!


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