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Yamareco

記録ID: 812072
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

徳源院から清滝山

2016年02月11日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:26
距離
7.5km
登り
347m
下り
346m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:59
休憩
0:27
合計
2:26
15:05
3
徳源院駐車場
15:08
15:21
28
徳源院
15:49
15:59
47
16:46
16:48
30
17:18
17:20
11
北畠具行卿墓
17:31
徳源院駐車場
◆清滝山の前に登った伊吹山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-811252.html
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆徳源院の駐車場を利用
◆徳源院拝観料(300円)
伊吹山に続く本日2つ目のお山は清滝山へ。徳源院の駐車場からテレビ塔の建つ頂上を仰ぎ見て、十二坊跡を両脇に見ながら歩き始めます。
2016年02月11日 15:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:04
伊吹山に続く本日2つ目のお山は清滝山へ。徳源院の駐車場からテレビ塔の建つ頂上を仰ぎ見て、十二坊跡を両脇に見ながら歩き始めます。
徳源院は、近江源氏佐々木氏の末流名門京極家の菩提寺。初代氏信が清滝寺として創建し、その後、家運とともに衰退するも、下って22代丸亀藩主高豊が再興。道誉さくらに迎えられて足を踏み入れると、柿葺の三重塔が趣きを感じさせ、
2016年02月11日 15:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:10
徳源院は、近江源氏佐々木氏の末流名門京極家の菩提寺。初代氏信が清滝寺として創建し、その後、家運とともに衰退するも、下って22代丸亀藩主高豊が再興。道誉さくらに迎えられて足を踏み入れると、柿葺の三重塔が趣きを感じさせ、
本堂の軒丸瓦にあしらわれた四つ目結の紋が格式を誇るかのようです。
2016年02月11日 15:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:19
本堂の軒丸瓦にあしらわれた四つ目結の紋が格式を誇るかのようです。
本堂の背後には土塀に囲まれて京極家墓所があり、鎌倉時代から戦国の荒波をくぐり抜けて近世大名として生きながらえた歴代の宝篋印塔がずらりと並びます。下段中央の、中興の祖19代高次の塔を安置する石廟があり、
2016年02月11日 15:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:15
本堂の背後には土塀に囲まれて京極家墓所があり、鎌倉時代から戦国の荒波をくぐり抜けて近世大名として生きながらえた歴代の宝篋印塔がずらりと並びます。下段中央の、中興の祖19代高次の塔を安置する石廟があり、
上段右から4番目は、婆娑羅大名として名を馳せた5代道誉の塔があり、背後にはこれから向かう清滝山を眺めます。
2016年02月11日 15:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:16
上段右から4番目は、婆娑羅大名として名を馳せた5代道誉の塔があり、背後にはこれから向かう清滝山を眺めます。
徳源院を後にすると、清瀧神社との間から登山道に取り付きます。ほどなく谷筋を進む道は傾斜がきつくなり、
2016年02月11日 15:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:29
徳源院を後にすると、清瀧神社との間から登山道に取り付きます。ほどなく谷筋を進む道は傾斜がきつくなり、
日陰ということもあって雪に覆われるようになります。
2016年02月11日 15:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 15:35
日陰ということもあって雪に覆われるようになります。
尾根の上に出ると雪は融けてしまった様子。
2016年02月11日 15:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 15:40
尾根の上に出ると雪は融けてしまった様子。
霊仙山を背にしながら急坂を登ります。
2016年02月11日 15:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:45
霊仙山を背にしながら急坂を登ります。
NHKの山東テレビ中継放送所の鉄塔が建つ清滝山の頂上に到着すると、目に飛び込んできたのは先ほど登った伊吹山の雄姿。
2016年02月11日 15:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:53
NHKの山東テレビ中継放送所の鉄塔が建つ清滝山の頂上に到着すると、目に飛び込んできたのは先ほど登った伊吹山の雄姿。
頂上はまさに伊吹山の絶好の展望台というに相応しく、目を凝らすと、白い山肌に刻まれたジグザグの登山道が手に取るように見渡せます。さすがにこの時間帯になると登山者の姿は見えないようです。
2016年02月11日 15:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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頂上はまさに伊吹山の絶好の展望台というに相応しく、目を凝らすと、白い山肌に刻まれたジグザグの登山道が手に取るように見渡せます。さすがにこの時間帯になると登山者の姿は見えないようです。
北面には、その伊吹山の左手に金糞岳や琵琶湖を見渡し、
2016年02月11日 15:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
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北面には、その伊吹山の左手に金糞岳や琵琶湖を見渡し、
霊仙山を背に石仏が置かれた一角に立つと、東から南面の視界が広がり、
2016年02月11日 15:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:51
霊仙山を背に石仏が置かれた一角に立つと、東から南面の視界が広がり、
足下には清滝や柏原宿の街並み、伊吹山塊と養老山地を繋ぐ近濃国境の丘陵の先には岐阜市街が見通せます。
2016年02月11日 15:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
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足下には清滝や柏原宿の街並み、伊吹山塊と養老山地を繋ぐ近濃国境の丘陵の先には岐阜市街が見通せます。
頂上を後にすると、「しめの尾」という標識が立つ尾根を通過し、
2016年02月11日 16:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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頂上を後にすると、「しめの尾」という標識が立つ尾根を通過し、
樹間に見え隠れする伊吹山を眺めながら「山の神」に達すると、
2016年02月11日 16:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 16:11
樹間に見え隠れする伊吹山を眺めながら「山の神」に達すると、
この先は急な下りとなります。階段を下っていくと、やがて清滝の里に降り立ちます。
2016年02月11日 16:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 16:19
この先は急な下りとなります。階段を下っていくと、やがて清滝の里に降り立ちます。
東海道線越しに伊吹山を眺めながら、田園風景の中を進んで、
2016年02月11日 16:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 16:35
東海道線越しに伊吹山を眺めながら、田園風景の中を進んで、
柏原駅に達します。
2016年02月11日 16:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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柏原駅に達します。
ここから中山道六十九次の61番目の宿場、柏原宿をそぞろ歩くこととします。脇本陣をはじめ、かつては22軒もあったという旅籠屋の跡や、
2016年02月11日 16:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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ここから中山道六十九次の61番目の宿場、柏原宿をそぞろ歩くこととします。脇本陣をはじめ、かつては22軒もあったという旅籠屋の跡や、
特産品のもぐさ屋などが軒を連ね、往時はたいそう賑わったことが窺えます。
2016年02月11日 16:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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特産品のもぐさ屋などが軒を連ね、往時はたいそう賑わったことが窺えます。
宿場町の西の外れには、江戸日本橋から数えて115番目の一里塚が復元されています。松並木を通り抜けたところから右手の山道に入ると、
2016年02月11日 17:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 17:04
宿場町の西の外れには、江戸日本橋から数えて115番目の一里塚が復元されています。松並木を通り抜けたところから右手の山道に入ると、
北畠具行卿墓所へ。後醍醐天皇の側近として元弘の変の中心人物となるも、捕えられて京極道誉によって鎌倉へと護送される途中、その助命嘆願かなわず、この地で斬罪に処された具行が眠っています。
2016年02月11日 17:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 17:19
北畠具行卿墓所へ。後醍醐天皇の側近として元弘の変の中心人物となるも、捕えられて京極道誉によって鎌倉へと護送される途中、その助命嘆願かなわず、この地で斬罪に処された具行が眠っています。
山道を越えて清滝の溜池のほとりに出ると、夕映えの伊吹山が出迎えてくれました。
2016年02月11日 17:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 17:24
山道を越えて清滝の溜池のほとりに出ると、夕映えの伊吹山が出迎えてくれました。

感想

雪の伊吹を堪能した後は、歴史の息吹に触れるために清滝山へ。伊吹山を間近に望む頂上からの絶景に加え、麓では、近江源氏の名門京極氏の足跡を辿るとともに、宿場町の面影を残す街並みを巡り、楽しめました。

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