そういう時もある。ちょっと遠かった遠い飲み屋、今回は体調不良で引き返す。


- GPS
- 02:17
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 298m
- 下り
- 298m
コースタイム
天候 | 曇り後小雨後晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
グローブ
チェーンスパイク
ストック
火器セット
昼ご飯
行動食
非常食
水
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ2つ
乾電池・携帯充電池
筆記用具
着替えセット(長袖・靴下・下着・手ぬぐい等)
ボディケア一式
現金
保険証コピー
携帯
時計
眼鏡
カメラ
常備薬・ファーストエイド
浄水器
サバイバルシート
携帯トイレ
テント(ペグ・ポール)
グラウンドシート
シュラフ
テントマット
ダウン上下
|
---|
感想
山を歩いていると、体調の良い時も悪い時もある。
週中、一生懸命働いて、ようやく週末! 1週間の労働の疲れもよそに、山歩き山歩きと、早朝から出掛けていく。
出だしの体調がイマイチだとしても、段々と慣れてきたり、身体を動かすことで、回復して来たりもするし、良くならずに、段々と悪化することも当然ある。もちろん、途中で具合が悪くなることもある。
ちょくら飲みに、と、「遠い飲み屋」の提灯が眩しかった、八ヶ岳は南端に位置する編笠山の麓、青年小屋へテント泊をしに行こうと、ジョンコナー隊長と出掛けた。
去年、観音平の登山口から編笠山、青年小屋を経由して権現岳を周回し観音平へ戻ってきたのだけど、日帰りだとなかなか時間に追われて、タクシーの予約時間を後ろ倒しにしたほどだった。あまりゆっくり出来なかった。
その時、通りかかった青年小屋のテント場がチラと見えて、それが印象に残っていた。今回はそんなテント場がメインのプチ・テント企画。のはずだった。
小淵沢駅からタクシーで着いた観音平の登山口は、早朝の東京より全然涼しくて、少しだけ雨がパラついていた。樹林の中はそんな雨も気にならないくらい、風も気持ちよくそよいでいて、という感じだった。
それでもやっぱり、夏は夏で、登っているうちに暑くなって来て、汗が出始めて、やっぱり夏だ。と。
ふと振り返ると、隊長の調子がイマイチ上がらない様子である。今日はテント装備で荷物もいつもより重たい。汗もかいていて、ちょっと辛そうでもあった。
休み休み、ゆっくりと登っていくのだけど、1時間ほど歩いたところで、とうとう座り込んでしまう。
ちょっと、ダメっぽそう。今回の予定は取りやめて、今日はこのまま下山しましょうか。
と、それでもここからは登山口まで直ぐだし、今日は1人で先に。このまま1人で下山します。
と、言う感じの押し問答を少しするけど、まぁでも、それをしてしまうと、2人で来た意味がない。ダメな時は、ダメなので、別々になってはいけない。
ダメな時はお互い様である。
たとえ直ぐそこ、かもしれない。でももし、そこで何かあったら、悔やむに悔やみきれない。直ぐそこだから、尚更、である。それを面倒がってはいけない、山では運命共同体である。
下りになると、幾分楽になったようで、電波が繋がると、これからのタクシーの手配や、次の日のタクシーのキャンセルをしてくれた。
小淵沢駅へ戻って来た。ちょうどお昼時でお腹はぺこぺこ。駅前のご飯屋さんは満席で、ゆっくりはし辛いけど、駅中の美味しい蕎麦屋さんで、隣の待合室で熱いお蕎麦を食べる。
汗をかいた後の出汁は染みる~と、スルスル蕎麦を啜る。
隊長は少し申し訳なさそうだったけど、別にこれはこれで良かった。大事が起こってからでは遅いのである。
自宅に戻って、久しぶりに週末を家で過ごす。家の掃除も疎かになっていたり、、と、なかなか出来なかったことを済ませることも出来て、気分もスッキリである。
これから、夏山本番。隊長も体調(おっ)を整えて、これから始まる夏山登山を楽しめれば、と思う山歩きでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する