広棚から大滝寺への遍路道

2025年07月13日(日) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 14.7km
• 登り: 568m
• 下り: 569m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 0:29
• 合計: 5:43

距離 14.7km 登り 521m 下り 521m

8:47 広棚集落
10:58 11:27 大瀧寺
14:30 広棚集落

その他周辺情報

数年前　広棚の芝桜を見に行った時、遍路道があることに気付きました。おそらく日陰道、暑くても大丈夫だろうと予想して　歩いてみました。

写真

7/13 8:39

夏子ダムから県道を上がり、ここ　広棚から山道遍路。ではスタート!

7/13 8:55

地元の人に会い、少しお話を伺いました。コンクリ道を進みます。
最近は　外国人しか通らない　とのこと。えー?

7/13 8:57

忘れ草　
藪萱草(ヤブカンゾウ)

7/13 9:02

この先　果樹園(栗)。その作業道なので、車が通れる幅です。

7/14 6:58

「阿波学会研究紀要」より

栗園を歩いています。

7/13 9:15

時折、ダート。長く、車も入っていない様子。

7/13 9:21

山肌は　こんな感じ。

7/13 9:23

この小屋、間もなく歩き始めるのか、或いは崩れる?　^^;

7/13 9:25

残念ながら、既に　栗の木は見当たりません。

7/13 9:37

大根草（ダイコンソウ）

7/13 9:41

「同行二人」(どうぎょうににん)に励まされます。
弘法大師が傍らに居て下さいます。

7/13 9:48

所々　枝と草に覆われ、何れは　通行不可になるかも。

7/13 9:52

「人生　即　遍路」
放浪の俳人、種田山頭火の言葉ですね。
四国遍路を体験されて、遍路の出会い　教訓　苦難は　人生そのものだと。

7/13 9:53

時折ある分岐では　必ず札があり、迷うことはありません。
「心をあらい　心をみがく　へんろ道」まさに　修行です。

7/13 9:54

山吹升麻(ヤマブキショウマ)

7/13 9:54

新緑に癒されます。

7/13 9:58

あちこちに点在する作業小屋。
小屋の中をバタンバタン走り回るのは、狸かハクビシン。

7/13 10:04

へんろみち保存協力会
よく見かける案内板ですね。

7/13 10:04

草茫々の場所には　大抵　鋏が置かれています。

7/13 10:05

暫く草茫々ですが、突き進むワンコ^^;

7/13 10:10

突然の石垣

7/13 10:35

コンクリ道になりましたが、草茫々。

7/13 10:36

丘の虎の尾

7/13 10:41

育苗場
ボイラーの音が響いています。
こんな所で?
河野メリクロン。脇町にある大きな会社。蘭を原料として育毛剤等を販売しているようですよ。

7/13 10:52

間もなく　大瀧寺です。

7/13 10:55

西照神社が賑わってるなと思ったら、

7/13 10:58

今日は夏越しの祓い　とのことです。うちの地区の神社は昨日で、茅の芽くぐりをしてきました。

7/13 11:00

大瀧寺に到着です。
ワンコが座ったココが　今日一番涼しいです^^;

7/13 11:17

四国霊場八十八ヶ所巡りを終え、最後に　奥の院である大瀧寺に来られた　岡山の男性の読経が　心に染みました。

7/13 11:28

同じ道を帰るのは嫌いなワンコ。今日も　グルっと回って帰る様子。かなり遠回りですが、県道252号線で戻ります^^;

7/13 11:38

休憩所に寄りましょう。

7/13 11:39

石碑があります。
「郷土愛」

7/13 11:39

この県道、陸上自衛隊47名により拓かれた道だと✨
昭和五十二、三年に開拓。

7/13 11:39

県道　大谷穴吹　脇町塩江線　道路特別整備事業
今から47年前に出来た道。
それまで無かった道。
なので、道沿いに　家は　ほぼありません。

7/13 11:53

車道のほうが　動物多し。

7/13 12:14

7/13 12:32

ヒメコウゾ
赤い実を食べてみたら、めっちゃ甘くてびっくり。

7/13 12:40

剣山方面、厚い雲に覆われています。

7/13 12:41

営農飲雑用水施設
谷川から水を引き雨水を集めて生活用水としてきたが　温暖化による水質悪化の為、安定した水源と安全な隧道施設の建設が必要となり、10年かけて　平成26年に完成。

7/13 12:41

こちらが　その施設ですね。

7/13 12:43

左の遊歩道を上がると、大瀧寺の正面に出ます。以前歩きましたが、恐らく今は草茫々かと。

7/13 12:44

スタート地点まで　あと4キロ程！

7/13 12:47

大谷直売所
自転車で上がって来た時、何度かここで　お蕎麦を食べましたが、現在　閉鎖のようです😥

7/13 12:49

やっと　山の水にありつけたワンコ。意外に　ここまで水場無し。

7/13 12:58

その少しあと、側溝の中に　ハクビシンが居るのを見つけました…。対峙しています^^;

7/13 13:18

河原撫子(カワラナデシコ)

7/13 13:48

ここを左に上がると、これまた大瀧寺へと続きます。写真右下から続く昔からの道です。
この広い県道が無かった時代からの道。

7/13 13:48

「ここから大滝山」の地点です。
下に下りると　2つの集落！
恐らく　地すべり跡の場所ですね。

7/13 13:57

前に見えるのは田尾山。
桜の時期に　違う道から登りました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6638102.html

7/13 14:21

前方の民家背後が、土砂法で「急傾斜地」とされる斜面です。
建物背面には　法枠工が設けられています。

7/13 14:22

営農飲雑用水施設のお陰で　安定したお米も作れるのでしょうね。

7/13 14:22

半鐘

7/13 16:31

車に戻って寛いでいると、何やら　向かいの道に　人やトラクターが下りていきました。ここも、県道が出来る前からの道。この下に　集落があるのです。

7/13 16:41

涼しいこの場所、ワンコのんびり。帰るよ　と　車を動かしても動じません^^;
もう少し居ましょうかね。

7/13 17:06

私が登った道は　正面の道。私が立つ手前の道から続いています。
通りがかりの地元の人に聞いたところ、この手前の道を１時間かけて下り、小学校に通っていたそうです。
学校が何処にあったのか?
これは次回の課題です😁

撮影機器：

OPPO A54 5G OPPO

感想

marin412

遍路道ということで、歴史を感じるものがあるのではないかと期待しましたが、何も無し。しかも、現在通られるのは　外国人のみということで、外国人向けのガイドブックには載っている遍路道のようです。冬以外はオススメ出来ません。冬には積雪ありかも。

遍路道、日陰の割には涼しく無く、帰路の車道のほうが涼しかったです。

地元の人からの情報が興味深く、また訪れる予定です。

コメント

on call surveyor@geo

こんにちは。

大滝山はこの春に一緒に歩かせてもらった広棚からお遍路道で登れるのですね。
その折は時間制限がありましたので広棚花の里から先へ足を延ばすことは叶いませんでしたが、marinさんの記録で楽しませて頂きました。
ありがとうございます。

いずれ機会があれば是非案内をお願いします。

marin412

geo_さん
解説　コメント、ありがとうございます✨
そうなのです。4月に駆け足で御一緒させて頂いた広棚です。
このコース、geo_さんなら　もっと色々と発見された筈です。機会あれば　更なる解説を　お願いしますね。