奈良子川二階(ニカイ)谷 核心の滝攻略!


- GPS
- 05:07
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 346m
- 下り
- 348m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
■計画
翌日は尾名手川に行く予定なのでどこへ行こうかと探した結果、短いながらも釜のある滝がいくつか出てきて滝登りが楽しめそうな二階谷へ。
■アクセス
ナビでは奈良子川釣りセンターを目指し、釣りセンターを通り過ぎて2つ目の橋が二階谷橋。道は舗装道路で多少荒れてはいるが悪くはない。
駐車スペースは二階谷橋前後、その他にも何箇所か停められそうなところはあった。
■アプローチ
釣り師がいることも考慮しゆっくり目に来て、二階谷橋先のスペースに駐車してスタート。溪は深く、トポには懸垂下降で入渓と書いているが、少し進んだルンゼを降りた。良くはないので複数人なら懸垂が無難。
■遡行
深い溪、綺麗な水。暗い溪に光が差し込むと、光の筋が沢の底まで照らしてキラキラとして美しい。
釜を持った小瀧が続くがすべて足場はありフリクションもよく、なんなく登っていける。
やや大きめ、3,4mのほどの直瀑が2つ出てくるが、どちらもホールド豊富かつ2つ目はこれでもかというくらい残置ロープが垂れている。
■核心の2段の滝
一段目はなんの問題もなく登れる。
二段目、最初は左壁から取り付いてトラバース、と思ったが、よく見ると水流沿いを直登できそうなラインが見えたのでこれを攻略することにした。
なんどかトライするが、右手でごちゃごちゃしたカチを持った後のムーブが起こせない。体が冷えたので日当たりのいい場所で休憩して、再度トライ。が、かなり本気で冷えていたようで体が動かず再び休憩。ヤッケを着てトライするが、指の疲労が抜けきらず、いったんハンマーエイドで抜けた。
その後、下降時に再トライし、最後の最後でなんとかRP。トータルで2時間半くらい、全行程の半分ほどをこの滝の攻略に費やした。
■下降
870mくらいの所まで来て、かなり渓相が落ち着いてきたので、稜線は暑いだろうし、核心の滝への未練もあったので北道を下降。
下降はあっという間で、滝に取り付いていた時間を含めても1時間半ほどで戻ってこれた。
脱渓は入渓よりひとつ上流側のルンゼの木の根の張った左壁を登った。ルンゼを越えるのに高巻きしないといけなかったので、入渓ポイントは悪くなかったのかも。
■まとめ
滝遊びがしたかったので、目的に合った沢だった。
前半の滝が簡単だったのでちょっと物足りないかも?と思ったら核心の登りごたえがありすぎて満足感高かった。
ほぼボルダーを打ちに来た感じながらも、溪の景観はよく、人も誰もいない静かないい溪だった。
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