妙法ヶ岳(北西尾根)


- GPS
- 07:02
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 1,267m
- 下り
- 686m
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:三峯神社バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
表参道は特に問題なし 清浄の滝から北西尾根取り付きまでの沢沿いは、特別危険なところはないが沢筋が複数あり道間違えしないよう頻繁に地図を見るべし。 北西尾根の岩場までは急登ではあるが林業関係者の踏み跡もあり、体力勝負。 途中小さめの岩場がいくつかあるが、直登したり巻いたり、何となく踏み跡を辿れば良い。 地図上の崖マークのところからはコースもクソもないので感想に回します。 |
その他周辺情報 | 大滝温泉または祭の湯 |
写真
装備
備考 | チェンスパ必須、沢バイルまたはピッケル推奨 フリーでも条件が良ければいけるとは思うが基本的にクライミングギア必要 |
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感想
最近興味を持った妙法ヶ岳北西尾根に行ってみた。
暑くなる前にと土日で狙っていたが土曜日は雨予報なので直前まで迷ったが日曜にした(あとで後悔)
bookoさんのレコが大変参考になりありがたかった。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3881924.html
日曜朝まで降る予報だったので、あんまり早く行ってもしょうがないということで特急ラビューの始発で8:57大輪バス停着。川又行きのバスには乗客3名しかいなかった。
大輪バス停から表参道に入ると、マイカー族と思われる数名が登っていた。
最近スマホGPSの調子が悪く、記録開始してもGPS受信できなかったり、ズレがはげしい。再起動しても直らない。
清浄の滝でハーネス ヘルメットなど装着。
滝手前の橋のたもとから沢沿いを遡行する。踏み跡がそれなりにあり、比較的歩きやすい。
しばらく歩くと沢の二又になっている、北西尾根の取り付きに到着する。
相当の急傾斜というか崖と言っても良いぐらいだが登れなくはないので登る。
手を掛けたら岩が崩れ、首を直撃。小さい岩で良かった。
超超急登を50mほど登ると、普通の超急登になる。超急登と普通の急登を繰り返すが、林業関係者も最近も入っているようで、さほどの危険はない。
1000mあたりから霧が濃くなってきた。予定ではこのあたりで晴れるはずだったのだが…
テントを3つぐらい張れそうな平坦地が現れたのでおにぎりとお茶で小休止。
小さめの岩場が何度か現れるが、踏み跡に従って巻いたり登ったり。
1100mあたりから大きな崖が登場する。遠目には難しくなさそうに見えたが、近寄ってみるととても登れそうにない岩壁。
ざっと見ると左側が比較的登れそうに見えたが、bookoさんの写真からすると右も灌木がたくさんあり登れそうだったので様子を見に行く。
見ると泥付きの岩場だが登れそうなので、ロープをセットして登攀開始。
泥で滑るしヌメリがあるが、ガバが多く何とか登れる。
30mロープを目一杯出して2ピッチ。チェンスパを外して登ったが、チェンスパ付けたままの方が良いかも知れない。
北東尾根に合流したが急登とクライミングで結構足に来ている。何だかんだで奥宮直下の崖に到達したのが14:30ぐらいになってしまった。
壁に取り付いたがなんとルートを忘れてしまった。また雨で緩んでいて、下の方からロープを出していると時間切れでバスに間に合わない可能性がある。
と言うことで巻くことにした。巻き道も忘れたというか以前巻いた時期は積雪が多かったのでルートを覚えているわけがない。
この辺かな?と思って登り始めたが、地面が緩んでいてバイルと木の根だよりにとにかく攀じ登るが時間がかかる。これなら正面壁をロープ出しても同じだったかも。また凄まじい急傾斜で、時間が無いのでロープ出さなかったが下手したら大怪我するところだ。反省。
しかしゴミが滅茶苦茶多い。急いでいたので今回はゴミ拾いしなかったが、いつか上から懸垂してゴミ拾いしよう。
結局到達したのは正面壁上部の奥宮手前地点。15時を過ぎてしまっていたので、無事登頂のお礼を申し上げてそそくさと三峯神社へ。
ロープやギアをぶら下げたまま走り、何とかバス停まで1時間程度で到着し、手や顔を洗い、終バス16:30に間に合った。
やっぱり奥秩父のソロクライミングは車じゃないとダメだな、と思いました。
コメント
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妙法ヶ岳北西尾根に行かれたのですね。
そして北西壁は右からソロシステムで登られたのですね!
私達も右も少し覗いてみましたが、左右共にどこから行っても大変だろうなと思っていました。
右からだと、逆くの字のラインで登られた感じでしょうか?
ご無事に登頂出来て何よりです。大変お疲れさまでした。
追)写真24のグレーの踏跡、あれ全部私達のです。
GPSが北西壁で滅茶苦茶に飛び捲っています。あの軌道は全く歩いていません。
パペ山さんの青ラインの様に、基本尾根通しで登っています。
はい、右から逆くの字的に登りました。
bookoさんご提供の北西壁全景の写真がなかったら、上部の様子が下から全く見えず不安すぎて左から登っていたと思います。ありがとうございます!
妙法ヶ岳は本当に良い山ですね。私も少しずついろいろな尾根に遊びに行きたいと思います
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