三斗小屋温泉・大黒屋旅館(沼原湿原～三斗小屋宿跡経由)

2025年05月01日(木) 〜 2025年05月02日(金)

• GPS: 08:34
• 距離: 13.9km
• 登り: 755m
• 下り: 756m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:07
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:00

距離 8.4km 登り 560m 下り 375m

7:37 沼ッ原駐車場
7:50 7:55 沼原湿原
9:41 9:42 沼原湿原分岐
10:08 10:55 三斗小屋宿跡
12:37 三斗小屋温泉

2日目

• 山行: 3:12
• 休憩: 0:20
• 合計: 3:32

距離 5.4km 登り 195m 下り 381m

7:22 三斗小屋温泉
7:24 三斗小屋温泉煙草屋旅館
7:50 7:51 沼原分岐
8:59 9:12 姥ヶ平下
10:20 10:26 日の出平登山口
10:45 東ボッチ
10:54 沼ッ原駐車場
10:54 ゴール地点

天候

5/1：晴れ、5/2：雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼ッ原駐車場。100台収容・非舗装。トイレ(洋式・水洗・紙あり)あります。夜間はセンサーライトが点きます。トイレ内にベンチがあります。沼原池側にテーブル・ベンチ、四阿があります。登山道入口は駐車場の北西角にあります。

コース状況／危険箇所等

麦飯坂の沢に架かった丸太橋(細い丸太4本)はバランス注意。渡渉も数ヶ所ありますので、増水時は要注意。三斗小屋宿跡～三斗小屋温泉間に残雪の急斜面トラバースがあり、雪切りしていないので要注意。姥ヶ平下直下の急斜面直登はチェーンスパイクを着けた方が安心です。姥ヶ平下～沼原方面は雪で登山道が見えず、赤テープも無いのでヤマレコ地図画面をこまめに確認しないと迷います。雪は日々減少しているので、雪のリスクはこれから減少すると思います。

その他周辺情報

大黒屋旅館は明治2年建設(築156年)で国の有形文化財で歴史のある素晴らしい建物です。部屋は全て個室で、食事は夕食も朝食も部屋食です。もちろん味も抜群です。温泉は内風呂のみですが、窓が大きくて開放的なので、良い気分で入れます。下山後の温泉はお菓子の城の敷地内にある「令和の湯」に入りました。広くて気持ちの良い温泉です。

写真

5/1 6:27

沼ッ原駐車場。100台収容、無料。トイレあり。駐車場は非舗装。

5/1 6:28

トイレ内にベンチがあります。下山後の着替えに利用しました。

5/1 8:08

沼原湿原。

5/1 7:51

美しい池塘群。

5/1 8:11

サンショウウオの卵(卵嚢)。1つの卵嚢の中に約60個の卵が入っているそうです。

5/1 8:15

湿原奥から三斗小屋宿跡に向かいます。

5/1 8:24

良い感じの像

5/1 9:12

美しい渓流

5/1 9:14

バランス要注意の丸太橋

5/1 9:30

渡渉

5/1 9:36

渓流。ここはまあ、安心。

5/1 9:41

三斗小屋宿跡に続く林道。一般車は通行禁止。

5/1 10:02

三斗小屋宿の墓地。大半は江戸時代のもの。

5/1 10:08

三斗小屋宿跡。とても広い。

5/1 10:13

ベンチがある。

5/1 10:43

山之神社

神社の内部。立派な○○が‥‥

5/1 11:00

林道終点。三斗小屋温泉はここから歩荷をします。

5/1 11:09

那珂川源流の湯川。

5/1 11:45

三斗小屋温泉まで雪道はごく僅か。

5/1 11:54

ここが最大の難所でした。

5/1 12:37

大黒屋旅館。ここまでチェーンスパイクは着けずに来ました。

5/1 12:37

こちらが入口。山小屋ではなく「旅館」です。宿泊料は14,000円。

5/1 12:54

ランチはおでん。

5/1 13:41

もうすぐこどもの日。

5/1 13:42

1階の広間。

左が本館、右が新館。

5/1 13:43

突き出ているのが浴室。

5/1 13:45

こちらは煙草屋旅館。露天風呂があります。

5/1 14:06

今回の客室。2階の角部屋で、昨年11月のときと同じ部屋でした。

5/1 14:07

こちらは新館。渡り廊下で繋がっている。

5/2 20:03

2階の角部屋。

5/1 14:09

トイレ。発電機稼働中は暖房便座です。

5/1 14:10

小さい方の「岩風呂」

5/1 14:11

大風呂。開放的で気持ち良い。

5/1 14:10

廊下の灯りはランプ。

5/1 14:13

食事とお風呂の時間割。

5/1 14:58

山の温泉は格別。極楽、極楽！　昼、夜、朝の3回入りました。

5/1 16:27

広間で寛ぐ。スマホ充電は無料。

5/1 16:28

ドリンクメニュー

5/1 16:30

有形文化財登録証

5/1 16:31

大黒様

5/1 16:57

本館再建150年(令和元年)記念の手拭い。お土産に買いました。

5/1 17:29

食事は部屋食。お膳に載って運ばれて来ます。今日の夕食、メインは鮭のフライ。どれもみな美味しいです。

5/1 19:10

夜の大黒屋旅館。

5/2 6:29

朝食。この状態で届けられます。

5/2 6:30

ソーセージ、温泉玉子、納豆など。

5/2 7:24

煙草屋旅館の前を通って姥ヶ平方面に向かいます。

5/2 7:27

雪はあったり無かったりですが、昨日登ったルートより遙かに多いです。

5/2 7:50

直進すれば峰の茶屋。我々は右折して沼原に向かいます。

5/2 8:52

次第に雪が多くなり、姥ヶ平下の分岐直下の急斜面直登を前にチェーンスパイク装着。

5/2 8:53

5/2 8:59

姥ヶ平下の分岐。この後も暫く雪道が続き、スマホでヤマレコ地図を見ながら進みました。紙地図だけではかなり難しいです。

5/2 10:53

沼原に戻ってきました。ここが登山道入口で、左は昨日歩いた沼原湿原への入口。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック

感想

nabekuni

三斗小屋温泉には過去7回来ていますが、いずれも峠の茶屋から入山して茶臼岳や朝日岳に登ってから行きました。今回は西側の沼原から入山し、沼原湿原と三斗小屋宿跡を経由するルートで行きました。このルートは峰の茶屋が強風など悪天候の時のエスケープルートですが、沢や滝がとても美しく、三斗小屋宿跡も歴史を感じる素敵な場所でした。次回は雪の無い時期にまたこのルート(会津中街道)で訪れたいです。茶臼岳や朝日岳は既に登っている方にはお勧めです。
大黒屋も煙草屋も山小屋では無く「旅館」です。大黒屋旅館は150年以上の歴史のある建物が素敵です。食事が美味しく、部屋食なのも魅力です。
何度でも来たい宿です。