【屋久島】小楊子川下部遡行

2025年05月08日(木) [日帰り]

• GPS: 02:28
• 距離: 1.8km
• 登り: 129m
• 下り: 132m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:23
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:29

距離 1.8km 登り 185m 下り 183m

14:34 スタート地点
14:55 15:01 お谷ヶ滝
17:01 お谷ヶ滝
17:03 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道路肩に駐車

コース状況／危険箇所等

○小楊子川下部：3級下
　お谷が滝は、平水の場合、最上段の直前の渡渉が困難であり、高巻くのが無難。お谷が滝を直登したければ渇水時が良い。上流側は美しくスケールの大きい渓相が続くが、すぐに巨岩ゴーロが始まるため、そこで遡行を打ち切る方がすっきりする。

その他周辺情報

【他の記録】
・2007年10月5日　屋久島遡行人によるお谷が滝の直登
http://sokoujin.blog90.fc2.com/blog-entry-17.html
　この時はかなり水量が少なかったようであり、最上段の下の渡渉および直登に成功している。

写真

5/8 14:42

お谷が滝の全景：落差30mと書かれていることが多いが、もっと立派。航空レーザー測量結果を参照すると、47m程度。

5/8 14:56

早速泳いで取り付く

5/8 14:57

奔流の脇を快適にフリーソロしていく

5/8 14:59

登りやすくてよい滝だ！

5/8 15:02

最上段までは、本当に快適な斜瀑である

5/8 15:14

これが問題の最上段(5段目)。ここを右へ渡渉したいが、この水量では危険であり、撤退して左から巻く。

5/8 16:06

次の滝は2段13m滝。右から登れそうだが、登ってもその先が進めそうにない。右から容易に巻けるので巻いたが、左壁から大西氏により直登されているらしい(小原比呂志氏談)。

5/8 16:17

屋久島らしい、美しい花崗岩の大渓谷、素晴らしい

5/8 16:34

この3m斜瀑は右の水流から直登。結構頑張る。

5/8 16:44

最後の8m滝は左から容易に巻いて終了。恐ろしげな水流の滝壺だ。

5/8 16:46

岩畳には立派なポットホールがあり、これも屋久島らしい

5/8 16:45

この上流はしばらくゴーロが続いているようなので、ここで脱渓。

5/17 12:25

遡行図

撮影機器：

901SO Sony

AC003 DJI

装備

備考

ラバーソール適

感想

tamoshima

　瀬切川から降りてきて、大川の滝を登ってもまだ時間があったので、今度は小楊子川下部へ行ってみることに。
　残念ながら水量が多く、お谷が滝全段の直登は叶わなかったが、屋久島らしい大スケールの花崗岩渓谷を短時間で堪能できる素晴らしい所だった。短いとはいえ、こういう所が殆ど遡行されていないというのは勿体ない。タイパよく美渓を楽しめるので、多くの沢屋に是非訪れてみて欲しい。