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Yamareco

記録ID: 8192850
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ハイキング
飯豊山

390m岩塔(本尊岩 北西稜)

2025年05月18日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
1.6km
登り
197m
下り
197m

コースタイム

日帰り
山行
2:24
休憩
0:31
合計
2:55
8:15
51
スタート地点
9:06
9:18
48
390m
10:06
10:25
45
390m岩塔
11:10
ゴール地点
天候 曇りのち小雨
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道 黒岩大牧線
コース状況/
危険箇所等
本尊岩の山麓や林道周辺に蛭が出没。特に湿度が高い日は要注意。
その他周辺情報 清川高原保養センター(日帰り入浴 \500)
(参考)南東から望む本尊岩の北西稜
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(参考)南東から望む本尊岩の北西稜
(参考)今回登った390m岩塔を拡大 山頂は坊主で眺望良さそう
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(参考)今回登った390m岩塔を拡大 山頂は坊主で眺望良さそう
◇西方から望む、奇怪な山塊(荒倉山周辺)
荒倉山の隣りの470m峰が鋭く、かたがって見える
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◇西方から望む、奇怪な山塊(荒倉山周辺)
荒倉山の隣りの470m峰が鋭く、かたがって見える
林道へ向かう途中、特徴的な砥石山(291.8m)を望む。(谷沢大橋より砥石山を南方より望む)
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林道へ向かう途中、特徴的な砥石山(291.8m)を望む。(谷沢大橋より砥石山を南方より望む)
国道49号の黒岩トンネル近くより、林道黒岩大牧線へ。
国道49号の黒岩トンネル近くより、林道黒岩大牧線へ。
林道の途中より、阿賀野川上流方向を一直線に望むポイントがあった。ほんの数メートルだけ開けている (磐越西線の撮影地か?)
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林道の途中より、阿賀野川上流方向を一直線に望むポイントがあった。ほんの数メートルだけ開けている (磐越西線の撮影地か?)
周辺はタニウツギが満開
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周辺はタニウツギが満開
林道のヘアピンカーブ地点よりスタート 本尊岩から荒倉山南西峰へ連なる岩稜帯を見上げる(元サイズ)
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林道のヘアピンカーブ地点よりスタート 本尊岩から荒倉山南西峰へ連なる岩稜帯を見上げる(元サイズ)
荒倉山南西峰の南壁がすごい迫力
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荒倉山南西峰の南壁がすごい迫力
支度をしているとさっそく蛭が付いていた。この後、定期的に身体チェックをしながら登る。
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支度をしているとさっそく蛭が付いていた。この後、定期的に身体チェックをしながら登る。
鞍部より岩稜帯を目指す
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鞍部より岩稜帯を目指す
やはり沢沿いは蛭がいた
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やはり沢沿いは蛭がいた
岩が堆積した地形で足場が悪い
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岩が堆積した地形で足場が悪い
岩稜に出ると直登が無理そうな崖が現れ
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岩稜に出ると直登が無理そうな崖が現れ
東側の基部を巻いて通過
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東側の基部を巻いて通過
通過後、南方向を見ると東側が切れ落ちている
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通過後、南方向を見ると東側が切れ落ちている
荒倉山と隣りの555.3m峰が良く見える(元サイズ)
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荒倉山と隣りの555.3m峰が良く見える(元サイズ)
巻いた崖を振り返る
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巻いた崖を振り返る
次々に現れる突起岩を縫うように進む。踏み跡は獣道程度、蛭は見かけない
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次々に現れる突起岩を縫うように進む。踏み跡は獣道程度、蛭は見かけない
最初の390m峰の山頂部、角ばった大岩の堆積
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最初の390m峰の山頂部、角ばった大岩の堆積
南西方面(楊川ダム)の展望も開ける(元サイズ)
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南西方面(楊川ダム)の展望も開ける(元サイズ)
スタート地点方面を振り返る、右は470m峰の大岩壁(元サイズ)
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スタート地点方面を振り返る、右は470m峰の大岩壁(元サイズ)
390m峰の南隣に小槍のような岩塔、展望を求めて恐る恐る登ってみる
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390m峰の南隣に小槍のような岩塔、展望を求めて恐る恐る登ってみる
南西(楊川ダム)方向の爽快な展望(元サイズ)
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南西(楊川ダム)方向の爽快な展望(元サイズ)
これから進む岩稜帯、左端がラスボスの390m岩塔(元サイズ)
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これから進む岩稜帯、左端がラスボスの390m岩塔(元サイズ)
急勾配だが潅木に掴まり、なんとか下降
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急勾配だが潅木に掴まり、なんとか下降
山ツツジ
今回の目標、390m岩塔にロックオン
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今回の目標、390m岩塔にロックオン
鞍部付近は穏やかな地形。いつの間にか踏み跡が現れ、390m峰の直下まで続いていた
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鞍部付近は穏やかな地形。いつの間にか踏み跡が現れ、390m峰の直下まで続いていた
山仕事の痕跡
赤松や天然杉の多い頂稜を進む、奥に立ちはだかるラスボス
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赤松や天然杉の多い頂稜を進む、奥に立ちはだかるラスボス
意外にも踏み跡は明瞭
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意外にも踏み跡は明瞭
南東方向、東側は高度感のある谷間
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南東方向、東側は高度感のある谷間
この崖は西側の基部を巻く
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この崖は西側の基部を巻く
390m岩塔の直下。垂直な5mほどの崖はフリーでは登攀不可能に見える。
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390m岩塔の直下。垂直な5mほどの崖はフリーでは登攀不可能に見える。
唯一、ルンゼ状から左上に登れるラインが存在。おそらく踏み跡もここを通過しているはず。
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唯一、ルンゼ状から左上に登れるラインが存在。おそらく踏み跡もここを通過しているはず。
真横はもちろん、垂直な崖
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真横はもちろん、垂直な崖
なんとか390m岩塔に這い上がり、辿ってきた岩稜を振り返る。
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なんとか390m岩塔に這い上がり、辿ってきた岩稜を振り返る。
頂上は木々が少なく予想通りの大展望、東方向(津川方面)
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頂上は木々が少なく予想通りの大展望、東方向(津川方面)
特徴的な三角の峰は、2月に登ったカナベラ山(417.9m)
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特徴的な三角の峰は、2月に登ったカナベラ山(417.9m)
南東方向 御神楽岳に雲がかかる
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南東方向 御神楽岳に雲がかかる
南西方向 日本平山〜マンダロク山、楊川ダム
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南西方向 日本平山〜マンダロク山、楊川ダム
東方向 カナベラ山、阿賀野川上流方向(元サイズ)
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東方向 カナベラ山、阿賀野川上流方向(元サイズ)
津川市街地アップ
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津川市街地アップ
山頂から南斜面を少し下ると、さらに絶景が
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山頂から南斜面を少し下ると、さらに絶景が
南方向 楊川ダム、国道49号の小花地大橋、小花地集落
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南方向 楊川ダム、国道49号の小花地大橋、小花地集落
小花地集落アップ
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小花地集落アップ
470m峰〜荒倉山〜555.3m峰パノラマ(元サイズ)
小雨が降ってきたので、岩壁が濡れる前に山頂を降りたい、が、焦ってラインを間違い登り返す失態。
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470m峰〜荒倉山〜555.3m峰パノラマ(元サイズ)
小雨が降ってきたので、岩壁が濡れる前に山頂を降りたい、が、焦ってラインを間違い登り返す失態。
鞍部からは最初の390mを迂回して北西側にトラバース、薮と堆積した岩で悪いルートだった。
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鞍部からは最初の390mを迂回して北西側にトラバース、薮と堆積した岩で悪いルートだった。
スタート地点に到着 470m峰の大岩壁
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スタート地点に到着 470m峰の大岩壁
帰途、林道を走行して津川高原温泉へ
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帰途、林道を走行して津川高原温泉へ
峠にあった林道の案内図
峠にあった林道の案内図
林道を東進
東側の山麓より本尊岩の岩稜を望む、左に390m岩塔(元サイズ)
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東側の山麓より本尊岩の岩稜を望む、左に390m岩塔(元サイズ)
カーテンのようなタニウツギ!
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カーテンのようなタニウツギ!
ウワミズザクラ、満開
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ウワミズザクラ、満開
カナベラ山の北西側を通る林道からは容易に山頂まで登れそうだ
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カナベラ山の北西側を通る林道からは容易に山頂まで登れそうだ
津川高原温泉で日帰り入浴
津川高原温泉で日帰り入浴
温泉の向かいにある、高床式のブックカフェ「風舟」
温泉の向かいにある、高床式のブックカフェ「風舟」
緑に囲まれたカフェで雨音を聞きながら過ごす
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緑に囲まれたカフェで雨音を聞きながら過ごす

感想

旧国道49号の難所区間であった本尊岩トンネル。このトンネルの上に阿賀野川に最も迫り出す岩峰(210m)があり、これが本尊岩ではないかと個人的には推測するが、地形図では特定されていない。

今回は本尊岩の北西に聳える岩塔(390m)を目標としたが、ヤマレコには記録がなく登山の対象になるほどでもないかもしれない。スタートは林道黒岩大牧線からアクセスし、まずは荒倉山南東の470m峰の大岩壁を見ながら小沢を詰めて尾根から390m峰へ這い上がる。山頂で進路を確認し、急な南斜面を下降して鞍部へ降りる。

天然杉と赤松に覆われた岩稜を南東へ進む。途中から踏み跡が現れたのは意外だ。小刻みに起伏のある岩稜を進み続け、薮の向こうに垂直な岩壁が立ちはだかる。目標の390m岩塔だ。慎重にルートを探すとルンゼに登れそうな唯一のラインがあり、覚悟を決めてフリーでよじ登る。最後は薮の斜面を登ると奥に露岩のテラスが現れる。蛇行して流れる阿賀野川と新緑の渓谷、川べりに点在する集落、高度感のあるダイナミックな展望に時間を忘れて見入る。

下山は小雨が降り始める中、岩稜を鞍部まで戻り、390m峰の山腹をトラバース気味に林道へ下った。清川高原温泉で日帰り入浴&食事をしてから帰途についた。

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