お城EXPO(初日)のついでに三笠山(牛尾城)


- GPS
- 00:51
- 距離
- 1.4km
- 登り
- 203m
- 下り
- 200m
コースタイム
天候 | 晴れ まだ涼しい時間帯 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(駐車スペースあり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
本丸まで整備されている。 古井戸方面(鉄塔巡視路)は棘植物の藪でお勧めできない。 |
その他周辺情報 | 牛尾城(三笠山城とも) 尼子氏の居城月山富田城の防衛ラインであった尼子十旗の第五位。 1566年、牛尾氏は毛利氏に降伏。 1570年、尼子再興軍に合流するも毛利勢に攻められ落城。 海潮温泉 https://katsuraso.ushio-shinkokai.com/ |
写真
中世にこの地名が途切れますが、戦国時代に牛尾として復活。
感想
昨年11月に益田で開催された山城サミットに続き、松江市に日本最大級の城イベントであるお城EXPOがやって来ました😊
お城EXPOは毎年年末に横浜で開催されてますが、今年は松江城国宝指定10周年ということで特別版が開催されたという次第。
人ごみは苦手ですが、滅多にない近隣での開催ですので出張ってきました。
せっかくなので道中にある尼子十旗の牛尾城を朝活攻略。
整備された登山道沿いに三の丸まで配されたシンプルな山城のように見えますが、北側は3.6km先の熊野城まで尾根伝いに連携していたそうです。
朝飯前の登城も無事終わり、いよいよお城EXPO開催地のへ。
全国からやってきたお城好きだけでなく、高橋英樹さんトークショー目当てと思われる方々も加わり人込みがえらいことに。
遠方の有名城ブースは「うちにも旅行に来てね」という感じの控え目アピールなのに対し、中国地方のお城ブースはかなり熱の入った城アピール。グッズ販売も独特なものが多くて思わず財布のひもが緩んでしまいました。
力が入っていたのはもちろん松江城とその周辺ですが、尼子十旗の山城群、益田七尾城、吉田郡山城もすごかった。
特に郡山城では郡山城本体のアピールよりも吉田郡山城の戦いで築かれた尼子氏の陣城などに焦点を当てた綿密な調査結果のトークイベントが数回に分けて開催され人垣を作ってました。しかも資料無料の太っ腹。
風越山、青山・光井山は登城経験があるだけに「全然見れてないなあ」と唸らされました。絶対再訪します!
関連レコ
風越山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4172797.html
青山・光井山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6132881.html
午後からはお待ちかね高橋秀樹さんのトークショー。
「桃太郎侍、遠山の金さん、三匹が斬る」で育った世代なので憧れの方です。
御年81とは思えぬほどのバイタリティと知的欲求にあふれたすごい方でした。やっぱり役者として大成するには心技体すべて揃っていないといけないのですね。
大うけだったのは
「64年の芸能活動で7万人殺した」こと。いやはや、すごい数です。時代劇でもチャンバラやらない時代になってしまいましたし、役柄の制約もありますが「あと千人は斬り殺したい」😎
城は「石垣」好き派でコンクリ天守とか無くてもいいと言う(ちょっと爆弾発言)ほど。
地域主体・地域全体で開催される山城サミットに比べるとやや窮屈感を感じましたが、専門的な講義も多く、登城の楽しみをバックアップしてくれるイベントでした。
明日も楽しみます
関連レコ 山城サミット
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7488060.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
お城EXPOってのがあるのですね。
ますますお城を深められますね。
爆弾発言に全く賛同します。
あたかも何事もなかったかのように(たとえコンクリでないとしても、エレベーター以前の問題として)
建替えの意味が分かりません。人類の犯した罪を忘れないためにも、消えた天守閣、爆風に耐えた石垣こそ、思いをはせたいところです。築城〜近代の歴史を観光目的にすり替えられる気がします。
コメントありがとうございます。
お城のイベント、割とあちこちで開催されてるのですが、集客力のある関東と織豊ゆかりの近江美濃尾張辺りに集中してるので中国地方では珍しいのです。
あの日からの復興という意味を込めて建てられた天守ですが、その役目も終わった今、再建の是非は問われるべきですね。
個人的には毛利輝元唯一の業績ですので「大阪城にも負けなかった当時の姿」でなら見てみたいと思ったりしますが😅
大 がいくつも付く満足だったようですね😊
京都新聞の小説は「未だ本能寺にあり」今村荘吾作 を読んでいます。
秀吉の西国攻めのあたりの話ですが、ドがつく素人の私はお城の名前が出てきても読み飛ばしています。
少しでも知識があればもっと楽しめるかもしれませんね💦。
コメントありがとうございます。
人ごみは苦手なたちですが参加して良かったです😊
山の方も大当たりで。
名古屋城とか長浜城など地名=城の名前だとわかりやすいのですが、小谷城とか丸岡城(どちらも百名城)とか言われても何のこっちゃですよね😅
秀吉の西国攻めは本能寺前夜の備中高松城水攻めがハイライトですが、その他は割と地味な取り合いですし。
しかし、城の位置関係はそのまま戦国時代の地政学につながるので城の名前を調べて地図で見てみるのがおすすめです。
大勢力同士の戦になると「ここを先に落としておかないと後ろを突かれるとか補給が途切れない」といった流れがありますので。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する