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Yamareco

記録ID: 8145693
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山

2025年05月09日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:34
距離
7.2km
登り
674m
下り
675m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:42
休憩
0:52
合計
5:34
距離 7.2km 登り 674m 下り 675m
7:29
2
スタート地点
7:31
7:33
37
9:26
9:27
11
9:38
9:41
37
10:18
10:34
20
10:54
11:22
9
11:31
11:33
65
13:01
2
13:03
ゴール地点
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八方台駐車場まで車で移動。駐車場は広くトイレもきれいで申し分なし。登山口から残雪を踏み締め登山開始になる。
コース状況/
危険箇所等
予想以上の残雪で登山道(夏道)が判然としない箇所が多い。また残雪の影響で樹々の枝がルートを遮り、いわゆるヤブコギを強いられる。特に、中の湯の上部、標高1500m前後のトラバースは残雪と枝が邪魔になり、急斜面でもあるので慎重に通過しなければいけない。
八方台登山口
2025年05月09日 07:30撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 7:30
八方台登山口
裏磐梯スキー場分岐
2025年05月09日 08:10撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 8:10
裏磐梯スキー場分岐
山腹から吾妻連峰が見え出す。
2025年05月09日 08:25撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 8:25
山腹から吾妻連峰が見え出す。
弘法清水まで1.1km
2025年05月09日 08:35撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 8:35
弘法清水まで1.1km
桧原湖
2025年05月09日 08:36撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 8:36
桧原湖
飯豊連峰が白い屏風で現れる
2025年05月09日 08:36撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 8:36
飯豊連峰が白い屏風で現れる
お花畑分岐
2025年05月09日 09:25撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 9:25
お花畑分岐
三角点
2025年05月09日 10:19撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 10:19
三角点
山頂の祠
2025年05月09日 10:21撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 10:21
山頂の祠
山頂から飯豊連峰
2025年05月09日 10:24撮影 by  iPhone 16 Plus, Apple
5/9 10:24
山頂から飯豊連峰
山頂から飯豊連峰と桧原湖
2025年05月09日 10:24撮影 by  iPhone 16 Plus, Apple
5/9 10:24
山頂から飯豊連峰と桧原湖
山頂から吾妻連峰
2025年05月09日 10:24撮影 by  iPhone 16 Plus, Apple
5/9 10:24
山頂から吾妻連峰
爆裂火口。安達太良山方面は雲がかかり始める。
2025年05月09日 10:24撮影 by  iPhone 16 Plus, Apple
5/9 10:24
爆裂火口。安達太良山方面は雲がかかり始める。
復路、お花畑の分岐
2025年05月09日 11:32撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 11:32
復路、お花畑の分岐
お花畑分岐から振り返ってみると、ガスが一瞬切れ残雪の斜面とともに磐梯山山頂部が現れる。
2025年05月09日 11:36撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 11:36
お花畑分岐から振り返ってみると、ガスが一瞬切れ残雪の斜面とともに磐梯山山頂部が現れる。
残雪とヤブに苦戦した山行も無事完了
2025年05月09日 13:02撮影 by  iPhone XR, Apple
5/9 13:02
残雪とヤブに苦戦した山行も無事完了

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ チェーンスパイク サーモス山専

感想

前日の安達太良山・鉄山山行に続き、残雪の百名山:磐梯山を登ることにし、午前中は天候も持ちそうな感じだったので、八方台からのピストンを計画し、猪苗代湖方面から車で八方台駐車場に向かう。八方台までの道路は除雪もされていて夏タイヤでも問題無く走ることが出来た。駐車場は広く、トイレもきれいで登山用具を取り出し出発準備を整え7時33分に登山口を出発する。以前も八方台から磐梯山山頂までのピストンを経験しているので、ルート上の危険箇所は把握していたが、今回は登山口からすでに残雪に覆われ夏道は判別不能。一番明瞭な雪上のトレースとGPSで現在地を確認しながら進む。樹林帯の緩やかな登りから始まり、ちょっと下った窪みにある中の湯を8時10分に通過、残雪はますます深くなっていく。この辺りでチェーンスパイクを装着して足元を確かにする。標高差100mほどの急登で尾根に出る。左側は崖になっているが足元はしっかりしている。この辺りから北側の景色が開け、飯豊や吾妻連峰が見え出す。標高1500mまで登ると尾根の西側を500mほどトラバースするが、この斜面の雪が深く傾斜も結構キツい。おまけにトレースを樹木の枝や幹がさえぎり、藪漕ぎのようにして通過しなければならず、かなり気を遣う場所だ。慎重にこの部分を通過し、標高差100mほどの急登を登りきると磐梯山の山頂部がやっと現れる。木々は低くなり笹も現れるが、雪は相変わらずかなり深い。緩やかな登りを進むと弘法清水まで300mの道標。お花畑の分岐だが、花はまだ時期尚早と思い、素通りして弘法清水に向かう。広い雪の斜面を渡った先が弘法清水、残雪に覆われていたが清水は滔々と雪の洞窟の中で湧き出していた。この清水をいただきペットボトルにも補給する。向かいの山小屋売店も開いていて、飲み物や軽食など頂くことが出来る。早めに山頂に辿り着きたかったので、弘法清水では休憩せず、そのまま小屋前の雪の斜面を直登して山頂を目指す。ところが、この雪の斜面の直登は途中で笹薮に阻まれ進む事が出来ず右側にトラバースして夏道を探す。10分ほど笹薮との格闘の結果、夏道を発見し山頂への最後の登りに入る。10時21分、やっと磐梯山山頂到着。磐梯明神の祠で記念撮影をして、四周の景色を楽しむ。やはり一番目立つのは真っ白い稜線を広げる飯豊連峰、その右には桧原湖とその奥にうっすらと朝日連峰も見えている。櫛ヶ峰の向こうには吾妻連峰が広がっている。残念ながら安達太良山と南側の猪苗代湖は雲に覆われてしまい見えなかった。山頂南側からガスが湧き始めていたので、写真を撮って直ぐに直下の小屋脇まで下り山頂の標識で記念撮影をして、弘法清水に向け下り始める。登りの際は気づかなかったが、山頂から弘法清水までは夏道がつながっていたようで、何の問題も無く弘法清水まで戻る事が出来た。ここでお昼の休憩を取る事にしたが、上空は一気にガスに覆われ始める。小屋の前の外のベンチをお借りしてカップ麺にお湯注ぎしばらく待って食べる。ガスに覆われる前にラーメンを食べ、菓子パンとコーヒーのデザートを頂く。11時22分に弘法清水を出発し中の湯方面に向かって残雪とヤブの斜面に向かう。登りよりも滑りやすく慎重にトラバース部を下りる。登りからずっとチェーンスパイクを着けたままだったが、右足に違和感を感じ立ち止まってスパイクを確認すると、チェーンが切れていて、スパイクがほとんど効いていない状態。幸い谷足になる左足のチェーンスパイクは問題無く、キックステップを加えながら危険箇所を通過、中の湯の緩やかな斜面でやっと緊張を解く事ができた。後は八方台まで樹林の雪原をガシガシと進むだけ。13時ちょうどに登山口に到着、右足のチェーンスパイクは2カ所チェーン切れになっていた。駐車場に戻り登山用具を片付け喜多方方面に下り、道の駅に併設された日帰り温泉「蔵の湯」で山行の疲れを癒す。
今年は予想以上の残雪で、ルート上の樹木の障害も多くあり、この時期の山行は冬山装備を加味した計画が必要と痛感した。しかしながら残雪に輝く飯豊や吾妻連峰を見る事ができるこの時期の磐梯山はやはり素晴らしい。

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