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記録ID: 8216235
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ハイキング
四国

栃尾山のブナの原生林・石楠花群生地への道はヤバかった!

2025年05月27日(火) [日帰り]
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GPS
03:08
距離
3.5km
登り
444m
下り
448m

コースタイム

日帰り
山行
3:08
休憩
0:00
合計
3:08
距離 3.5km 登り 444m 下り 448m
11:47
188
スタート地点
14:55
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
四国中央市新宮町から高知県大豊町に抜ける県道5号の笹ヶ峰トンネル手前の登山口
駐車場は無いが路肩のスペースに2台くらいは駐車可能
トイレは道の駅霧の森🅿を使用
コース状況/
危険箇所等
登山道入り口に壊れた看板「ブナの原生林」がある。
いきなりの急登を30分ほど登ると栃尾山への直登とブナの原生林の分岐がある。
杉林の分岐を右に約300mほど進むと、水なしの崩落した谷がある。
崩落したザレ場は渡れないので手前50mくらいを2時の方向に(踏み跡は全くなし)下っていくと、谷へ降りる虎ロープがある。
水なし谷を渡って急斜面を登り返して登山道に戻る。
3か所ほど水なしのザレ谷があるので注意して渡る。
ピンクテープも付けられておらず、全体に踏み跡は薄い。
栃尾山直登分岐点からの横駆け道は登山道とは言い難く、ハイキング気分で踏み込むのは危険である。
ザレ場の斜面を歩くので、冬季以外でもチェーンスパイク着用が好ましい。
危険個所通過時の確保や足場切りのためにピッケルを携行した。
ザレ谷を渡るために杉林の急斜面を降りることがあり、確保のためにロープも携行するほうが安全である。
その他周辺情報 登山後は道の駅霧の森での食事、「交湯〜館」での入浴が可能
路肩に駐車
いきなりの急登
分岐から横駆け道に入る
分岐から横駆け道に入る
チェーンスパイクを装着
2
チェーンスパイクを装着
崩落地の位置
大きく抉れた崩落谷を渡るために杉林の急斜面を降りていくと、10年ほど前に自分が掛けたトラロープが残っていた
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大きく抉れた崩落谷を渡るために杉林の急斜面を降りていくと、10年ほど前に自分が掛けたトラロープが残っていた
渡ったあとは急斜面を登り返す
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渡ったあとは急斜面を登り返す
斜面を登っていきます
斜面を登っていきます
2番目の小さなザレ場を渡って・・・
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2番目の小さなザレ場を渡って・・・
這い上って・・・
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這い上って・・・
這い上って・・
今度は水量のある谷を渡って・・・
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今度は水量のある谷を渡って・・・
横駆け道に復帰した
横駆け道に復帰した
「これより原生林」
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「これより原生林」
道はどこ?
とにかく高度を維持して進む
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とにかく高度を維持して進む
また渡渉・・・
渡れそうなところを探して高巻きする
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渡れそうなところを探して高巻きする
なんとか渡れそうです
なんとか渡れそうです
行く手を遮る巨倒木
行く手を遮る巨倒木
何となく踏み跡のような・・・
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何となく踏み跡のような・・・
またまた横たわる巨木
またまた横たわる巨木
ここもやばそう・・・
ピッケルを刺して確保しながら渡る
ここもやばそう・・・
ピッケルを刺して確保しながら渡る
横駆け道は終わって、ここから直登になるが・・・
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横駆け道は終わって、ここから直登になるが・・・
咲き残った石楠花の写真を土産に、きょゆはここまで!
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咲き残った石楠花の写真を土産に、きょゆはここまで!
引き返します
帰りはスンナリと渡渉点をルーファイできた
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帰りはスンナリと渡渉点をルーファイできた
自分の足跡を辿り・・・
自分の足跡を辿り・・・
渡渉できた・・・
渡渉できた・・・
核心部まで戻ったが、左は切れ落ちたザレ谷。
この古いトラロープに命を預けることは出来んな!
斜面を四つん這いのクライムダウンで渡れそうなところまで急斜面を降りた。
チェーンスパイクとピッケルが役に立ちました。
核心部まで戻ったが、左は切れ落ちたザレ谷。
この古いトラロープに命を預けることは出来んな!
斜面を四つん這いのクライムダウンで渡れそうなところまで急斜面を降りた。
チェーンスパイクとピッケルが役に立ちました。
谷を渡って、自分が掛けたトラロープを使って這い上がります
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谷を渡って、自分が掛けたトラロープを使って這い上がります
横駆け道に復帰しました
横駆け道に復帰しました
渡渉ロープまで降りていく場所にケルンを積んでおきました
渡渉ロープまで降りていく場所にケルンを積んでおきました
栃尾山直登ルートに合流し・・・
栃尾山直登ルートに合流し・・・
尾根道を降りて行きます
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尾根道を降りて行きます
県道まで降りてきました
県道まで降りてきました
ハイキング気分では危険です。
滑らない足元や、確保の道具、ロープを使わないと石楠花群生地までは行けません。
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ハイキング気分では危険です。
滑らない足元や、確保の道具、ロープを使わないと石楠花群生地までは行けません。
ジムニーくん、ただいま!
ジムニーくん、ただいま!

装備

個人装備
チェーンスパイク ピッケル

感想

四国中央市新宮町から大豊町の県境・笹ヶ峰の西にある「栃尾山」。
その北側の横駆け道に「ブナの原生林」「石楠花の群生地」がある。
10年ほど前の大雨の時に横駆け道の谷筋が崩落し、危険な状態になっていた。
その後、どんな状態になっているのだろうと気になっていたので、様子を見に行ってきました。

県道の路肩に車を留めて登ります。
登山口の看板は朽ち果てて、板が落ちていました。

栃尾山の尾根に向かって直登すること約30分で横駆け道分岐に着きました。
杉林を約300mほど歩くと問題の崩落したザレ谷に着きました。
大きくV字にえぐられた個所は渡ることはできません。
少し戻ってチェーンスパイクを装着し、2時の方向へ斜めに下っていくと、以前に私が掛けた虎ロープが残っていました。
注意してV谷を渡り、道なき杉林の急斜面を這い上がっていきます。
約100m程を登り返して、ようやく横駆け道らしき踏み跡に復帰。
水平進行を維持しながら進みますが、道というよりも何となく踏み跡があるような・・・ないような・・・。
横たわる巨大な倒木を迂回したり、斜面をピッケルで確保しながらの「横這い」で進んだり・・・。
ようやく石楠花の群生地までたどり着きました。
既に花の時期は終わっていましたが、それでも咲き残る石楠花の花を撮影して「今日はここまで!」と引き返すことにしました。

四国中央市新宮町の「ぶなの原生林」「石楠花の群生地」までの横駆け道はハイキング気分で行けるところではありませんでした。

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