ヌタハラ谷

2025年06月01日(日) [日帰り]

• GPS: 10:52
• 距離: 17.6km
• 登り: 2,154m
• 下り: 2,164m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:37
• 休憩: 0:16
• 合計: 10:53

距離 17.6km 登り 2,154m 下り 2,164m

6:45 スタート地点
7:01 宮ノ谷出合
7:39 7:50 ヌタハラ谷出合
15:29 15:30 桧塚
15:31 千秋峯
15:47 ヌタハラ林道分岐
17:01 17:06 ヌタハラ谷出合
17:32 宮ノ谷出合
17:38 ゴール地点

天候

晴れ

写真

6/1 6:45

駐車地点。渓流釣りらしき人が1人通ったのみで、人気はない。

6/1 7:53

林道から杣道へ

6/1 7:54

杣道で、最初のゴルジュはかわす

6/1 7:55

入渓点

6/1 7:57

と、いきなり猪の死骸。「不吉な…」という言葉を飲み込む。

6/1 8:06

最初は綺麗な沢歩き。左の壁にルンゼ。

6/1 8:11

大岩に懸かる2条5m

6/1 8:16

ナメ

6/1 8:20

ゴルジュのナメ

6/1 8:23

釜と6m滝。左壁を直登。

6/1 8:27

手前から、5m、12m滝

6/1 8:31

12m滝は左岸を巻きました

6/1 8:37

ナメ滝

6/1 8:41

5mナメ滝だったかな？左岸を登る。

6/1 8:44

5m滝を上から覗く。

6/1 8:45

5m滝2段

6/1 8:51

5m滝2段目は、確保して右岸を登攀。同志が「あっ！」新品のピトンを釜に落としてしまった😅

6/1 8:52

気を取り直して

6/1 8:55

あと少し！

6/1 8:55

今回、カムの出番はなく、ピトンとナッツのみ。

6/1 9:06

5m滝をセカンドが登る。

6/1 9:06

ロープを使ったのは、夫婦滝の高巻きと、ここだけでした。

6/1 9:49

6/1 9:58

出ました。夫婦滝3段で約100m❗下段しか見えない…しかも、白飛びしてるのもあって、遠近感が分かりづらく、スケールが伝わりにくいですね。

6/1 10:00

6/1 10:03

夫婦滝上段55m。圧倒的な高さで立ちはだかる。

6/1 10:03

近寄って見上げると、ひっくり返りそう。お手上げ。笑うしかない。

6/1 10:39

夫婦滝上段の左岸岩場を高巻き中。

6/1 10:46

切り立った脆い岩壁。30mロープギリギリまで粘る。この上も、脆く気持ち悪いスラブが続き、進退を迫られる。

6/1 10:54

苦闘の末、この壁は諦め、巻きルートを更に大きく取り、落葉の積もる急斜面を巻くことに。

6/1 12:10

スケールの大きい巻き。チェーンスパ持ってきて良かった。

6/1 12:11

沢に復帰

6/1 12:58

ゴーロ

6/1 13:07

ちょっとクライミング要素あり。

6/1 13:24

樋状

6/1 13:36

直登できる滝が多くて楽しい(^^)

6/1 13:41

単調になってきたかな。

6/1 13:47

6/1 13:49

6/1 13:52

神々しい不動滝✨

6/1 13:52

これも、圧倒されました。もちろん巻きましたとも。

6/1 14:22

上流部のＶ字谷

6/1 14:30

バイケイソウ

6/1 14:41

枝分かれを右へ。

6/1 14:44

奥の二股。ここから詰めに入りました。白飛びして分かりにくいけど、本谷方面に、すぐ立派な滝が。

撮影機器：

SOG07 Sony

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード カム ナッツキー アッセンダー ハンマーバイル アングルハーケン 渓流シューズ トポ、ルート図

感想

たーほー

去年、断念した毛勝三山。今年こそはと狙っていたが、冬季の豪雪により、なかなか林道が開かず。ようやく行けるかな？と思ったら、悪天候に阻まれた。

せっかく予定を空けていた3人。ならば、前泊で行く、ちょっと遠出の沢でも企画しよう、ということに。
そこで候補に上がった台高。3人とも沢登りとしては初めての山域。睡眠時間を削って調べ、ヌタハラ谷に目が止まった。懐深く、水量豊富な台高山脈。超ド級の大滝があるようだ。新規開拓にワクワクする。

前日の昼下がり、ゆっくりと飯高へ。ラーメン屋で夕食。酒宴してテン泊。この日のために買ったコスパワインは、ほとんど1人で飲み干した。

当日、駐車地点へ。崩れた崖。携帯電波はここから車で1時間ほど入らない。

夫婦滝100mの高巻きのルーファイが核心部だったかと。
脆い壁からのアプローチにこだわりすぎ、上段55mだけで1時間以上かかってしまいました。
下山も長く、いつになく疲れ切った一行。

が、個人的にはこの日の痺れるような体験に、沢への熱が更にヒートアップ。
張り切りすぎて、荒島岳極楽谷で、大きなやらかしを連発💦
それでも性懲りもなく、もっといろんな山域の、いろんなタイプの沢に行きたい❗3級の沢に行きたい❗それも自分もリードで❗という野望に火をつけた、新たなステージへの第一歩となった山行でした。