城峯山(表参道→西門平)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 926m
- 下り
- 648m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:17
天候 | 晴れ 花粉が飛んでいました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西門平バス停より皆野駅行きバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は分かりやすいです。城峯山より鐘掛城の先まで路面凍結に注意。 枯葉の下に隠れている氷もあります。 |
その他周辺情報 | 万年橋から大鳥居まで 水場1件 売店2件(各々飲料の自販機あり)+バス停付近に仮設っぽい自販機1台 トイレ2か所(大鳥居寄りのトイレは冬季閉鎖中) 神社多数 |
写真
感想
眺望は望めそうにないけれど天気の良い朝。
吾野とか芦ヶ久保あたりを歩くつもりで家を出たものの、三峰口行きの快速電車に乗ることが出来たので行先を変更。西武秩父駅から城峯山に向かうことにしました。
バスに乗ること40分以上。万年橋に到着。
昨年5月に初めて来て以来、10ヶ月振りでしょうか。前回の南尾根より楽で短時間のルートのはずなのでスタートからのんびりムードです。15時50分に西門平を出る最終バスに間に合えさえすれば良いのです。
おかげで万年橋BSより登山口まで、集落の神社にお詣りしたり、道端の花や碑を観察したりで、スタート早々道草三昧です。花は蠟梅がほとんど終わりだけれど福寿草と梅が見頃。これから桜が咲いたらきれいな谷だろうな。見てみたいです。
中郷登山口を通過し八坂神社にお詣りを済ませてから、さすがにのんびりし過ぎたかなと思い、心を入れ替えて少し急ごうとしたけれどもう無理。折角展望の良い山に登るので、条件は良くはないけれど沢山の山を眺めたいところ。
大鳥居から男衾登山口まで舗装路を歩き、民家の脇から登山道に入ります。(去年はこの辺にクリンソウがあったな)
ここからはスギ植林の中をひたすら登ります。季節が良ければニリンソウが咲いているのですが。。。くしゃみしたり鼻をかみながら黙々と歩きました。
傾斜が急になり、見上げた場所に岩穴が見えたらあと少しで林道のガードレールが視界に入ってきます。そうしたら城峯神社まであと少しです。ちなみに、昨年この山を歩いた時にも見た岩穴ですが、誰かが「将門の隠れ岩」と言っていたのでこれがそうかと思っていました。結果から言うと「将門の隠れ岩」はもっと上にあります。
城峯神社のキャンプ場まで着いてみると、変わった風景が広がっていました。緩い斜面に広葉樹が疎らに生えているのですが、その根元には赤いものや白いものが2つずつ置いてあります。ポリタンです。近くの樹に目をやるとポリタンから延びている細いチューブが木の幹に差してあります。これは樹液を採っているのでしょうね。カエデから樹液を採ってメープルシロップを作るのかな。美味しいシロップが出来ますように。ああそうだ、帰りにカエデサイダーを飲んで帰ろう。
城峯神社の前からは両神が正面から格好よく見えたのが印象的でした。
ベンチもテーブルもあるので、ここで昼食にしたかったところですが諦めて、一刻も早く山頂に行くことにします。その前に「天狗岩」を見に行くことにしましたが、途中で「将門の隠れ岩」に通じる道標を発見。こちらの道は上級者のみというようなことが書かれており、登ったはいいが降りられないなんてなったらマズイなと思い、行かないことにしました。(この日も山の中で誰にも会いませんでした。)
その代り「天狗岩」をちょっと覗きに行きました。天狗岩までは尾根伝いに歩いて行ってすぐ。天狗のように鼻の長い形の大岩かと想像していたら先の尖った岩峰でした。恐らく天狗が休む岩という意味なんでしょうね。岩峰に登ってみたら小さな石の祠がありました。大変狭くて高度感があり怖かった。失礼は承知で祠の屋根に掴まったまま。ザックはデポした方が良いでしょう。景色は城峯神社や山頂の方が見ごたえがあります。
天狗岩からひと息で城峯山山頂に到着です。何といっても展望の山なので、展望台まっしぐら。この日は霞んで景色があまり良くないことは分かっていたのですが、奥秩父や長沢背稜がずらーっと見えるのは嬉しいです。付け加えると、もっと早い時間に来たかった。逆光で写真が撮り難い。その分しっかり肉眼で見なくては。
昼食を摂って、次は西門平へ向かいます。このルートは初めて通る道です。カラマツ?の落葉でクッション性があり歩きやすい道ですが、ちょっと凍結があるので注意。2度目の登り階段を終えたところが鐘掛城(跡)。山頂は狭く、さらに木が生えてますますスペースがありません。ここが昔は城だったとは信じられません。まさか天守閣が建つとは思いませんが、掘立小屋に半鐘を吊るして鐘掛城とするのが関の山じゃないかと思いました。
あとは鐘掛城から右折して、西門平まで下りていきます。
それほど面白そうな道ではありませんでしたが、途中で「椎茸採らないで」といった意味の看板がありました。自分たちで食べているのかな。
最後に小さな神社が現れて、この日の山行の無事に対して御礼。
そう言えば、諏訪神社や城峯神社もそうだけど舞台が作ってあった。みなさん、舞台を楽しみにしているのかな。
そしてバス道路に出てきました。西門平というだけあって、ここは天空集落のようです。実際に住むのは大変かもしれないけれど、住んでみたいと思わせるような集落でした。桜の頃にどんな景色になるのか、見てみたいです。
そうそう、帰りに皆野駅から乗った電車が西武線直通だったので、西武秩父駅に寄らず。ということで、カエデサイダーを飲み損ねました。また今度ね。
コメント
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お疲れさま。
絶好の山日和、展望良好でしたね。(ワタシは檜洞丸へ
両神山 魅力的ですね、Goodです、何度も見ちゃいますね。
あの石標はなんだろ?起点から○○mだと思うけど。
秩父ってメープルシロップで色々作ってるんですね。検索したら出てきました。
採取場ですね、いいトコ見させて頂きました。
コメントありがとうです!
城峯山は展望が良いけれど、檜洞丸のきんたさんは見えませんでした〜。
富士山も両神山も何度見ても飽きないという点では似ているかな。早くに登れば絶景が見られると思うのですが…
石柱ですが、確かに起点から○メートルというのが合っているかも。大鳥居からかな?要検証。
樹液の採取場、写真をアップするのを躊躇ったのですが、煮詰めてシロップにするのは大変みたいなので、盗まれる心配はないかと思ってアップしました。まるで一枚の絵のような景色でしたよ。
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