鳥海山【遊佐駅から】


- GPS
- 16:27
- 距離
- 56.4km
- 登り
- 2,550m
- 下り
- 2,551m
コースタイム
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 11:06
天候 | 霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
遊佐駅をスタートして鳥海山をグルっと一周してみた。鳥海山自体は長坂口から登って湯ノ台口に下山するワンウェイのルート。登山口のアプローチを含めて周回とした。
【1日目】麓はくもり/ 稜線は霧雨 / 強風
前日からの月山登山で朝に藤島駅へ到着。そのまま遊佐駅までワープ。遊佐駅周辺で行動食を追加。エネルギーも補給してからスタート。既に時間は昼前だけど行くしかない。まずは登山口目指して車道を進む。山の方はどんより。僕の心もどんよりしていてあまりモチベーションも上がらなかった。
登山口まではそこそこ順調に進む。登山道は下の方は歩きやすい道。標高900m辺りからヤブっぽい道に変わる。ガスで濡れた草木で全身びしょ濡れとなった。霧雨も降っているためカッパを装着。急斜面をせっせと登る。樹林を抜けると強風で寒かった。ガスで何も見えないため黙々と前に進むだけ。
稜線では分岐に気付かず文殊岳の尾根に進んでしまう。山頂まで少し遠回りかな。山頂直下の雪渓では何も見えなくて少しウロウロした。それでも何とか日没までには山頂に到着できた。時間もないため写真を1枚だけ写して速攻で退散した。
ヘッドライトをつけて分岐から湯ノ台口方向へ下って行く。ガスが乱反射して足元すら見えにくかった。このルートは残雪が豊富。雪渓では何も見えなくてマジ恐怖だった。少し先も見えなくて下りる方向が分からない。暗闇の雪渓を下っているとこのまま奈落の底に落ちるんじゃないかという感覚になった。出来るだけ雪渓の境目を下った。それに雪渓で夏道をロストすると復帰するのに超難儀。視界が悪過ぎて道が探せないのだ。かなりの時間と体力を使ってしまった。滝ノ小屋が見えたときはホッと安堵した。
下山後はそのまま駅まで歩こうと思っていた。しかし暗闇の雪渓下りで疲れ過ぎて今日はもう歩きたくない気分。登山口で泊まることにした。幸い立派な休憩室があったのでそこで寝させてもらった。助かった。
【2日目】くもり
今日は遊佐駅までひたすら車道を戻るだけ。約30km 。前日の濡れた靴で車道を歩いたため途中から足の裏がピリピリと痛みだす。それが徐々に激痛へと変わる。一歩一歩が辛かった。それなのにgoogleマップにヤブの道を案内されるという仕打ちを受ける。悲しかった。
【まとめ】
ガスで強風というまぁまぁ厳しい環境での登山で、ただ登っただけという感想かな。視界があれば大したことがない雪渓も暗闇だと進む方向も分からない。暗闇の雪渓歩きは超面倒なのでしない方が良いと思う。4本爪ぐらいは持参すべきだったかもしれない。天気の良さそうな日にまたいつか登ろうと思う。
【前日の記録】
月山〜羽黒山【西川バスストップから】
2025年07月05日(土) 〜 2025年07月06日(日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8380026.html
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