丹生山系屏風川：大日如来様を訪ねてII

2025年05月04日(日) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 6.6km
• 登り: 349m
• 下り: 396m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 1:42
• 合計: 5:47

距離 6.6km 登り 349m 下り 396m

9:08 スタート地点
9:20 天下辻
10:04 10:05 屏風川左股谷出合
10:25 12:05 大日如来像
12:56 12:57 屏風川左股谷出合
14:38 天下辻
14:55 神鉄 大池駅

天候

晴れ　爽やかな気候　神戸の最高気温 22.0℃

アクセス

利用交通機関：

電車

行き帰りとも神鉄 大池駅

写真

5/4 9:09

お仕事で参加出来なかったnさんに車でここまで送ってもらいました。おまけに差し入れも。ありがとうございました (H)

5/4 9:10

ガマズミ（たぶん）と新緑の丹生山系 (H)

5/4 9:21

天下辻から中俣谷A沢へ (H)
送って頂いたので駅から20分で天下辻です。ありがとうございます。（K）

5/4 9:32

シロバナウンゼンツツジは終盤。先週がピークだったようです (H)

5/4 9:47

新緑に包まれた黒甲越東道 (H)

5/4 9:49

太陽と緑の道だったなごり (H)
残念ですね〜（K）

5/4 9:59

橋跡の石垣と新緑 (H)

5/4 10:06

ウツギ？花はよくわかりません(k)
ツクバネウツギのようです。沢山咲いてま(H)(H)

5/4 10:14

新緑の爽やかな気温と、抜けるような青空が気持ちいい(k)
枯木と緑の対比がいい感じ (H)

5/4 10:20

大日如来像に到着。レコにあったとおり大木が倒れています (H)

5/4 10:27

50cmずれていたら直撃でした。前回の倒木処理で残した背後の切り株（左上）が防いでくれたようです (H)
奇跡ですね！（K）

5/4 10:28

さっそく倒木処理開始です。充電式チェーンソーの出番 (H)
松は油分を多く含む赤太の部分は固いです（K）

5/4 10:33

慣れた手付きでどんどん玉切りしていき、 (H)
白太がこれだけ腐っているとやりやすいです（K）

5/4 10:38

あっという間に倒木処理完了！ (H)
到着から10分でしたね（K）

5/4 10:44

その後は周辺を整備します。kuroさんが何をしてるかは後でわかります (H)
意地になってます（K）

5/4 11:38

整備も終わり、昼休憩中にカラスアゲハ登場 (H)

5/4 11:40

大日如来像手前の泉。ドロを取り出すと澄んだ水が貯まってきました (H)
定期的に泥掻きが必要かな（K）

5/4 11:50

記念撮影 (H)
江戸時代にタイムスリップ（K）

5/4 11:51

倒木が三脚代わりになりました😁 (H)

5/4 11:51

大日如来さんも嬉しそう (H)
後の根っこが光背に見えてきました（K）

5/4 11:52

先ほどの湧き水の周りを石で土留めします(k)
ガッチリ固められ井戸風になりました (H)

5/4 11:52

グウグウと如来様の足元の水窟から鳴き声が聞こえます。また来る日まで(k)
キレイにしてもらって喜んだのか迷惑に思ったのか...(H)

5/4 12:03

「深谷村」の「与兵ヱ」「○佐ヱ門」（○の字が読めない）と彫られていました。横には慶應二年十一月と彫られています。徳川慶喜が第15代将軍に就任した年です

5/4 12:15

目的達成したので倒木処理をしながら帰途に着きます（H）
帰路の方が疲れましたね（K）

5/4 12:19

これはなかなか手強かった (H)

5/4 12:45

これも。計十本ほど処理しました。疲れたぁ〜 (H)

5/4 13:35

天下辻分岐のリス君とアヒルちゃん (H)

5/4 14:02

倒木処理は終わり、次は道整備に移ります 。手始めに (H)

5/4 14:04

次いで以前から気になっていた片流れの滑りやすい道。before (H)

5/4 14:06

上部はkuroさん担当。下部は私 (H)
ここで、30年前に買った折り畳みスコップが臨終です（K）

5/4 14:30

何人も、これで安心して通過できます(k)
一年来の課題が解決！ (H)

5/4 14:49

大池住宅街背景には新緑の山なみ (H)

5/4 15:33

とある場所で「おつかれ生」。一仕事した後のビールは最高ですね（H）
とある山荘前です。抜ける風が寒かったです（K）

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

TG-7 OM Digital Solutions

感想

Kuro

2年前のほぼ同時期に倒木整備した大日如来様の場所に、危惧していた枯松が倒れているとHamさんからの連絡。ちょうど、4日が空いていいたので即応しました。
手ノコとソーチェーンの目立てを済ませたので、作業は快調にすすみました。
江戸時代に交通の要衝として整備された道と、現世安穏、諸願成就をこめて建立された大日如来様との関りは、歴史を越えたロマンがあります。
多くのハイカーが、このルートに足を延ばしてくれることを期待します。

Ham⭐

8年前にボランティアパトロールとして担当した旧「太陽と緑の道コース12」は自然溢れる丹生山系の魅力を知るきっかけとなった古道です。特に印象深かかったのがコース中間部にある慶応二年建立の「大日如来」石像。小屋跡と思われる広場や積み重ねられた古瓦に往時の賑わいを感じることが出来ました。
そんな歴史のある場所ですが後ろにあった大木が倒れ、その処理をkuroさん達としたのは2年前の話し。そして先週、後ろにあった枯れ木が倒れているのを他の方のレコで知りました。幸い今回も大日如来像は直撃を免れました。二度に亘る災難にも関わらず無傷でいられたのは、建立された方々の思いが今も残っているからだと思いたくもなります。
早速、kuroさんに倒木処理の応援をお願いしたところ、GW中の忙しい中、馳せ参じていただけました。持参の充電式チェーンソーの威力はサスガ。あっさりと倒木処理を終え、余力で他の倒木処理や道整備まで行うことが出来ました。ありがとうございます。
この日は暑くもなく寒くもなく頬を撫でる風も爽やか。誰一人と会わない里山で力仕事して過ごすのも良いもんだと思いました。
「太陽と緑の道コース12」の復活は夢と消えましたが、この歴史ある古道を残して行けたらという思いです。