記録ID: 8203743
全員に公開
ハイキング
房総・三浦
武山・砲台山・三浦富士
2025年05月24日(土) [日帰り]



体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:11
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 344m
- 下り
- 339m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 4:43
距離 9.5km
登り 344m
下り 339m
14:45
ゴール地点
天候 | ☁どよ〜ん |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
Goal:京急長沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に一般登山道ですが、龍塚山への道は泥濘で滑りやすく、わずかに藪漕ぎがあります。 |
写真
津久井浜駅から徒歩5分程度で津久井浜に到着?
相模原市にある津久井の地名と関係あるのかな?とふと思ったところ、かもすさんの解説。
三浦の津久井と相模原の津久井は、単なる偶然ではなく、津久井氏という武家の移住・進出によって生まれた明確な歴史的つながりがあるのだそう。横須賀の津久井が発祥の地で、そこから一族が相模原に移り住んで津久井城を築き、地名も引き継がれたのだとか。
浜に自生していたハマボウフウを二人で齧る。(砂で口の中がジャリジャリになった。)
相模原市にある津久井の地名と関係あるのかな?とふと思ったところ、かもすさんの解説。
三浦の津久井と相模原の津久井は、単なる偶然ではなく、津久井氏という武家の移住・進出によって生まれた明確な歴史的つながりがあるのだそう。横須賀の津久井が発祥の地で、そこから一族が相模原に移り住んで津久井城を築き、地名も引き継がれたのだとか。
浜に自生していたハマボウフウを二人で齧る。(砂で口の中がジャリジャリになった。)
本日目指すピーク、武山が麓から見えました。予想通りどんよりとした曇り空です☁
かもすさんが飼っているニワトリの話を聞きながら、登山口までの舗装路をひたすら歩きます。ニワトリは一日一個卵を産むこと(老いると二日に一回)、オスの方がよく鳴くこと、複数羽飼う際は一緒に生まれ育った個体でないと喧嘩すること、ニワトリは意外に気性が荒いこと、アオダイショウに襲われたところを助けた話――興味深い話の数々を聞きながらてくてくと歩を進めました🐾
かもすさんが飼っているニワトリの話を聞きながら、登山口までの舗装路をひたすら歩きます。ニワトリは一日一個卵を産むこと(老いると二日に一回)、オスの方がよく鳴くこと、複数羽飼う際は一緒に生まれ育った個体でないと喧嘩すること、ニワトリは意外に気性が荒いこと、アオダイショウに襲われたところを助けた話――興味深い話の数々を聞きながらてくてくと歩を進めました🐾
1時間ほどで武山に登頂しました。あいにくの曇り空でしたが、それでも景色を望むことができました。
東京湾の防衛を目的として建造された第一海堡と第二海堡について教えて頂く。第二海堡は現在も一般人でも上陸できる島なんですって。
そして見覚えのあるバッヂを付けていたかもすさん😂
東京湾の防衛を目的として建造された第一海堡と第二海堡について教えて頂く。第二海堡は現在も一般人でも上陸できる島なんですって。
そして見覚えのあるバッヂを付けていたかもすさん😂
こちらが横須賀海軍警備隊が使っていた武山高角砲台。
中にいる人の大きさと比較してもとても大きな砲台だったことが伺い知れる。
ここで上空を飛行する米軍機を狙っていたのか〜。砲台を囲むように空いている穴が弾薬庫だったそう。
中にいる人の大きさと比較してもとても大きな砲台だったことが伺い知れる。
ここで上空を飛行する米軍機を狙っていたのか〜。砲台を囲むように空いている穴が弾薬庫だったそう。
感想
宮寺ふくろうの丘公園の代表理事をされている小野かもすさんにお誘いいただき、三浦半島の山々をゆったりと巡る一日を過ごしました。
戦争の歴史、地名の由来、沿岸部の植生、鉱石、野鳥、周囲の建物――道すがら語られる知識の豊かさに、まるで歩く博物館に同行しているかのような心地でした😮 一つひとつの説明に込められた深い洞察は、見慣れた風景を新たな物語で彩ってくれます。
特に沿岸部に点在する戦跡は印象的でした。米軍の上陸に備えて築かれた砲台跡や陣地が、今も静かに歴史を物語っています。低山ゆえに電波も良好で、スマホで当時の資料を確認しながら歩けるのも現代ならではの山歩きの醍醐味でしょう。過去と現在が交錯する不思議な時間でした。
帰路の電車では、アライグマの生態について興味深い話を伺いました。かつて「ラ○カル」ブームでペットとして持ち込まれた愛らしい動物が、野性化によって深刻な環境問題を引き起こしている現実。在来種への脅威、農作物への被害、そして特定外来生物指定に至る経緯――話題はカエル捕食の生々しい描写から、意外にも「味」の評価まで及び、満員の車内でありながら時間を忘れて聞き入ってしまいました。
自然への深い愛情と鋭い観察眼を持つかもすさんとの山行は、単なる散策を超えた学びの時間となりました。知識は体験と結びついて初めて血肉となるのだと、改めて実感した一日でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:264人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する