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Yamareco

記録ID: 823794
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

平標山〜平元新道より。一部踏み抜き箇所多数

2016年03月06日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.9km
登り
1,012m
下り
1,012m

コースタイム

日帰り
山行
6:40
休憩
0:30
合計
7:10
6:20
68
スタート地点
7:28
7:30
95
9:05
9:20
75
10:35
10:38
47
11:25
11:35
45
12:20
12:20
70
13:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三国小分校近くに駐車
朝6時で4、5台。下山後に見た車を含めると10台前後。それほど多くの人は山には入ってなかった
コース状況/
危険箇所等
特になし
スタートは小学校裏の道を通り別荘地内を通る。道に雪は無い
スタートは小学校裏の道を通り別荘地内を通る。道に雪は無い
最後の別荘から先きは雪道
最後の別荘から先きは雪道
橋。すでに雪は緩んでいて、浅く雪に脚元が掴まる
橋。すでに雪は緩んでいて、浅く雪に脚元が掴まる
北方面には平標に繋がる松手山の稜線が見える
北方面には平標に繋がる松手山の稜線が見える
ゲート前。このあたりからヤカイ沢に向かう。平元新道はまっすぐ林道を行く
ゲート前。このあたりからヤカイ沢に向かう。平元新道はまっすぐ林道を行く
踏み跡は明瞭だが、やはり踏み抜きに苦労する
踏み跡は明瞭だが、やはり踏み抜きに苦労する
1時間ほど歩くがまだ登山口に到着せず。
1時間ほど歩くがまだ登山口に到着せず。
ようやく登山口。
1
ようやく登山口。
登り始めます
初めは緩やかな道
初めは緩やかな道
不意に景色が開けた。振り返ると苗場スキー場と苗場山の稜線
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不意に景色が開けた。振り返ると苗場スキー場と苗場山の稜線
この開けた場所から、平標山ノ家まで急斜面になる。踏み抜きも深くなってきたため、ワカンを装着
この開けた場所から、平標山ノ家まで急斜面になる。踏み抜きも深くなってきたため、ワカンを装着
ワカンがあると踏み抜きは少なくなった。しかし、脚型にできた轍がワカンの大きさに合わないため、初めのうちは右に左に体よれて歩きづらかった
ワカンがあると踏み抜きは少なくなった。しかし、脚型にできた轍がワカンの大きさに合わないため、初めのうちは右に左に体よれて歩きづらかった
小さな沢状のくぼみを越えると、ますます傾斜はきつくなる。
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小さな沢状のくぼみを越えると、ますます傾斜はきつくなる。
休みながら登る
少しずつ樹木がまばらになり視界が開けてきた
少しずつ樹木がまばらになり視界が開けてきた
天気がいい。無風。しかし、雪が緩んできて、登ってはズリズリ後退。一歩進んで半歩下がる。
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天気がいい。無風。しかし、雪が緩んできて、登ってはズリズリ後退。一歩進んで半歩下がる。
平標山ノ家に到着。小屋はやってないが、なんと水が出ていた。ありがたい。とても美味しい水です。
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平標山ノ家に到着。小屋はやってないが、なんと水が出ていた。ありがたい。とても美味しい水です。
冬期小屋があった
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冬期小屋があった
しばらく小屋で休憩し景色を堪能したあと、登り始める。ここから300mほどの標高差。正面の奥に山頂が見える
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しばらく小屋で休憩し景色を堪能したあと、登り始める。ここから300mほどの標高差。正面の奥に山頂が見える
東側に仙ノ倉。今回は行かない。
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東側に仙ノ倉。今回は行かない。
仙の倉の影から、ちょこんと顔を出す鋭峰。万太郎と思われる。
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仙の倉の影から、ちょこんと顔を出す鋭峰。万太郎と思われる。
山頂に向かって歩き出す
山頂に向かって歩き出す
時々振り返り、進んだ距離を確かめる。
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時々振り返り、進んだ距離を確かめる。
素晴らしい雪。笹が頭を出してるが、今期一番の雪景色
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素晴らしい雪。笹が頭を出してるが、今期一番の雪景色
平標山ノ家で見てた傾斜よりも急に感じる
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平標山ノ家で見てた傾斜よりも急に感じる
1kmほど進んだ所で、平標山頂が見えた
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1kmほど進んだ所で、平標山頂が見えた
ここまで来ると苗場スキー場の全体が見える。注意深く見ると人も見える
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ここまで来ると苗場スキー場の全体が見える。注意深く見ると人も見える
苗場山のテーブルマウンテン。
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苗場山のテーブルマウンテン。
山頂に到着。到着と同時に立ってるのもやっとの強風に吹き付けられる。どこからの風なのか分からないぐらいの強風。
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山頂に到着。到着と同時に立ってるのもやっとの強風に吹き付けられる。どこからの風なのか分からないぐらいの強風。
エビのしっぽ
奥に巻機山が
遠く湯沢の市街地が見える
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遠く湯沢の市街地が見える
苗バススキー場
南東方面。特徴的な山頂が平らな山があるのだがこれは何山だろうか?
南東方面。特徴的な山頂が平らな山があるのだがこれは何山だろうか?
仙の倉を背景に
苗場方面
ヤカイ沢から上がってきたスキーヤー
ヤカイ沢から上がってきたスキーヤー
もうすぐ小屋。
平標山ノ家に戻ってきた
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平標山ノ家に戻ってきた
樹林帯をまっすぐ降りる
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樹林帯をまっすぐ降りる
登山口までもどってきました 
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登山口までもどってきました 
ここまで車が入れそうだが。
ここまで車が入れそうだが。
私の下山とほぼ同じくして、5、6組が下山してきた
私の下山とほぼ同じくして、5、6組が下山してきた

感想

初めての厳冬期平標山。ヤマレコ見ていて、大体の人はヤカイ沢方面かなと思っていたら、この日の入山者のうち半数以上は平元新道経由だった。そのため、最近の無降雪もあいまってトレースはしっかりついていた。人がいなくてルートファインディングの練習ができるという思いは通じなかった。
ただルートが無いものとして、25000/1地図を見ながら地形を確認していると色々発見はあったのでよかった。

【雪質と脚元】
全体的に湿雪でざくざくしてるため、スタートから浅い踏み抜きを何度もする。特に稜線上では脚の付け根まで踏み込む場面も一度や二度にあらず。おかげで、山頂直下の登りだけで、かなり体力の消耗を招いた。これが無ければ仙ノ倉まで行けたと思うと体力の無さが悔やまれた。

こういう不安定な脚元だったので、ワカンを使用。
購入以来3年で一回しか使用したことがなかったので良い機会でした。トレースが無い場面では良いのだが、踏み跡があり、脚型に階段状になってる斜面を直登する場面で、脚の置き方や取り回し方が少し難しかった。
また、ワカンといえど、正しく使わないと、このような雪質では本来の性能は発揮できず、踏み抜きの連続でした。良い勉強になったと思います

【入山者】
すれ違ったのは7、8パーティほどで、静かな山行でした。風に乗って向の苗場スキー場からの館内放送?がここまでとどくぐらい静かでした。その中でBCの方は3組ほど。もっといたかもしれません。スノーボードが一組いましたが、あんな薮っぽくて樹林の山なのに、かなり難しいのでは?と思わずにはいられませんでした。

【しんどい所】
平標山の家直下の標高差150m前後が急斜面。登りはズルズル滑り、一歩進んで半歩下がるを繰り返し。下山時は滑るのでピッケルの準備を。
平標山より3~500m手前に深い踏み抜き箇所あり。

【景色】
ずっと苗場方面の景色はいい。平標山ノ家で仙ノ倉と万太郎が姿を現す。
平標山頂で唯一湯沢市街を見下ろせる。このように景色が場面ごとに変わりとても楽しい。

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コメント

見えている山について
unemeさん、はじめまして

レコ、楽しく拝読させていただきました。
36番目のお写真で、『特徴的な山頂が平らな山』は”上州のテーブルマウンテン゛の異名を持つ三峰山です。
山と高原地図をお持ちでしたら、谷川岳裏面の表図範囲で右下に出ています。
なお、22番目の『仙の倉の影から、ちょこんと顔を出す鋭峰』はエビス大黒ノ頭で、万太郎は写真の右端のピークだと思います。
2016/3/7 21:17
初めまして〜〜!
コメントありがとうございます
三峰山ですか。初めて聞く山です。荒船を思わせるような見事なテーブルっぷりが素晴らしいですねー
あと、エビス大黒ノ頭でしたか!?ご指摘ありがとうございます。確かに万太郎にしては近いな、と思ってましたが。知らずに人に言ってしまったら恥ずかしい思いをする所でした笑
今度、谷川〜平標を縦走しようと計画してるのですが、エビス大黒ノ頭はノーマークでした。
写真で見ると結構な鋭峰ですね。仙の倉と対照的!谷川岳って面白いですね〜
2016/3/8 4:32
プロフィール画像
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体力レベル
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