名護岳


- GPS
- 01:27
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 277m
- 下り
- 278m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
沖縄への出張のついでに名護岳に寄り道することにする。青少年自然の家の手前の駐車場に車を停めて出発。敷地内の奥にある体育館を過ぎると、リュックを背負ったガールスカウトの集団が集合していた。引率と思しき女性が広場の奥に登山口があり、獣避けの柵に扉があることを教えてくれる。
登山口に入るまでは涼しい風が吹いていたが、登山道に入った途端、風がなくなり湿潤した空気が淀んだいるようだ。登山道は尾根伝いに良好に整備された木製階段を延々と登ってゆく。しばらく前に雨が降ったのだろう。階段の木は悉く湿っている。沖縄は島を通過する雲が頻繁に雨をもたらすようで。天気の移り変わりが激しい。
亜熱帯系の照葉樹が多いようだ。ところどころに樹木標が架けられているものの、見知らぬ樹木が多い。いざ登山道の雰囲気を写真に撮ろうとカメラの電源を入れるが、先ほどまでは順調に動いていていたカメラがモニターが暗転したままだ。仕方ないので
山頂が近づき南北に走る尾根に至ると途端に風が出て、ようやく涼しさを感じることができる。山の東側からはそれなりの風が吹いており、それまでは風の陰になっていたようだ。
山頂周辺は切払いがされており、北に八重岳を中心とする本部半島の山々、その右手には島に囲まれた海が美しいライト・ブルーを見せている。羽地内海という内海らしい。ひとしきり山頂からの好展望を堪能すると下山は北斜面を下降する。登りの登山道とは異なり、かなりの急下降が続くが、こちらは階段の整備はない。
下降が緩やかになったかと思うと、唐突に舗装路に飛びだす。林道ではなく、名護岳を横断する道路のようだ。そもそも針葉樹林が生育する気候ではない沖縄では林業がどれほど発達しているか疑問だ。日差しを遮る樹木はないものの、やはり東から吹く風のおかげで涼しい。
青少年の家が近づいたところで、最後はハイキング・コースを歩いて出発点に戻る。青少年の家では先ほどのガール・スカウトの少女達がリュックを下ろしていた。車に戻ると、一路、本日の投宿先である今帰仁に向かうのだった。
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