ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8224600
全員に公開
キャンプ等、その他
近畿

護摩壇山・鶴姫公園からの星空鑑賞

2014年05月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
yamaaruki108 その他1人
GPS
05:30
距離
170m
登り
27m
下り
26m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
撮影を始めたのは3日の午前零時過ぎ。この時期には銀河が地平線から昇ってくるのを見ることができる。まず南南東の山の稜線から昇ったばかりの銀河を撮る(0:06)。
中央の一段と明るい銀河の中心方向にあるのはいわゆる南斗六星のある射手座。銀河の右上に明るく輝いているのはさそり座のアンタレス。(次の写真参照)
2014年05月03日 00:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 0:06
撮影を始めたのは3日の午前零時過ぎ。この時期には銀河が地平線から昇ってくるのを見ることができる。まず南南東の山の稜線から昇ったばかりの銀河を撮る(0:06)。
中央の一段と明るい銀河の中心方向にあるのはいわゆる南斗六星のある射手座。銀河の右上に明るく輝いているのはさそり座のアンタレス。(次の写真参照)
2014年05月03日 00:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 0:06
銀河は左の東の空に続く(0:22)。
中央左寄りの銀河上に白鳥座が横たわる。中央上にはこと座のベガ。銀河を挟んで右下にはわし座のアルタイル。ベガ、アルタイル、白鳥座のデネブを結べば夏の大三角形。左下は大阪方面の灯りで明るくなっている。(次の写真参照)
2014年05月03日 00:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 0:22
銀河は左の東の空に続く(0:22)。
中央左寄りの銀河上に白鳥座が横たわる。中央上にはこと座のベガ。銀河を挟んで右下にはわし座のアルタイル。ベガ、アルタイル、白鳥座のデネブを結べば夏の大三角形。左下は大阪方面の灯りで明るくなっている。(次の写真参照)
2014年05月03日 00:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 0:22
再び南南東の空(0:29)。
立ち上がるさそり座。夏の夜空に見える代表的な星座。
2014年05月03日 00:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 0:28
再び南南東の空(0:29)。
立ち上がるさそり座。夏の夜空に見える代表的な星座。
北の空には北斗七星が逆立ち(0:30)。
北の地平線付近は大阪方面の灯りで明るい。
2014年05月03日 00:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 0:30
北の空には北斗七星が逆立ち(0:30)。
北の地平線付近は大阪方面の灯りで明るい。
南西の空(0:36)。
中央上右寄りに麦星と呼ばれるうしかい座のアークトゥルス。中央右寄り下に乙女座のスピカ。この二つは春の代表的な星で夫婦星とも呼ばれる。右下の明るい星は火星。左下にはさそり座の頭の部分が見える。その右は土星がいる天秤座。(次の写真参照)
2014年05月03日 00:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 0:35
南西の空(0:36)。
中央上右寄りに麦星と呼ばれるうしかい座のアークトゥルス。中央右寄り下に乙女座のスピカ。この二つは春の代表的な星で夫婦星とも呼ばれる。右下の明るい星は火星。左下にはさそり座の頭の部分が見える。その右は土星がいる天秤座。(次の写真参照)
2014年05月03日 00:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 0:35
南の空には銀河が高くなってきた(1:00)。アンタレスと土星が一際明るい。(次の写真参照)
右の影は鶴姫公園の展望台。この公園には平家の落人伝説に纏わる鶴姫の墓がある。
2014年05月03日 01:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 1:00
南の空には銀河が高くなってきた(1:00)。アンタレスと土星が一際明るい。(次の写真参照)
右の影は鶴姫公園の展望台。この公園には平家の落人伝説に纏わる鶴姫の墓がある。
2014年05月03日 01:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 1:00
上の写真とほぼ同じ時刻(1:10)に同じ方向を撮ったもの。撮影条件の設定や補正の違いでずいぶん感じが違います。
2014年05月03日 01:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 1:10
上の写真とほぼ同じ時刻(1:10)に同じ方向を撮ったもの。撮影条件の設定や補正の違いでずいぶん感じが違います。
ちなみに、昨年の8月13日の午後11時26分に護摩壇山で撮った銀河の写真。南南西の空に垂直に立っている。
2013年08月13日 23:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
8/13 23:26
ちなみに、昨年の8月13日の午後11時26分に護摩壇山で撮った銀河の写真。南南西の空に垂直に立っている。
同じく14日零時4分の写真。最初の写真とほぼ同じ時刻だが季節の差による違いがよく分かる。
2013年08月14日 00:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
8/14 0:04
同じく14日零時4分の写真。最初の写真とほぼ同じ時刻だが季節の差による違いがよく分かる。
深夜の1時も過ぎて眠気が出てきたため車の中で仮眠をとる。
4時を過ぎると東の空が薄明るくなってきたので日の出を見るために起き出した。もう星はそれほど見えず明けの明星だけが明るく輝いていた。
東の明るくなった方向を見ると遠くに見覚えのある山影が見えたが・・・
2014年05月03日 04:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 4:58
深夜の1時も過ぎて眠気が出てきたため車の中で仮眠をとる。
4時を過ぎると東の空が薄明るくなってきたので日の出を見るために起き出した。もう星はそれほど見えず明けの明星だけが明るく輝いていた。
東の明るくなった方向を見ると遠くに見覚えのある山影が見えたが・・・
望遠で確認すると・・・。
中央の角のように尖ったピークと台形の頂きを持つ特徴ある形の山は稲村ヶ岳に違いない。尖ったピークは大日山だ。そうするとその左は山上ヶ岳、右は大普賢岳。そう、大峰山脈の山影だった。
2014年05月03日 04:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 4:55
望遠で確認すると・・・。
中央の角のように尖ったピークと台形の頂きを持つ特徴ある形の山は稲村ヶ岳に違いない。尖ったピークは大日山だ。そうするとその左は山上ヶ岳、右は大普賢岳。そう、大峰山脈の山影だった。
中央の山影は弥山から八経ヶ岳にかけての大峰山脈の核心部分だ。
2014年05月03日 04:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 4:55
中央の山影は弥山から八経ヶ岳にかけての大峰山脈の核心部分だ。
そして右の方には仏生ヶ岳、孔雀岳、釈迦ヶ岳。
2014年05月03日 04:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 4:56
そして右の方には仏生ヶ岳、孔雀岳、釈迦ヶ岳。
思いがけずに遥か大峰山脈の全容を確認できてこの景色が急に身近なものになった。午前5時12分、朝日は大日山の左から昇ってきた。
2014年05月03日 05:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 5:13
思いがけずに遥か大峰山脈の全容を確認できてこの景色が急に身近なものになった。午前5時12分、朝日は大日山の左から昇ってきた。
鶴姫公園からのご来光。
ここの標高は1200m近いので大峰山脈が見えて当然と言えば当然のことだったが、予想もしなかった景色を眺めることができて何か得をした感じだった。
2014年05月03日 05:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/3 5:13
鶴姫公園からのご来光。
ここの標高は1200m近いので大峰山脈が見えて当然と言えば当然のことだったが、予想もしなかった景色を眺めることができて何か得をした感じだった。
撮影機器:

感想

大阪近辺で星空を撮影する場合、最も条件がよいところとされているのは高野山の奥の護摩壇山付近です。そこは自宅から100kmあまりの距離でそれほど遠くはないが、時間的には3時間近くを要します。
家を出たのは2日の午後8時半ごろ。昨年の8月は護摩壇山下の駐車場まで行ったが、今回はその手前の鶴姫公園で星を見ることにした。暗い夜道を走って目的地の鶴姫公園には11時過ぎに到着。既に少なからぬ人達が大きな望遠鏡をセットして星空を観察していた。
我々も支度をして撮影を始めたのは3日の午前零時を回っていた。今回は護摩壇山までは行かなかったが、昨年の夏にペルセウス座流星群を見に護摩壇山へ行ったときの写真も使っていることと、この地域の星観察の代表的な地名であることから敢えてこの山名もタイトルに入れました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:5人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら