北国街道：田中宿～白鳥神社～海野宿～中曽根親王塚古墳～信濃国分寺～常田館製糸場

2025年06月04日(水) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 12.9km
• 登り: 46m
• 下り: 114m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:17
• 休憩: 0:04
• 合計: 6:21

距離 12.9km 登り 46m 下り 114m

8:18 田中駅
10:16 海野宿跡
11:15 11:17 大屋駅
12:16 信濃国分寺駅
14:34 14:36 上田駅
14:39 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

6/4 8:17

田中駅にて

全国の田中さん大歓迎

駅名は、「た」にアクセントを置く。

6/4 8:21

田中宿

6/4 8:22

田中の将軍地蔵

6/4 8:33

海野宿への古道

海野は「うんの」と発音します。

6/4 8:33

6/4 8:44

6/4 8:47

白鳥神社のケヤキ
でか〜い。

6/4 8:55

境内を覗くと、さらに大きなケヤキの木がある。

6/4 8:56

白鳥神社は、海野一族の氏神である日本武尊を祀る神社

6/4 8:57

御神木の大ケヤキ

6/4 8:59

日本の道百選の石碑

6/4 9:00

海野宿

昭和61年、「日本の道百選」に選ばれ、
昭和62年、「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けた。

6/4 9:01

媒地蔵尊

6/4 9:02

海野宿
だ〜れもいない。

6/4 9:02

海野宿

6/4 9:03

特徴的な袖うだつ

6/4 9:04

海野宿資料館

6/4 9:08

令和元年の台風19号は、千曲川の堤防を決壊し、百年に一度と言われる災害をもたらした。

二度とこうした災害が来ないことを願って「復興の鐘」が作られた。

6/4 9:10

玄米をこの石臼でついていた。

昔の人は賢いね。

6/4 9:13

お蚕さんの道具

6/4 9:34

海野氏は弓の名家

鶴岡八幡宮の流鏑馬で名を馳せ、源頼朝の側近として活躍した。

6/4 9:35

海野格子

6/4 9:48

海野宿

6/4 9:48

海野宿

6/4 9:49

海野格子が見える

6/4 9:50

北国街道、日本の道百選の看板

6/4 9:50

なつかしの玩具展示館

6/4 9:53

玩具がいっぱい。

6/4 10:13

馬の塩舐めの石

江戸時代の人は、旅にも生活にも欠かせない馬に塩をなめさせて一息つかせていた。

昔の人は賢いね。

6/4 10:18

6/4 10:43

中曽根親王塚古墳

6/4 10:46

中曽根親王塚古墳のてっぺんにて。

内部構造は確認されていないが、竪穴式石室の可能性が高いとか。

6/4 12:34

信濃国分寺の本堂（日本遺産）

6/4 12:36

信濃国分寺本堂の白い象

お釈迦様の母親である摩耶夫人は、永く子宝に恵まれなかったが、６本の牙のある大きな白象が摩耶夫人の右脇下から胎に入る夢を見て懐妊したという。

6/4 12:42

信濃国分寺の三重塔（日本遺産）

和唐折衷様式の三重塔は国の重要文化財。

6/4 13:59

常田館製糸場

無料で見学させてもらえる。

6/4 14:02

常田館製糸場の桑の木

6/4 14:03

常田館製糸場の5階建ての繭倉庫

6/4 14:07

上田は、重要な養蚕業の地。
渋沢栄一も来ていた。

6/4 14:07

昭和天皇のお姿も。

6/4 14:11

猫は　繭の守り神

6/4 14:14

明治11年、笠原組は岡谷で製糸場を始めたが、明治33年、上田に進出し、常田館を創業した。

撮影機器：

iPhone 15 Apple

感想

なほりん

北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道。

しなの鉄道の田中駅で下車し、上田駅まで歩いてみました。

▶︎海野宿

海野宿は、戦国の名将・真田氏の祖である滋野氏・海野氏のふるさと。

格子戸のある美しい町並みで、ひっそりと静か。


同じ街道筋でも川越のような喧騒さがないのは、町の人の意識の高さと土産物屋さんがないからかもしれない。

しかし、
「重要伝統的建造物群保存地区」であり、「日本の道百選」のひとつでもあり、街道歩きな人にとっては穴場的な場所です。


この街道は、昔は、主に

①佐渡で採れた金の輸送、
②加賀藩の参勤交代の道
③善光寺に参る街道

として使われていました。


▶︎常田館製糸場

養蚕業は、江戸時代末期から昭和にかけて、長野県の経済を支え、全国一の製造を誇った。

笠原組は、岡谷に製糸場を立ち上げたが、のちに上田に進出し、「常田館製糸場」を創業した。


上田盆地が選ばれた理由は、千曲川とその支流が作る扇状地や河岸段丘が桑の栽培に適していたから。

また年間降水量が1000 m未満という気候は、蚕の育成にちょうど良かった。