記録ID: 8268110
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ハイキング
金剛山・岩湧山
塞の神谷の林道から鉄塔が2本立っている尾根を登り、小深口に下りる(危険個所あり)
2025年06月07日(土) [日帰り]
大阪府
-shu-
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:24
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 563m
- 下り
- 431m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登りも下りも関電道ですが、どちらにも危険個所があります。特に、下りに使った経路は、下りはスパイクがある履き物でも危ない。 私は面白かったですが、とても人にお薦めできるルートではありません。 |
写真
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この日、電車に大勢乗っていた登山客はほとんど河内長野駅で降りてしまい、千早口駅で降りたのは私1人。
グリーンロードを行きます。上は国道371号のバイパス。前方に見えるのは田山かな？
少し行ったところにある小道(グリーンロード以前の古道？)を、千早口駅方向に僅かに引き返すと塞の神があるそうなので、行ってみました。
6/7 9:34
少し行ったところにある小道(グリーンロード以前の古道？)を、千早口駅方向に僅かに引き返すと塞の神があるそうなので、行ってみました。
説明板には祭神は猿田彦大神とありますが、なぜか2柱分祀られています。
林道右手から旗尾岳稜線に這い上がる破線路の起点らしいもの。この破線路は関電道だと思っていましたが、鉄塔の案内看板がありませんから違うようです。ryokutya様のプログによれば、以前は鉄塔の案内看板があったとのことです。
6/7 10:18
林道右手から旗尾岳稜線に這い上がる破線路の起点らしいもの。この破線路は関電道だと思っていましたが、鉄塔の案内看板がありませんから違うようです。ryokutya様のプログによれば、以前は鉄塔の案内看板があったとのことです。
目的の、鉄塔が2本立っている尾根の登り口。ここは鉄塔の案内看板がありますから、関電道ですね。
林道の先に何かあるようですから、行ってみます。行ったところは分岐になっており、右は林道支線らしいもの、左は林道本線で、地形図によると府庁山の途中で終わっています(大昔の登山地図では、府庁山まで破線が描かれていましたが、通られなくなったのでしょう)。岩�鷏伉融海謀个詈�はこの本線を利用されるのでしょうね。
6/7 10:26
林道の先に何かあるようですから、行ってみます。行ったところは分岐になっており、右は林道支線らしいもの、左は林道本線で、地形図によると府庁山の途中で終わっています(大昔の登山地図では、府庁山まで破線が描かれていましたが、通られなくなったのでしょう)。岩�鷏伉融海謀个詈�はこの本線を利用されるのでしょうね。
戻って先ほどの登り口から関電道を登りますと、急登ながら、経路は明確です。写真では、倒木があるところから左方向に折りかえしています。
6/7 10:47
戻って先ほどの登り口から関電道を登りますと、急登ながら、経路は明確です。写真では、倒木があるところから左方向に折りかえしています。
最初のうちはこのように地道ですが、途中から樹脂製の階段が現れます。
案外楽勝かな・・・と思っていたら、途中から思わぬ急傾斜に。さらに、この少し上では階段がなくなります。掴まる木も少ないので怖い。スパイク足袋を装備していてよかったと思いました。
6/7 10:59
案外楽勝かな・・・と思っていたら、途中から思わぬ急傾斜に。さらに、この少し上では階段がなくなります。掴まる木も少ないので怖い。スパイク足袋を装備していてよかったと思いました。
少し傾斜が緩くなったところから下を振り返ったところ。画面中央あたりで急傾斜になっています。
ようやく鉄塔広場(だいたい標高460mくらい)に登り着きました。鉄塔は尾根の末端の緩やかな膨らみの上にあります。
この鉄塔はJパワー(電源開発)の鉄塔らしく、脚部を通してその先にある関西電力のもっと大型の鉄塔が見えます。
この支尾根から田山の主稜線にさらに登るルートがあります。これも関電道です。
途中にあった、Jパワーの鉄塔管理道らしい降り口。そのまま下りれば、塞の神谷の支谷(キジロ谷というらしい)の支流に下りるはず。ちょっと覗きこんでみましたが、こちらの方が本日登った関電道よりも道はしっかりしている感じです。
6/7 12:20
途中にあった、Jパワーの鉄塔管理道らしい降り口。そのまま下りれば、塞の神谷の支谷(キジロ谷というらしい)の支流に下りるはず。ちょっと覗きこんでみましたが、こちらの方が本日登った関電道よりも道はしっかりしている感じです。
この支尾根から田山稜線に向かっているルートは概ねよい道なのですが、たまに屈曲点などで進行方向が見えにくくなります。
すぐ西側に隣接して小ピーク(590mくらい)があるはずだから、行ってみます。
途中で鉄塔を通過します。この鉄塔広場は枯山水の庭園みたいですね。
その先の小ピーク山頂は田山よりも高いのに、何もなし。ただ、その少し北側にある、途中で終わっている林道の方向に、傾斜が緩やかな下生えがない植林が続いています。この山頂からその林道にたどり着けるのではないかと思いますので、いつか探検してみなければなりません。
6/7 13:07
その先の小ピーク山頂は田山よりも高いのに、何もなし。ただ、その少し北側にある、途中で終わっている林道の方向に、傾斜が緩やかな下生えがない植林が続いています。この山頂からその林道にたどり着けるのではないかと思いますので、いつか探検してみなければなりません。
引き返して、東向きに進みます。この日は小深方面分岐から府庁山三叉路を経て十字峠まで行くつもりでした。
関電階段が埋もれていますが、大した傾斜ではないし、そもそもこの近くに鉄塔はないはずなので、どうしてなのでしょうね？
同じ分岐から小深方向を覗きこんだところ。多少の下草はあるものの、何だか行けそうなので、好奇心に負けて、こちらから下山することにしました。結果的には大失敗でした。このルートは道が分からないところあり、急傾斜ありで、下山に使うのには不向きです。
6/7 13:46
同じ分岐から小深方向を覗きこんだところ。多少の下草はあるものの、何だか行けそうなので、好奇心に負けて、こちらから下山することにしました。結果的には大失敗でした。このルートは道が分からないところあり、急傾斜ありで、下山に使うのには不向きです。
この案内板から先のルートが樹林の中に消えており、分からなくなっています。この案内板の支柱に「右方向に回る」とありましたので、かすかな踏み跡らしいものを発見して辿りますと、右側にゆるやかに曲がっており、経路を発見できました。関電階段があります。
6/7 13:59
この案内板から先のルートが樹林の中に消えており、分からなくなっています。この案内板の支柱に「右方向に回る」とありましたので、かすかな踏み跡らしいものを発見して辿りますと、右側にゆるやかに曲がっており、経路を発見できました。関電階段があります。
ところが、経路は次第に傾斜が付いてきて、関電階段の上は堆積物で覆われて階段は発見できなくなり、ただの「堆積物で覆われた急斜面」を下りるのと変わらなくなります(上りなら、階段の立ち上がりが見えるだろうとは思います)。そのため、この斜面を下りるのはたいへん怖い。石突きを出したストックとスパイク足袋の威力だけでは足りずに、ロープも使いました。あまりに怖いので、下りる途中の写真はこれ1枚しかありません。
6/7 14:15
ところが、経路は次第に傾斜が付いてきて、関電階段の上は堆積物で覆われて階段は発見できなくなり、ただの「堆積物で覆われた急斜面」を下りるのと変わらなくなります(上りなら、階段の立ち上がりが見えるだろうとは思います)。そのため、この斜面を下りるのはたいへん怖い。石突きを出したストックとスパイク足袋の威力だけでは足りずに、ロープも使いました。あまりに怖いので、下りる途中の写真はこれ1枚しかありません。
傾斜が少し緩やかになった個所から下を見たもの。ここでは、既に樹林を抜けています。
その少し先から振り返ったもの。上の方の樹林地帯を抜けて下りてきたのです。この経路を登りに使う場合は、なかなかの急登区間ということになりますね。
6/7 14:25
その少し先から振り返ったもの。上の方の樹林地帯を抜けて下りてきたのです。この経路を登りに使う場合は、なかなかの急登区間ということになりますね。
その先で鉄塔を通過。ところが鉄塔広場は雑草に覆われていて、さらに先の経路が分かりません。
こんな案内板がありましたが、真っ白に退色していて、どこを案内しているのか分かりません。たぶん、これまでに通過してきた鉄塔を指しているのでしょう。
6/7 14:39
こんな案内板がありましたが、真っ白に退色していて、どこを案内しているのか分かりません。たぶん、これまでに通過してきた鉄塔を指しているのでしょう。
仕方がないから、鉄塔の周りをウロウロと探し回っていますと、鉄塔の先が広場状になっていました。
その広場の先でようやくその先の経路を発見。もしもこの広場が草に覆われていたら、経路が分からなくて立ち往生してしまったでしょうね。
6/7 14:49
その広場の先でようやくその先の経路を発見。もしもこの広場が草に覆われていたら、経路が分からなくて立ち往生してしまったでしょうね。
その先の経路は深く落ち葉で覆われています。スパイクがない履き物だとスリップするでしょう。
途中から落ち葉も消え、前方から国道を通行する車の騒音が聞こえるようになりました。
国道に出るところです。写真右側のヤブ道を下りてきました。小深口のバス停は、画面の外のすぐ左側にあります。運良く10分後に来た南海バスは、金剛バスが廃業したためか、車両中央の入り口から乗れず、車両前方の出口から乗せてもらうくらい満員でした。
6/7 15:19
国道に出るところです。写真右側のヤブ道を下りてきました。小深口のバス停は、画面の外のすぐ左側にあります。運良く10分後に来た南海バスは、金剛バスが廃業したためか、車両中央の入り口から乗れず、車両前方の出口から乗せてもらうくらい満員でした。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
スパイク足袋
ロープ(５ｍ)
|
|---|
感想
仕事の隙間ができたので、前から気になっていた塞の神谷にある鉄塔が2本立っている尾根を登りに行ってみました。
内容は写真をご覧いただきたいのですが、まぁ、どう考えてもモノ好きにしか向きませんね。また、小深までの下りに危険個所があることを考えると、この逆方向から登る方がよかったと思います。そのためには、小深口バス停まで、たぶん朝から満員であろう南海バスに揺られて行く必要がありますが。
なお、このルートは、尾根歩きが大部分ですから展望を期待したいところですが、ほとんど展望はありません。
このルートはみんなの足跡には見当たりませんが、ryokutya様のブログには記載がありますので参考になりました。また、才ノ神林道については、路面と勾配様のブログが参考になりました。ご両名に御礼を申し上げます。
(ryokutya様のブログ)
(往路に使った鉄塔が2本立っている尾根)
https://ryokutya003.blog.jp/archives/21489635.html
(下山路に使った府庁山三叉路から小深までのルート)
https://ryokutya003.blog.jp/archives/24744036.html
(路面と勾配様のブログ)
http://nekotani.blog.fc2.com/blog-entry-1632.html
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