船形山 道元峡〜層雲峡〜御宝前 大沢小屋を訪ねる
山形県
kamisugirunner
体力度について
- GPS
- 06:28
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 639m
- 下り
- 639m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
国道48使用 新鶴子ダムから夫の小屋跡までの林道は道幅狭く両脇の刈り払い悪い 道は深い凹はないが細かく凸凹があり20kmくらいの速度 アブが多いのでダムで準備をしたが府の小屋跡にはいなかった 帰りも最初はいなかったがしばらくするとデカアブが数匹近寄ってきた |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�”廚両�屋跡〜落合 （道元峡） 連絡道1から コバルトブルーの不思議な色の沢 最初は単調なゴーロだがだんだんと変化が出てくる 沢歩きだが登山コースにもなっている不思議なルート 滝は基本登らないのでチェーンのある登山道を行く 所々で温泉臭がする �⇒邱隋糎翳�前 （層雲峡） 落合はクラビ沢の合流点で層雲峡は赤さび色の沢となる 沢は狭くなり滝や倒木の乗越が多くなる ここも登山コースとなっている不思議なルート やはり滝は登らないのでチェーンのある登山道を行く 一部ロープやチェーンのないところもあるので足元注意 登山ルートは落葉が積もっているので滑りやすい �Ｍ邱隋蘇廚両�屋跡 連絡道4から クラビ沢の出会いに昔は連絡道4の標識が立っていたが今はない 刈り払いされていないので沢からはわかりにくいが 近寄ると一目瞭然だ 少し登ると階段になる 落合には東屋があり使っていな割にはきれいで休憩に良い 落合からの林道は大分薮化していた 踏み跡がある程度だ 2022年11月に来た時は快適に走れたが、全然違うのに愕然！ 途中の沢を横切る部分も荒れているし、第一第2トンネルは なんと通行止めになっていた orz.. 右側の斜面から流れる水で泥濘化している個所もありあまり 走れなかった 夫の小屋跡の林道入り口にも通行止め黄色テープがあるが意味不明 案内図には通行止めとは書いていなかった ※尾花沢のHPではトンネルは通行止めと書いてありました 給水は沢の脇から簡単に湧水が得られるが、大沢小屋前で給水した水は 温泉臭がした 大沢小屋の先で給水した水は鉄分があり苦かった 湧水よりも表流水（小沢）の方が良いのかもしれない ちなみに大滝で一口飲んでみたが味は良くない でも、御宝前の水ですから~ まぁ味はともかく体には良いか??? クラビ沢（エメラルドグリーン）の水はどんな味がするんだろう （飲みませんでした） |
| その他周辺情報 | 「手打 そば処 鶴子」 新鶴子ダムから近い3kmくらい おおもり￥1,000 大根のしぼり汁＋だし汁 他に鴨そばなどがある 天ぷらはない |
写真
エメラルドグリーンの沢色がそそりますね
アブの大群に囲まれて追い払いながら歩く
ウ~ン 歩きに集中できん
チェーンのある所もあある
どこを行くかは各人の好みで
かえって滑りやすそうなので沢を行く
腰位の水深だ
沢はヘソのあたりの水深で水温はさほど低くはないが
やはり長く浸かっていると少々寒い
これも少し上は階段がつけられていて簡単に
御所林道に抜けられる
竜ヶ滝泳いで滝を登る...と言いたいところですが
左岸を登る
チェーンはないがさほど難しくはない
ただし沢靴でないと難しいか
こんなところはアブに刺されても知らんぷり
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泳いで滝を登る...と言いたいところですが
左岸を登る
チェーンはないがさほど難しくはない
ただし沢靴でないと難しいか
こんなところはアブに刺されても知らんぷり
連絡道42017年くらいのレコには連絡道3のような道標があった
2021年7月の際にはここがわからずに道元峡まで下ってしまった
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2017年くらいのレコには連絡道3のような道標があった
2021年7月の際にはここがわからずに道元峡まで下ってしまった
3年ぶりの層雲峡
渓相ががらりと変わる感じがする
ここに入ったとたんにアブが全くいなくなった
チェーン（壊れている）と古びた木製アブミ
よほどの水流がなければ使わないだろう
ここは沢の中から湧出している
さわっても暖かくはなかった
中央突破はせずに左岸を歩く
夏セミが鳴き沢歩きって感じ
頂点の三宝荒神様はしっかりしていた
50mの落差で近くで見るとは迫力がある
周りはミストが漂い涼しい
滝を見ながらおにぎり休憩
写真では小滝にしか見えない
この流水跡のような少しガレているところが廃登山道だろう
懸崖を避けて見晴らし台に上がり分岐に着く
21年の時は所々にピンテがあった
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廃登山道だろう
懸崖を避けて見晴らし台に上がり分岐に着く
21年の時は所々にピンテがあった
大沢小屋1階の柱がだいぶ傾いているなぁ
今年の大雪で大分ダメージを受けたようだ
窓は1枚外れているし扉はつっかえ棒で何とか閉まっている
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1階の柱がだいぶ傾いているなぁ
今年の大雪で大分ダメージを受けたようだ
窓は1枚外れているし扉はつっかえ棒で何とか閉まっている
この時も傾いていたという話はあったが
自分はわからない程度で普通にみんな泊まっていた
五右衛門風呂は健在だ
宿泊は危険なので誰も泊まらないだろう
自分も中に入るのはこれが最後だ
さぁ短パン+ノ^スリーブに着替える
沢靴と濡れたウェアはザックに放置こむ
ちょっと重いがここからは快適にトレランで夫の小屋跡まで走るゾ
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短パン+ノ^スリーブに着替える
沢靴と濡れたウェアはザックに放置こむ
ちょっと重いがここからは快適にトレランで夫の小屋跡まで走るゾ
えっ！快適に走る???東屋からどっちが夫の小屋跡かわからないほど
草が伸びている
やっと一人が歩けるくらいの踏み跡となっている
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東屋からどっちが夫の小屋跡かわからないほど
草が伸びている
やっと一人が歩けるくらいの踏み跡となっている
いくら11月と言っても違い過ぎる
この時は快走できた
大分荒れている
前はこんなところは無かった
通過後に通行止めの標識があった
第1トンネルトンネル前後の崩壊は多いがトンネル内の崩壊は
21年とさほど変わらず
やはり夫の小屋側に標識があった
こちら側にはテープ無し
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トンネル前後の崩壊は多いがトンネル内の崩壊は
21年とさほど変わらず
やはり夫の小屋側に標識があった
こちら側にはテープ無し
車両のみ
むこうに通行止めのガードレールがあるがバイク対策か?
アブが寄ってくるまでに着替えて
すぐに出発
装備
| MYアイテム |
kamisugirunner
重量：0.34kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
長袖シャツノースリーブシャツ
ウインドシェル上
ズボン
短パン
靴下
雨具上下
帽子
ヘルメット
靴
ザック
昼ご飯（おにぎり2個）
行動食（スニッカーズ2個）
塩飴
飲料1000cc
地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS×2
筆記用具
ツェルト
ファーストエイドキット
日焼け止め
虫よけ薬
ハッカスプレー100cc
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
沢靴
トレランシューズ
|
感想
2021年7月17日に泉ヶ岳から船形を越えて御宝前に入った
何も知らずトレラン装備で突っ込んで痛い目にあいほうほうの体で連絡道3から林道に上がった）
今回は沢を十分に楽しめる装備で来てみた（と言ってもヘルメットと沢シューズだけだが、沢シューズが大きくものをいう）
2021年には見ていない道元峡の材木岩や箕輪権現が楽しみだ
新鶴子ダムから車で御所山荘案で来るのは初めてである
2回ここを通っているがランで通過している
車で来ると道が異様に狭く感じるし路面も悪い
対向車が来るとアウトだ（来ないけど）
御所山荘に車を停めようかなと思ったが、夫の小屋跡の駐車場に停めた
山荘にも誰もいなかったがここにも誰もいなく寂しい限りだ
アブ対策のためダムで準備していたので速攻出発する
気温は19℃で涼しい
単調なゴルジュとのことだが連絡道1から入渓
階段が付いており危険はない
沢に入るとコバルトブルーの水がきれいだ♡
21年の時は余裕なく気がつかなかった
歩き始めてすぐに箕輪権現についた、その後材木岩に来た
白石市にも材木岩があるがあちらは巨岩でこちらはミニセットのようだ
沢の中は日差しもほぼなく涼しい、...がアブが出てきてしかも
10匹くらい全身の周りを回っていてうっとうしい
時々ウエアの上から刺していく
沢の中はまだ太陽の日が射しこまないので暑くない
いや水の中に入ると少し寒いくらいだ
といってもシャワークライムはしないので濡れるのは腰から下だ
小滝や滝つぼはチェーンのある登山道が使える
しばらく歩くと小滝の中では大きな竜ヶ滝に着いた
暑いときは滝の下の淀みで泳ぐのもいいだろう
そこからほんの少しでクラビ沢出合、エメラルドグリーンはクラビ沢で
層雲峡は赤さび色の沢で渓相が違う
21年の時は落合の連絡道4を通り越してしまい道元峡をひたすら下った
ここからGPSで御宝前まで3.5km、大沢小屋まで2km少しだ
沢は細くなり左岸からの崩壊した岩石や丸太が沢をふさぐ
層雲峡に入って驚いたのはアズが全くいなくなったことだ
クラビ沢出合からはついてこなくなった
やはり神の領域だということだろうか?
でもメマトイムシみたいなのはつきまとうようになった（刺すのか不明）
登っていたら突然大沢小屋が現れた
中に入るのは下りにするので通過する
ここから御宝前まで1.5kmくらいでいよいよクライマックス
太陽は沢の中まで差し込むようになったので暑くなってきた
御宝前そして大滝に着いた
赤茶けた脆い岩の懸崖の御宝前、21年の写真と見比べると大分崩壊していて崩壊地の頂点の三宝荒神が無くなっている
大滝は全然変わらない、50mの大滝だ
ここで滝に打たれてみたいものだ（怖くてできない）
御宝前側からの落石を避けるため廃登山道側により昼食とした
下りに入る傾斜は緩いので登りとさほど変わらない
大沢小屋はレコで見たとおりでやっと建ってる感じだ
扉は少ししか開かないつっかえ棒を外して中に入ってみると
歪んでいるので変な感じだ 五右衛門風呂は健在だ
窓も一枚外れていた 中に泊まるのは危険で無理だろう
屋根はまだきれいだが柱がダメになっている あと数年で倒壊するだろう
ここから約2kmでクラビ沢出合、いよいよ層雲峡も終わりだ
途中に人間洗濯機もあるので慎重に下ろう
21年には転倒してアバラ骨をやってしまった
さて、林道に上がる前に斜面からの湧水で給水したが1度目は冷たくでいいと思っていたが飲んだら温泉臭がした、2度目は鉄分があるのかあまりおいしくなかった
クラビ沢出合に着いたここから連動道を登り林道に上がるのは初めてだ
傾斜は少し急だが階段があり10分くらいで落合の東屋に着いた
ここで靴交換とウエアを着替えてトレランで下る
濡れた靴とウェアが少し重いが微傾斜の下りなので問題ない
この林道は昔のトロッコ軌道跡なので傾斜が緩い
...ん？ え？ 林道はどっちだ？というくらい林道は草でおおわれていた
21年7月と22年11月にこの林道を走ったが快適だったのに...
今はやっと一人通れるくらいの踏み跡となっている
足元見えなく走れねぇ...
おまけに沢が横切るところはえぐれているし
左の斜面からの流れてくる水で泥濘してきているところもある
気を取り直して、走れるところは走ろうっと
何やら黄色テープがある ...ん 通行止めテープ？
どこが通行止め？ 第2トンネル抜けたら更にテープがあり標識には
崩壊のためトンネル内通行止めとなっている
さらに第1トンネルに来たがこちらはテープが無いので崩壊が少ないのか?
通過するとテープと標識がありやはり通行止めとなっている
御所山林道が使えないとなると、もはやクラビ沢コースは廃道が免れない
え~これじゃ尾花沢の船形山登山道は全滅だ
第1トンネルを通過して少し下ると何やら道元峡の沢から人の声がする
見るとグループで沢を歩いている
この辺は走れるが夫の小屋跡まではほんの少しだ
日差しが強いのでまぁ調度いいのだが...
駐車場に戻ると車が1台止まっていたので沢に入ったのか?
アブが来る前にサッサと着替えをして出発する
車に乗り込む前に大型の黄色いアブが2~3匹飛んできたヨカッタ
御所山荘前にくると板橋区の中学校の林間学校の横断幕あり
大人たちがイワナを焼いたりバーベキューの準備をしていた
マイクロバスや乗用車も数台止まっている
そうか！ 道元峡にいたのは中学生だったのか
アブにめげないといいのだが（老婆心ながら）
ここから新鶴子ダムまで約10Km、20Kmの速度で30分かかる
まだ時間が早いのでチェックしていた「そば処 鶴子」でもりそばを食べていく
崩壊していく御宝前やトンネルそして倒壊する大沢小屋
もはや実質的に通行止めとなっている御所山林道
この先どうなっていくのだろう
こっそり拍手
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林道や登山道もやはり人の手が入らないとだんだんと廃れていくのですね。地図検索してみたら、クラビ沢コースでの御所山登頂は、22年11月3日のkamisugirunnerさんの記録が最後のようです。林道が今回のような状態では、ますます歩く人がいなくなるのでしょうね。
最後の写真、昔は学校の遠足でこの程度のところは普通に歩いていましたね。いまこんなことをしたらクレームで炎上間違いなしでしょう。まぁ、企画の段階で却下でしょうが。
船形山には何回も登りましたが、後白髭・夕日沢（加美町）・尾花沢側は
廃道寸前ですね
特にこの中で尾花沢側はこれで息の根が立たれたようです
22年11月では落合から少し上は刈り払いの跡がありました
荒神コースは廃道に近くにルートを作っていると聞いたことがありますが
その後どうなったのか?
でもしばらくはこの間の飯豊よりはマシか?
こんなルートがあるんですね、
やはり沢用のシューズですか、14枚の写真、ドボンしたい所ですね、
でも、🪰がねぇ、沢良いんだけど、🪰が半端ないですもね、
小、中学生の頃、よく地元の沢にチャリで通って泳いで、魚とったり、焼いて食べたりとしてましたが、🪰いたけど、バシバシ叩いたり、アブにたかられると飛び込んだりと遊んでましたね！
今は、🪰に負けそうになりますがw
飯豊の桧山沢吊橋手前も気持ちいいでしたね！
東北に層雲峡ありです（おまけに登山者垂涎の大沢小屋です）
初めて聞いた時はいてもたってもいられずにトレランで走破して粉砕しました
🪰これわかりませんでした 検索したらアブなんですねハハハ
若い頃岩やっていましたけどこんなにアブがひどいのって見たことないです
とにかく10〜20匹（ブンブン飛んでいるのでよくわからない）で攻撃されます
アブは比較的早い速度で歩いていれば刺しません
沢用のウェアなら刺されても平気かな？
なんせトレランウェアなので刺しマクレです
飯豊もバリバリ飛んでいましたよ！
🪰アブね、走り続けてると大丈夫なんですがね、
急登になるとかなり気になります。
休みたいけど、休めないみたいに、
そう、刺される前に叩く👋、それなんです。
2人だと叩いてもらったりできるんですが🪰
三本槍岳は、凄いトンボだらけでしたよ
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