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Yamareco

記録ID: 8471781
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沢登り
磐梯・吾妻・安達太良

阿武隈川水系 前川大滝沢

2025年07月26日(土) [日帰り]
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tanukigo げん その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:12
距離
9.4km
登り
751m
下り
753m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:27
合計
6:12
距離 9.4km 登り 751m 下り 753m
7:03
76
スタート地点
8:19
8:29
129
10:38
10:45
53
11:38
11:45
24
12:09
12:11
37
12:48
23
13:11
13:12
3
13:15
ゴール地点
天候 終日快晴
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
峠駅に寄り道
駐車スペースすぐ横のこの橋から入渓
駐車スペースすぐ横のこの橋から入渓
直ぐに美しいナメ
直ぐに美しいナメ
ちょこちょこ現れる小滝はほとんどが釜を持つ
ちょこちょこ現れる小滝はほとんどが釜を持つ
美しい渓相
滑川大滝 写真では伝わらない迫力が有る
大高巻は明瞭な踏み跡有
1
滑川大滝 写真では伝わらない迫力が有る
大高巻は明瞭な踏み跡有
快適な登攀
エスケープせず本流を忠実に辿り潜滝まで遡行
1
エスケープせず本流を忠実に辿り潜滝まで遡行
下山は藪漕ぎ無で一般道へ
全てにおいて快適
下山は藪漕ぎ無で一般道へ
全てにおいて快適
駐車スペース直前に有る吊橋は有料
渡る手前に表札が無いので要注意 
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駐車スペース直前に有る吊橋は有料
渡る手前に表札が無いので要注意 

装備

個人装備
ラバーソール 上下ラッシュガード
共同装備
20mロープ ハーケン数枚 スリング長短多数 (登攀装備は未使用)

感想

盛夏と言う爽やかさを帯びた暑さの言葉が懐かしく感じる。
昨今の夏は連日40度に迫る高温に見舞われ、酷暑などと言う言葉以上に災害級の暑さだ。 個人的には獄暑、災夏など造語を作っても良い様に感じる。
戯言はさて置き、連日の高温に見舞われれば山行の選択は沢一択になる。
山には色々なジャンルが有るが一番苦手な項目。
泳げない。沢登りには致命的な欠点を抱えながらもこの暑さに重い腰を上げさせられ涼を楽しみに美渓と称される前川大滝沢へ(今シーズンも沢始めました)を言いに行ってきました。
駐車スペースより直で入渓。普段はアルパインを主として山行を重ねている身にとっては長いアプローチを省きいきなり取り付きへ導かれる感覚。まさに何処でもドアに等しい。
遡行開始。 入渓してから直ぐに美渓が広がる。渓相は言うまでも無く美しく、水流に一切の濁りが無い。更に結えばラバーソールでは抜群のフリクションにて快適そのもの。 事前の調べでは楽園、デート沢などと称された記録を目にしていたが此処に実在したと実感した。
滑滝大滝までは比較的ナメ床が多い沢を遡行する。ちょくちょく10m前後の滝が現れるが快適に直登。
遡行全体を通してだが、殆どの滝直下には深い釜を持つのが特徴に感じた。釜の処理は泳ぎ、ヘツリと選択肢は常に二択有った。泳げる泳げないは別として低体温症を回避できる選択は、美渓と称される渓相に相乗しているのだろうと感じた。
気持ち良く
遡行すれば直ぐに滑川大滝へ達する。写真では見ていたが実際目前で対峙すれば巨大な大滝だ。肉眼でしかこの感覚は味わえないだろう。
此処で山屋アルアル発動、登攀ラインをどう引くか検討しながらの談義。当然補助ロープしか持参して無いので実質登攀は不可能なのだが、取り合えず夢を語る。
大滝は右岸ルンゼ状に引かれた明瞭な踏み跡を辿り大高巻く。
沢に復帰すれば大滝下部のナメ状とは渓相が変化し小滝が多く現れる。小滝の処理は殆どが直登もしくは水線脇を突破出来る楽しい。上部ヒョングリの滝のみ右岸から巻いた。
上部は単調な巨大なゴーロ地帯を処理しつつ高度を上げ途中枝沢からエスケープも出来たが忠実に本流を辿り潜滝へ突き上げ遡行終了。
下山は一般道へ。若干分かりずらい個所も有るが概ね良好な登山道を辿り下山。
奮闘を求めなければ全てにおいて完璧な沢だった。シーズン初めに前滝大滝沢はモチベーションを上げる一本だ。  また訪れたい。


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