前鬼周辺の靡 三重滝と小池宿


- GPS
- 08:28
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,812m
- 下り
- 1,817m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:27
天候 | 朝のうち小雨が降ったりやんだりしていたが、次第に降らなくなり日射しのある時間帯もあった。概ね曇り。17〜21℃、風はほぼなし。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道は、すれ違いの際はバックしないといけない。落石大きめのもいくつかあり、陥没も多少あり。行者還トンネルに向かう道と比べれば、かなり良いですが。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小仲坊〜閼伽坂峠:特に問題ないです。 閼伽坂峠〜垢離取場:閼伽坂峠を過ぎると少しトラバースしてから下りに入ります。トラバースを続ける方向に割としっかりした踏み跡があり、私はルート間違いしてしまいました。分岐にテープしっかりありますので見落とさないようにしましょう。 垢離取場〜三重滝:レコでは沢に下りていくルートを進んでいます。こちらもテープはあるし、踏み跡も割としっかりとあります。まっすぐ三重滝に行かれる場合は間違えないようにご注意ください。 三重滝の行場:鎖はありますが、岩登りをやったことのない人だと難しいかもしれません。大峰周辺の他の鎖場と比べても難しめと感じました。 行場を過ぎてから登山道に戻るまで:結構急な下り坂です。 小仲坊〜小池宿目指しての沢沿い:小仲坊を出て、岩ゴロゴロの沢に下ります。そこから次の沢へ移り沢沿いにしばらく歩きます。このあたりはどこを歩けばよいのか分かりづらいです。地形を見て、地図を見て信じて歩くという感じです。往路はよく分かっていなかったので、復路の方が参考になると思います。 沢を離れての登り:沢を離れると尾根歩きです。登りはひたすら尾根沿いに歩けばOKです。下りは、小さな尾根の分岐がいくつかあるので、ヤマレコ見て軌道修正しながら歩くということになりました。この区間は往路の方が参考になると思います。 小池宿までの下り:最初は尾根沿い、その後は谷を歩くことになります。谷は石ころと落ち葉でとても歩きにくいです。池郷川に出たら、早めに対岸に上がる方が歩きやすいです。レコの往路はよく分からないまま歩いていて歩きにくいところでした。復路を参考にしてもらう方が良いです。また、下りていくにしたがって虫が多くなり、休憩する気にならないです。 |
その他周辺情報 | 入之波温泉に寄りたいと思っていたが、間に合わなかった。受付16時まで。 https://yamabatoyu.co.jp/ 何回も来ているのに、道の駅吉野上北山に温泉があるのに初めて気が付いた。上北山温泉薬師湯、今回は寄らなかったけれどもそのうち行ってみたい。受付20時半まで。 https://forest-kamikita.com/hotspring 三重滝についての下北山村サイト https://www.vill.shimokitayama.nara.jp/kankou/sekaiisan2.html 前鬼裏行場について解説されたサイト http://www.enyatotto.com/mountain/oomine/zenki/zenki.htm 五鬼助さんのインタビュー記事 http://japan-heritage-yoshino.jp/special/interview04/ |
写真
ここでお声がけいただいて、「小池は2時間くらいで行って帰って来れる、ただ、分かりづらいよ〜」とのことだった。
もしかしたらと思っていたが、帰ってきて調べたら五鬼助さんにお声がけいただいていた。初めてお姿拝見した。
この写真を撮っている時、お経?真言?が聞こえてきた。
修験者さんが上がってくるのかと思ったが誰も来ず。
風に乗ってか?幻聴が聞こえるほど疲れてはいなかったはず。。。
装備
個人装備 |
バディ22
SNAP
ザックカバー
レインジャケット
レインパンツ
レイングローブ
トレッキンググローブ
ヘッドライト
サングラス
トレッキングポール
サンダル
靴を入れる袋
ピコシェルター
エマージェンシーシート
ファーストエイド
日焼止め
虫よけ
バグネット
鈴
マルチツール
ライター
手ぬぐい
ポケットティッシュ
目薬
マスク
エコバッグ
モバイルバッテリー
カメラ
iPhone
コンパス
地形図
|
---|---|
備考 | ●装備 ・5.5kg。ポカリ0.9L、水1L込み。 ・普段持たないものとして、渡渉に備えての靴袋とサンダル。結局使わなかった。 ・1.5Lくらい飲んだと思う。一部こぼしてしまったのでよくわからない。 ●服装 《上半身》 ・L/S Capliene Cool Merino Graphic Shirt(Patagonia) 半袖Tシャツ+アームスリーブというのも準備していたが、予想より涼しかったので長袖Tシャツとした。 《下半身》 ・カミノパンツライト(Finetrack) ・Dry Layer Socks (Finetrack) ・RLメリノソックス (Caravan) ・ZG Trek GTX(Scarpa) |
感想
ヤマレコの山リストを見ていたら、大峰奥駆道のリストがあるのを発見。以前はなかったと思うけど、コンプリートしているはずと思ってチェックしてみたら、69/75座との表記。
え、まだ6つも行っていない?
・熊野那智大社
・熊野速玉大社
・三重滝
・小池宿
・七面山東峰
・頂仙岳
那智大社と速玉大社って奥駆道から随分離れているので、靡とされているのを認識していなかった。。。
七面山と頂仙岳は計画は立てているものの、靡としては認識していなかった。
三重滝と小池宿は全く認識していなかった。前鬼には何回か行っているのだから、立ち寄っておけばよかった。
そういうわけでまずは三重滝と小池宿にトライ。
渡渉がいくつかあるので、雨の少なかったこの日がチャンスと思って出かけた。
前鬼林道ゲートには、これまで見た中で一番多いんじゃないかというくらい車がいた。
そうすると山中でも人に多く出会うのかと思っていたが、三重滝から小仲坊に戻る途中に1名すれ違っただけだった。法螺貝の音はよく聞こえてきたけれども。釈迦ヶ岳に行かれた方が多かったのかな。
三重滝へは、ルートはそんなに分かりにくいことはなかった。
鎖場は、これまでであった鎖場の中で一番腕力を使ったと思う。たいていは鎖なくても通れるのだけれども、ここは鎖がないと無理。
小池宿へは、尾根に取り付くまでの谷歩きがあるが、この谷に突き当たるまでがどこを通ればよいのか分からなかった。また、細かな尾根の分岐があって、登りは簡単だけども下りは地図だけでは難しかった。ヤマレコがあって良かった。
五鬼助さんには2時間で行って帰ってこれると言われたけれども、3時間半かかった。
想定したよりも多く累積標高1,800m超に(ただ、これは大きく出過ぎている気がする。計画では1,342mだったので、500m近くも余分には歩いていないはず)。
さすがに疲れたので、小池宿の復路では今シーズン初のトレッキングポール投入。持って行っててよかった〜、全然負荷が違うわぁと感じながら下山した。
レンズはNikkor Z 14-30mm f/4。
滝を間近から撮影するのに、超広角レンズを選んで正解だった。
次は七面山と頂仙岳に挑戦したい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する