筑波山白雲橋コース トレーニングと服装検討


- GPS
- 04:03
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 681m
- 下り
- 586m
コースタイム
天候 | 山頂は曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路から一段下がった場所にある。第二駐車場にあがるためのショートカットの階段が現在工事中で、下りてきた車道を歩いて戻る必要がある。 筑波山観光案内所が近い。案内所のトイレはきれいで身支度に便利。 神社前の民間駐車場はシーズンによって金額が変動するが、市営駐車場は金額固定。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
晴れ予報だったが、朝は山頂がガスガス。 その影響か、山頂近くの登山道は場所によって水溜まり。御幸ヶ原-女体山の道は人が多く、靴裏で水分が補充され続けるので、全ての石が濡れていて滑る。 アブが時々追いかけてきます。 |
写真
感想
今回は初八ヶ岳に向けて、トレーニングと服装の検討(温度・湿度と快適なレイヤリング)。
気温と湿度
0800 駐車場 26度73%
0830 白雲橋登山口 27度77%
1050 弁慶茶屋跡 24.5度85%
1140 女体山直下 24度90%
1300 御幸ヶ原 26度80%
1400 駐車場 34度59%
朝早くなら山頂は20度という天気予報を見て、筑波山へGO。暑い時期だし春よりは人が少ないかと思ったら、以外に多くて驚き。
夏休みに入ったからかな?
今回は体調に余裕がなく、写真がほとんどありません。
《以下、体調不良の段階と対策の記録》
本日の朝食の飲料は念のためアクエリアス。
まずは筑波山神社に参拝して、白雲橋コースで登山開始。樹林帯で日陰だから、立ち止まっていればまあ何とか、な体感なのだけど、歩き出すとダメ。暑い、心臓がバクバク、汗が吹き出す。いつもなら、少し歩くと体のスイッチが切り替わって心臓は落ち着くのに、いつまでたっても収まらない。おかしい…。
暑い時期に登山した経験がなく、服装も対処法方も経験値低くて、途方に暮れる。
大汗→スポドリをいつもより多く飲む
暑い→脱いだら下着になっちゃうから(笑)どうしょうもない。首に巻いた濡れタオルで、顔や耳を冷やす
だんだん足が進まなくなってくる。いつもより時間がかかっているので、疲労感も強い。
大汗→スポドリ+塩分タブレット追加
暑い→半袖に虫除けのアームカバーをしていたけど、濡らすの忘れたので腕がものすごく暑い。虫にやられるの覚悟で、アームカバーを外す。サラテクトを激振り。
アームカバーを外してから、体が一気に楽になる。心臓もバクバクしないし、足も動く。…放熱できず暑かったのが原因か。しばらく調子よく歩いていると、何だか汗引いてる?暑いのに?腕とか足が微妙にかくかくプルプルするような?
汗出ない問題→スポドリと氷水摂取して体内から冷やす(保冷水筒内で氷がまだ融けてないので少しだけ)。塩分チャージ用のゼリードリンクも追加。
少し休むと、楽になったので活動再開。でも徐々に足が進まなくなる。一歩出すのが大変。
だるさ対策→感覚としてガス欠っぽいのでソイジョイを食べてみる。口の中の水分を持っていかれるが、味がよいので食べたくない~とはならない。
何とか弁慶茶屋跡に到着。東屋内のベンチに運良く座れました。ありがたいです。
ここまででスポドリ500ml(カロリーも摂取できるタイプ)を飲みきり、保冷水筒の氷水が100ml消費、ゼリードリンクも半分の90g消費、塩タブレット3個。秋冬の倍近いペースで飲んでるかも。
行動食の黒豆&チーズ(無印良品)を一袋食べる。家で試食したときはよかったけど、喉が乾いている時は口の中の水分が持っていかれる感じ。そして、糖分補給がドライいちじくだけでは足りない。ラムネ忘れたの、痛いナー。
粉で持ち込んだスポドリ数種からクエン酸入りを選び、ペットボトルの水でつくる。これだと体調にあわせて好きな味が選べて便利。保冷水筒のキンキンの水をもう一度飲んで、体温をぐっと下げてから残りの行程に進む。
ここからはロープーウェイ側のコースから来た人と合流して、道に人が多くなり全体的に進むペースがゆっくりになる上に、道が狭く登り下りの譲り合いで待ち時間が生じるので、自然と休憩が取れるようになる。
そして、女体山が近くなると、いつも通り渋滞発生。私としてはゆっくり進めるから有り難いのですが、体力のある人にとっては、ペース崩されてツラいのかも。
で、大渋滞なので参拝はパスして御幸ヶ原へ向かいます。しかし、ここの岩が泥で濡れていて、2回滑りました。そのうち一回はしりもち。手すりがなかったら頭を打っていたかもしれません。
下りの足運び、本気でどこかで講習受けないとダメかも(泣)
暑いなか、4時間もかかって、ヘロヘロになりながら歩いて、得たことはたくさんありました。
《服装(私の場合)》
・暑い時期は、ブラタンクトップのドライレイヤーとTシャツを重ね着すると、胴体部分が二重になって暑いし、大汗で生地がたっぷり保水すると乾きにくい。それに暑いと思っても脱ぐことができない。男性ならその場でパパっと着替えるのでしょうが、女性はねー。夏用の薄いブラタンクトップかブラのみが良さそう。
・アームカバーは夏用のクールタイプが良さそう。もしくは、生地を濡らす。
・休憩時の保温は必要。25度位だと汗で濡れたシャツでじっとしていると、お腹が冷える。暖かいうどんを食べてるのに胃が冷え冷えで、腹痛にならないかドキドキした。停滞時は面倒くさがらず、お腹に乾いたタオルを入れたり巻いたりしなければ。
《飲み物》
今回持っていったのは、水筒にスポドリ500ml、保冷水筒に氷水480ml、水のペットボトル500ml、塩分チャージタイプのゼリードリンク180g。(+怪我した時の洗浄用や本当にいざという時用で、水ペットボトル350ml)
行動予定時間3時間・夏用として計算した必要量+予備として準備したもの。
昼食予定地の御幸ヶ原に到着時点で、喉が乾いたーという状態で、残り440ml。けっこうギリギリ。
・夏は暑さで思ったより歩けず、行動時間が長くなる事がある。
・熱中症になったらもっと水が必要になる(体を冷やすために)
・保冷水筒は氷だらけにすると融けないので水が飲めない。その場合、ペットボトルの水を保冷水筒に移せばよい(←今回思い付けなかった。おバカ)
・スポドリは粉で持ち込み現地で体調に合わせて選択
《冷却アイテム》
・濡らしたクールタオルを首に巻いたが、湿度が高く、4時間たっても全く乾燥しないので、気化熱による冷却が効かなかった。
・氷スプレー(ハンカチなどにスプレーすると氷ができる)は、冷えた布で体を冷やせるので、とても気持ちがいい。今回大活躍。ただ、スプレーする時にガスの臭いがするのでちょっと気を使う。そして、容積対効果で、持っていくか悩む。
・ヒエロン。今回は氷スプレーを持ったので留守番させました。捻挫したときや熱中症時の冷却にはよいけど、あっという間に温くなって、ゴミをずっと持ち歩かなくてはならないのがネック。車キャンプ専用かな~。
・ハンディ扇風機。重量対効果で今のところ持っていったことはないけれど、今回みたいに湿度が高くて気化熱冷却が出来ないときは、必要かもしれない。軽くて稼働時間が長い事が条件。10時間以上は欲しい。
《行動食》
・体調が悪いときでも食べられる味と食感が大事。
・水分の少ない物だけだと、暑い時期はツラい。グミなどの水分を含むもの、ラムネや乾燥梅干しのような口に含むと唾液が出るものも準備する
・今回ラムネを忘れた上に、行動食がナッツやドライフルーツばかりで、直接糖分を取れる物がなかった。休憩時に2粒くらいチマチマ食べるのが、以外に体質に合っていたのかも。
《ビタミン剤》
疲れて動けなくなった時のために、ビタミン剤各種を持っていたのに、疲れて頭が回らず、家に帰ってから思い付いた。疲労とはそういうことなんだな、と思い知った。(仕事で疲れているときは飲んでいるのに…)
目につくように行動食の袋に入れたり、ビタミン剤飲む?と書いておいたらいいのかな(笑)
《服装》
ノーマルドライレイヤー(ブラタンク)
ウイックロン半袖Tシャツ
春秋用長ズボン
アームカバー虫除けタイプ
ハット
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