奥久慈男体山・入道岩周辺でニリンソウの偵察

2016年04月06日(水) [日帰り]

• GPS: 03:31
• 距離: 7.9km
• 登り: 865m
• 下り: 864m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:08
• 休憩: 0:23
• 合計: 3:31

12:14 大円地駐車場
12:24 12:28 一般・健脚コース分岐
13:19 13:34 大円地越
15:40 15:44 大円地駐車場
15:45 ゴール地点

登山口から大円地越までは、ニリンソウの撮影で亀のように歩いていますので時間は当てになりません。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水戸方面から国道118号を西金駅近くまで来ると、男体山へ右折する大きな看板が
あります。観光ガイドなどにもここが正規ルートのように記載されていますが、
この道は狭くて車のすれ違いは出来ません。対向車が来ることは少ないですが、
ヒヤヒヤしながら走るのも心臓によくありませんので、118号をもう少し先まで
進んで「滝倉入口」から右折することをお勧めします。

大円地駐車場（無料）10台位、水洗トイレ？あり
古分屋敷駐車場（無料）10台位、ポットントイレ
滝倉登山口駐車場（無料）5，6台、トイレなし

写真

駐車場から見る男体山
いつ見ても険しそうですね

大円地山荘前の桜はこれからかな？
営業は3時までです
下山後にそばアイスを食べる気でいますが、果たして・・・

あっ！　木道が新しくなっている〜
感謝々

いきなりユリワサビですが、ピンボケ〜

これは何かな？（コンロンソウ）

タチツボスミレでしょうか

こちらは少し違う
ノジスミレかな？

いつも健脚コースですが、今日はニリンソウの偵察なので迷わず一般コースへ進みます

また、スミレの群生地
この辺、多いです

ネコがいっぱい

ヨゴレネコノメソウでしょうか？
可哀想な名前ですね

おっと、午前中に続き今日2回目
割と登山道近くに咲いていることが多いですね

支え棒を置くのがルールなのでしょうか？

咲いていましたニリンソウ

午後の目的、達成！

まだ少ないけど白くて綺麗だなぁ

マムシの尻尾
ちょっと驚くね

花びら、でかぁ！

二輪草の鼻歌が出てきそう

1本の茎から2輪ずつ花茎が伸びるのが和名の由来

どうしても2輪目は遅く開花するので、大抵は蕾になっていることが多い

このように大きな花びらが揃うことはない
よく見ると、下の方に蕾があります

何か踊っているようです

花びらは6枚が多いのですが、これは8枚

少し歩くと

こちらが本物の二輪状態
2段に咲くのです

1個でも綺麗だな

たくさんあっても綺麗だな

だんだん増えてくる

おや、その中にムラサキケマンが混じっていました

登山道に沿って咲いていますので、探す必要はありません

あと1週間くらいで真っ白に覆われそうです

大円地越に到着〜
だいぶ時間が掛かりました
ここから山頂へは向かわず、右の鷹取岩方面へ進みます

ミツマタが藪の中にひっそりと咲いています
焼森山で十分堪能しましたのでスルー

岩場に近づくと

ここにもイワウチワ

小群落ですが、可憐に咲いています

相変わらず谷向き

これはそろい踏みで、まだ元気

岩場を過ぎてしばらく歩くと、突然スミレが2株
ヒゴスミレかな？　

笹の立ち枯れ
周期？　自然の汚染？

もうすぐ小草越

こちら側からもカッコイイですね
山頂のアンテナが見えます

下を覗くと、大円地山荘がおもちゃのように小さい！

鷹取岩側は木の伐採が進んでします
こんな急斜面での作業は大変でしょうね
崖崩れも心配だなぁ

入道岩に乗ると、眺め最高！
久慈川方面が一望できます

鷹取岩側は崖崩れ

正面にある岩
名前が付いているのかな？

さて、時間切れのため、ここフジイ越から下山です
今日も鷹取岩まで行けなかった、残念！

先程いた岩場を下から見ると、こんな感じ
結構、怖そう

ダンコウバイ

ここ崖崩れの場所です
滑ると谷底へまっしぐら
頼りないロープはありますが、使いませんでした

檜林の中に入ると、ヤマブキが鮮やかに

大きなキケマンも咲いていました

古分屋敷
いい風景ですね

下山完了
あの崖沿いを歩いていたのでした
地震が来なくて良かった

感想

yugoro

午前中の鷲の巣山に続いて、午後は奥久慈男体山一般コースに咲くニリンソウの偵察にやって来ました。時期早々であることは十分承知の上ですが、一輪でも見れればという思いからです。

正午に大円地駐車場に着くと、幸いなことに1台分だけ空いていました。平日なのでガラガラだと思っていたのに、こんなに登山者がいるとは驚きです。そういえば滝倉駐車場にも数台の車がありました。今日は何の日？

一般コースの前半は樹林帯で、それが終わる辺りからニリンソウがちらほら咲き始めています。樹林帯を抜けて秋の紅葉時期に最高の景色を見せてくれる谷間に来ると、日が差す場所にニリンソウの群落が頻繁に現れます。これは大円地越まで続きますので退屈しませんよ。

十分堪能した後、そのままピストンでは寂しいので鷹取岩へ向かいました。昨年、同じ市内のS氏と歩いた時は、時間切れでたどり着けなかったので再チャレンジです。あの時はおしゃべりしながら歩いたので、あっという間でしたが、単独では結構退屈な時間を過ごしました。結果、今回も時間切れで入道岩で下山となりました。最後の登り返しが結構辛いのです。もう膝が笑うどころか、泣いています。

午後も登山道で出会った方は一般コースのみ3名、大円地越から入道岩までは皆無でした。あの駐車場の車の持ち主は皆、男体山へ登ったようです。