ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8395098
全員に公開
沢登り
中国山地西部

天上山 水内川支流 滝谷川下部「馬のタライ」探索

2025年07月09日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:42
距離
2.7km
登り
147m
下り
146m
歩くペース
ゆっくり
2.42.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:30
休憩
0:12
合計
2:42
距離 2.7km 登り 147m 下り 146m
9:40
90
林道天上滝谷線ゲート
11:10
23
滝谷川二俣
11:33
11:45
37
左俣の龍頭の滝
12:22
林道天上滝谷線ゲート
天候 くもり時々はれ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯来方面からだと国道433号を新松原橋手前で左折し、林道天上滝谷線に入る。入口に落石のため通行止めの看板があり、最初の橋にゲートがあるので、橋の手前の何かの施設隣りの空き地に駐車(3台程度)。橋の手前の右岸より入渓。
コース状況/
危険箇所等
林道天上滝谷線は、車両通行止めだが、歩行は問題ない。龍頭滝までの登山道は荒れてはいるが、歩行はできる。ほとんど左岸だが、一カ所右岸に渡り返す部分がある。赤テープがあるので、わかる。
その他周辺情報 湯の山温泉
入渓直後の岩盤の張った渓相が美しい。この付近は林道は谷から離れている。
2025年07月09日 09:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
7/9 9:51
入渓直後の岩盤の張った渓相が美しい。この付近は林道は谷から離れている。
小さなゴルジュの先に2mの小滝。股位の深さなので、水中を進む。
2025年07月09日 10:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
7/9 10:03
小さなゴルジュの先に2mの小滝。股位の深さなので、水中を進む。
左岸に護岸が現れ、2mほどの岩盤上の滝となる。
2025年07月09日 10:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
7/9 10:12
左岸に護岸が現れ、2mほどの岩盤上の滝となる。
右岸に10mほどの岩峰が立つ長いナメの先に堰堤が見えた。堰堤は、左岸より簡単に越えられる。
2025年07月09日 10:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
7/9 10:16
右岸に10mほどの岩峰が立つ長いナメの先に堰堤が見えた。堰堤は、左岸より簡単に越えられる。
堰堤を越えると、左岸に林道が接するようになり、白いガードレールが見える。
2025年07月09日 10:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
7/9 10:28
堰堤を越えると、左岸に林道が接するようになり、白いガードレールが見える。
右岸には30mの懸崖があり、川中には大石が座す。林道がなければ、いい雰囲気なんだが。
2025年07月09日 10:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
7/9 10:31
右岸には30mの懸崖があり、川中には大石が座す。林道がなければ、いい雰囲気なんだが。
3m段滝。最近、雨が降っておらず気温が高いので、底の水苔で釜の色が茶色っぽく見える。
2025年07月09日 10:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
7/9 10:33
3m段滝。最近、雨が降っておらず気温が高いので、底の水苔で釜の色が茶色っぽく見える。
2mチョックストーン滝は、右側から越えた。
2025年07月09日 10:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
7/9 10:39
2mチョックストーン滝は、右側から越えた。
ゴーロを進む。右岸には8mの懸崖。
2025年07月09日 10:42撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
7/9 10:42
ゴーロを進む。右岸には8mの懸崖。
2段の小滝。再び、両岸が狭まって、渓相が良くなったが、左岸にはコンクリートの護岸が見えるので、興ざめなのは仕方がない。
2025年07月09日 10:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
7/9 10:52
2段の小滝。再び、両岸が狭まって、渓相が良くなったが、左岸にはコンクリートの護岸が見えるので、興ざめなのは仕方がない。
6段の小滝と釜が連続し、面白い。
2025年07月09日 10:55撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8
7/9 10:55
6段の小滝と釜が連続し、面白い。
その最後の3段。左の壁沿いに越えていく。
2025年07月09日 10:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
7/9 10:58
その最後の3段。左の壁沿いに越えていく。
大きな釜の3m滝は、右岸を腰まで浸かって、へつった。
2025年07月09日 11:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8
7/9 11:02
大きな釜の3m滝は、右岸を腰まで浸かって、へつった。
2段2m。
2025年07月09日 11:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
7/9 11:04
2段2m。
二俣が近づいて谷が開け、林道が降りてきた。
2025年07月09日 11:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
7/9 11:07
二俣が近づいて谷が開け、林道が降りてきた。
左俣に入り、いくつか小滝を越えると、一枚岩を穿った長細い釜を持った2段5×20mのナメ滝となる。これが、馬のタライかな。
2025年07月09日 11:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
7
7/9 11:18
左俣に入り、いくつか小滝を越えると、一枚岩を穿った長細い釜を持った2段5×20mのナメ滝となる。これが、馬のタライかな。
その上は、20m以上続く幅広の岩畳のナメだ。気持ち良く歩く。ここまでは、以前左俣を遡行した際は、登山道でスキップした部分だ。
2025年07月09日 11:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
7/9 11:20
その上は、20m以上続く幅広の岩畳のナメだ。気持ち良く歩く。ここまでは、以前左俣を遡行した際は、登山道でスキップした部分だ。
広い岩盤の小滝が連続する。前回は、このあたりから入渓した。
2025年07月09日 11:24撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
7/9 11:24
広い岩盤の小滝が連続する。前回は、このあたりから入渓した。
この4m滝は滝右を登った。
2025年07月09日 11:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
7/9 11:26
この4m滝は滝右を登った。
2条2mは左の滝を登る。
2025年07月09日 11:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
7
7/9 11:28
2条2mは左の滝を登る。
最後に、龍頭滝16mの前で、昼休みとした。ここから荒れた登山道を辿って戻った。
2025年07月09日 11:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9
7/9 11:33
最後に、龍頭滝16mの前で、昼休みとした。ここから荒れた登山道を辿って戻った。
二俣からは林道をくだる。怪しげな空に立つ、根深谷山の高い懸崖を見上げる。
2025年07月09日 12:10撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
7/9 12:10
二俣からは林道をくだる。怪しげな空に立つ、根深谷山の高い懸崖を見上げる。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 ハーネス 渓流シューズ 防虫スプレー 防虫ネット

感想

湯来に伝わる民話*では、水内川の戦いで源氏に破れた平氏が滝谷川を上流へと逃げ落ち、竜頭の滝の谷底の岩盤に、馬の蹄跡、槍の跡、馬のたらいに似た凹み等が平家城(へけんじょう)とともに語り継がれたとある。加藤武三の「広島市近郊の山と谷 緑の回廊」昭和48年刊の天上山の案内には、「乙出から谷沿いの道に入り、馬のタライの奇岩まで約1時間行程」とあり、ルート図では、龍頭滝の下流に「馬のタライ」が記されているが、大雑把な図で正確な位置は不明だ。以前に左俣を遡行した際、林道天上滝谷線は歩いているが、林道からは谷底は一部しか見えない。また、左俣は龍頭滝手前から入渓している。今回、林道のゲート手前から滝谷川本谷を遡行し、左俣の龍頭滝までつなげて、「馬のタライ」を探してみた。滝谷川本谷は、花崗岩の岩盤の張った美しい谷なのだが、後半部の谷が狭まった核心部で林道の護岸が現れ、興ざめするのは仕方がない。二俣手前には、6段の小滝と釜が壁に沿って連続し、面白かったが、「馬のタライ」といえるような奇岩は見当たらなかった。本流にあるものと思っていたが違ったようだ。左俣に入って、いくつか小滝を越えると、一枚岩を穿ったような、細長い釜を持つ2段の斜滝があり、これが「馬のタライ」かもしれなかった。今回、龍頭滝の滝つぼには倒木もあって、なんだか、以前より小さくなった気がした。
*https://blog.goo.ne.jp/hiroshima-yuki/e/3fec4302fa71c6c6f4f26151dc18852b

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:151人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら