祖母山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 855m
- 下り
- 855m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
祖母山、名前が好きだし、遠くから眺めた姿がピラミッダルできれいだ。一目してわかる。だが山は派手さはない。大分県と宮崎県の県境にあり、傾山・大崩山などと一緒の山群にあり、縦走する人も多いという。
神武天皇の祖母である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を山の名としているという。昔は姥ヶ岳と呼ばれていたという。 2000年の5月には神原コースをピストンした。妻を駐車場において駆け足で登り、山頂で写真を撮っただけだった。5月の連休だったので登山者でにぎわっていた。
今回は高千穂町の五か所から林道を詰めて、北谷コースという、一番優しいコースにした。というのもこの山が九州めぐりの最後の山であり、連日の行動で疲れているから無理をしたくなかった。前日の夕方登山口を確認して、道の駅高千穂で朝を迎えて出かけた。
駐車場にはすでに鳥取ナンバーの車が一台あった。 風穴コースもあるのだが不勉強のためパスして、通常コースを行く。 500mごとに合目が設けられている。道は変哲もなくやわらかな土地を踏む道で緊張感もない。国観峠までひたすら黙々と歩く。千間平付近から山頂が右手に見える。国観峠は広い台地で左から神原からの道を合わせるのだが、まったく記憶にない。地蔵が一体おかれている。山頂が右手に黒々とある。ここから200mくらいの登り。 9合目で尾平コースにある9合目小屋への道が左に出てくる。そのまま直進すると、風穴コースの分岐があって、やがて山頂だ。一人先行した鳥取の人が休んでいた。
天気はすっきりせず、周囲の山も輪郭がぼやけていて面白くない。 16年前は竹田から入り、登った後に高千穂に出て、夜神楽を見た。高千穂から見た祖母山が印象にあった。 山頂は以前より灌木が払われて見晴らしが聞いている。傾山は得意な形の山だ。本来なら尾平から登り、古祖母山へ縦走してみたいのだが、今回はピークハントの映像で我慢。 鳥取の人は百名山を始めたばかりらしい。とっとと下って行った。
私は小屋を訪ねてみたくなって、先ほどの分岐から小屋へ行く。ちょうど番人がいたけれど、私のアクションカメラを見て、映してはダメだという。愛想のいい方ではなさそうだ。常駐だそうで驚いた。 元の道に戻り国観峠で一服する。静かでいい。パンをかじる。 千間平らでオランダ人のカップルと出会う。オランダ人は男女とも大柄だ。彼らにはハイキングの感覚で登っていく。下りのつるつる滑るのは知らないぞ。
下りは滑りやすい道。6合目付近で転んだ。下ってきて勢い余って横倒しに転んだ。ズボンが汚れたが、そのまま下るが、しばらくして愛用のキャップがないことに気が付いた。先ほど転んだ時に、と思って登り返す。あのキャップは今回の九州の山を全部登ったし、私と多くの山を登っている。おいていくわけにはいかない。戻ったが見当たらない。もしかして求刑したときに置き忘れたかもと、思いさらに引き返すが、やはり転倒した場所しかないと下ると、茂みの中にあった。 愛用の帽子をかぶって登山口まで一気に下る。
二合目付近で遅くに登ってくる年配の男性に出会った。 登山口は私一人、東屋でお湯を沸かしてラーメンを食べる。ゆっくりと時間が流れる感じ。
この山、尾平から登って回遊してみたいものだ。
今日は阿蘇の高森の町民温泉に入って福岡へ向かおうとした。
ところが高森温泉会館は休み。それで一宮温泉会館へ。200円。さっぱりして帰る道を行く。
九州の百名山と200名山を全部登って、我ながらようやるわいと思った。だがこのスタイルが癖になりそうな予感がする。東北も一気に、または関西も、四国・中国も、・・・私の山の旅はまだ終わりそうもない。
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