赤岳県界尾根下部

2025年05月05日(月) [日帰り]

• GPS: 05:36
• 距離: 13.7km
• 登り: 838m
• 下り: 838m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:34

距離 13.7km 登り 838m 下り 838m

6:59 鉄道最高地点
8:21 志木市少年自然の家付近
10:23 10:31 小天狗
11:14 11:16 防火線の頭
11:29 県界尾根 防火線の頭 登山口
11:47 八ヶ岳大自然郷展望櫓
12:33 鉄道最高地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鉄道最高地点には10台程度の駐車スペースがあります。公衆トイレ完備。

コース状況／危険箇所等

【鉄道最高地点〜志木市少年自然の家付近】
国道141号線沿いに赤岳・横岳の登山口を示す立派な標柱がありますが、その裏のゲートから県境の沢に入ることができます。ゲートは手動で開閉可能です。
しばらくは沢の右岸を高巻き気味に歩きましたが、深く掘れた渓谷ではなかったので途中からは沢沿いを歩きました。
沢を離れてしばらく歩くと右手に牧草地が現れます。牧草地沿いに張られたフェンスに沿って進みます。
牧草地の終端から県境に沿って黄色いテープが設置されていますが、志木市少年自然の家付近手前で黄色いテープはなくなります。

【志木市少年自然の家付近〜小天狗】
笹薮の尾根を登っていきます。所々に獣道らしきものはありましたが、基本的には笹薮を漕いで進む必要があります。笹薮は深い所で背丈ほどの高さがありました。
針葉樹林帯にはいると笹薮から解放されます。痩せた尾根ではあるものの歩きにくいことはありませんでしたが、防火線の頭からの登山道と合流する付近で大岩が尾根上に現れます。大岩を右側に巻くことで突破することができましたが、やや緊張する場面でした。

【小天狗〜防火線の頭】
一般的な登山道ですが、南側が大きく崩壊している箇所がいくつかありました。

【防火線の頭〜県界尾根 防火線の頭 登山口】
笹薮の防火線の中に登山道がつけられています。

【県界尾根 防火線の頭 登山口〜八ヶ岳大自然郷展望櫓】
車道歩きです。

【八ヶ岳大自然郷展望櫓〜鉄道最高地点】
車道歩きです。

写真

5/5 6:57

鉄道最高地点から歩き始めます。

5/5 7:04

国道141号線沿いに登山口を示す立派な標柱があります。標柱裏のフェンスにゲートが設置されており、手動で開閉可能です。

5/5 7:09

ゲートを抜けると県境の沢に出ます。指導標のようなものがありますが、これがこの尾根最初で最後の指導標です。

5/5 7:15

沢の地形が分からなかったため、しばらくは右岸を高巻くように安全なルートを選択。

5/5 7:28

深く掘られた渓谷ではなかったため、このあたりから沢沿いを歩きました。

5/5 7:32

沢の流れは穏やかでした。

5/5 7:40

沢歩きもここまで。正面に見える地点から笹薮に入る。

5/5 7:51

笹薮をしばらく歩くと右手に牧草地が現れる。フェンスに沿って進む。

5/5 8:06

牧草地の終端付近からは黄色いテープが県境に沿って設置されていました。

5/5 8:10

尾根を横断する作業道と交差します。黄色いテープはここまで。

5/5 8:20

志木市少年自然の家付近で再び沢に出合う。沢を横切るのはこれが最後。

5/5 8:24

右手に志木市少年自然の家が見えました。

5/5 8:26

笹薮が濃くなる。時折現れる獣道がありがたい。

5/5 8:45

植生が変わり始め、時折白樺の巨木が見られるようになりました。

5/5 9:05

背丈ほどの笹薮を進む。

5/5 9:33

左手の視界が開けた地点にて。
サンメドウズ清里スキー場パノラマリフト山頂駅の背後に北岳と鳳凰三山が見えました。

5/5 9:37

左手の視界が開けた地点にて。
富士山方面はやや霞んでいます。

5/5 9:43

針葉樹林帯に入ると笹薮漕ぎから解放されます。

5/5 9:49

帰路に使う防火線の頭へ向かう尾根が右手間近に見えるようになりました。

5/5 10:00

痩せた尾根ではあるものの、歩きにくいほどではありませんでした。

5/5 10:02

ここまで何事もなく歩けましたが、防火線の頭からの稜線と合流する直前に大岩が稜線上に現れました。
今回は右手に巻いて突破しましたが、緊張した場面でした。

5/5 10:15

一般ルートに合流したあたりから残雪が見られました。

5/5 10:26

小天狗へ到着。
ここから先の県界尾根上部は無雪期に再訪したいと思います。

5/5 10:49

防火線の頭へ向かって一般ルートを下っていきます。

5/5 10:52

大迫力の横岳。

5/5 10:53

金峰山方面。
鉄道最高地点付近のホテルが見えます。

5/5 10:54

富士山方面。
サンメドウズ清里スキー場の駐車場にはたくさんの車が見えます。

5/5 11:15

刈り払われていれば笹薮歩きも悪くない。

5/5 11:21

防火線を下っていく。笹が繁茂しており、防火線として機能しているかどうかは微妙です。

5/5 11:31

県界尾根登山口まで下ってきました。

5/5 11:32

ここからは車道歩き。

5/5 11:46

残雪の赤岳と横岳が青空に映える。

5/5 11:46

赤岳と小天狗。赤岳山頂へ向かう県界尾根ルートは絶壁のように見える。無雪期にチャレンジしたい。

5/5 11:51

鉄道最高地点まではあと少し。

5/5 12:03

この付近の牧草地から見る南アルプス北部の眺望もなかなかのものです。

5/5 12:12

今日歩いたルートが一望できます。

5/5 12:33

無事に鉄道最高地点へ戻ってきました。

撮影機器：

ILCE-6000 SONY

感想

teri

未踏の県境を歩くことが一番の目的ではありましたが、このルートでは様々な地形、植生、そして赤岳、横岳の絶景を楽しむことが出来ました。
今回歩き残した県界尾根ルートからの赤岳山頂へは無雪期にチャレンジしたい。

teri