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Yamareco

記録ID: 8419124
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

乳川 割沢~ヨセ沢

2025年07月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:00
距離
7.0km
登り
856m
下り
857m

コースタイム

駐車地点(8:30)-入渓(8:50)-割沢出合(10:25)-馬羅尾山(14:30)-乳川本流(16:55)-駐車地点(17:30)
合計9時間
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道は細いダート道なので、入れるところまで乗り入れて歩いた
その他周辺情報 ■沢名について
下記の文献を調査し、今回遡行した沢を割沢、下降した沢をヨセ沢とした。
⚪︎今回遡行した沢を割沢としている文献
『信濃池田』五万分一地形図 (1933)
『槍ヶ嶽及乗鞍嶽近傍』(1930)
『北アルプス』朋文堂 (1962)
『山と高原』No.298,314 朋文堂 (1961)
『北アルプスの山旅 (登山地図帳)』山と溪谷社 (1965)

⚪︎今回遡行した沢をヨセ沢としている文献
『新岳人講座 5 (日本の山)』東京新聞出版局 (1981)
『岳人』No.280 (1970)
※どちらも1969年の大阪わらじの会の記録

⚪︎今回下降した沢をヨセ沢としている文献
『北アルプス』朋文堂 (1962)
『山と高原』No.298,314 朋文堂 (1961)

■他の記録
以下の記録を参考にした。(同ルートだが、沢名は大阪わらじの会に倣っている)
2024/8/18
富山起点!楽しい山登り
https://toyamountain.blogspot.com/2024/08/blog-post_20.html
茅ヶ崎山岳会(上と同PT)
https://chigasaki-alpine.club/report/2024/09/2024-8-18-yosezawa.html
割沢の滝をリードするきむ
2025年07月13日 12:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/13 12:09
割沢の滝をリードするきむ
明るい渓相の割沢
2025年07月14日 18:55撮影
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7/14 18:55
明るい渓相の割沢
ヨセ沢の大滝
2025年07月14日 19:00撮影
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7/14 19:00
ヨセ沢の大滝

感想

山スキーの交流会でキムさん達に明日の予定を聞くと、ヨセ沢へ行くという。ずいぶんマイナーだが、交流会の会場の近辺の地形図を見ていたので、私も気になっていた。混ぜてもらうことにして、タカティを加えてスキー交流会のメンバーで翌日行くことになった。

林道は奥の方まで入れた。水はかなり冷たい。もう少しウェアを持ってくればよかった。釣り師とスライドして見栄えのいいCS滝に。登れそうではあるが、出発時間が遅かったこともあり巻いていく。割沢へ入るとかなり水量が減り、登りやすい小滝が連続。育児に疲れて山にあまり入れていなかったが、沢登りはやはりいい。はじめましてのメンバーだけれど会話ははずみ進んでいく。ロープも何箇所か出してもらった。ぐみみさんは怖がってはいるが、登攀能力はぜんぜん問題なくテンションかけることなく登っていく。見栄えのいい支流の大滝などもあった。
時間的にギリギリな感じもしたがなんとか山頂を踏んで下る。ぐみみさんが笹藪で滑っては面白い声を出していた。下降した沢は何もないと思いきや、名前がついていてもおかしくない50mクラスの大滝があり、これだけでも来る価値があった。
沢もスキーもまた行きましょう。

「山スキー会の翌日は暑いし沢に行こうか」ときむと話していた。折角だから近いとこをとあまり記録のないヨセ沢をきむさんが選定してくれた。会で初めましてで会ってみたかったタカティくんと慧さんもご一緒することに。
林道はダート道で大変そうだったので適当なところに停めて歩く。道すがら大岩が転がっていて、クライミングの二人はいいボルダーだと終始楽しそう。入渓点で車二台、しばらく歩くと下降してくる釣り師と遭遇。あまり釣れないらしかった。
沢下部は地形図で想像するより水が多く水流が強く足つかないところもあり、一か所何度も洗濯機で戻ってしまうとこがあった。タカティくんが気づいて戻ってくれて、きむのお助けでなんとか突破。先が思いやれれる・・・登攀は時間かかってしまうのでせめて河原歩きはと思うが、今を時めく沢屋三人は河原歩きも早い。登攀や高巻きの見定めは意見がぴたりと一致していて、レベル高い人たちは同じ景色が見れているんだな〜と感心してしまう。co1200の本流との分岐以降は水が少なくなるが岩が脆くなる。掴んだら取れるから押して登るんでとか、足支えとくで、と前後からとサポートいただきながら登る。最後35mは高度感あり怖かったのでロープ出してもらった。慧さんはチェンスパですごく悪そうな草付きを巻いていた。途中の支点でロープが絡まってしまい、何度か取れないか試したが取れず、それを利用してゴボウで突破。中々解けずてんやわんやしても近くにいるのは顔面を刺してくる数匹のブヨのみ。最後は藪マスター慧さんが笹薮生い茂る中、良ルートを引いて下さり馬羅尾山着。下降はしばらく水もなく藪の急斜面を下る。何度も滑って転んで、雪とスキー板があれば難なく下れるのにと、前日の山スキー会に感化されスキー欲が高まる。水が出てきてからもしばらく急でクライムダウンや懸垂で降りていく。単調な下りも途中の大滝が出てくると皆歓喜して見入っていた。これ登るにはどうこう、と三人で楽しそうに登攀談義していた。登攀できない自分はでっかいなーと思うにとどまり、いつぞや流行った、バナナを目の前にバナナとしか感想を抱かないネタを思い出した。
足が遅くみんな待たせてしまい、寒い思いをさせてしまったにも関わらず、たくさんサポートいただきありがとうございました。クライミングとても苦手だけど沢ちゃんとやるには練習が必要かなあ。。。スキーは沢よりましなムーブが出来るはずなので(汗)また冬も遊んでください!

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