針ノ木岳登頂できず、雪渓ハイク

2025年07月28日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.3km
• 登り: 922m
• 下り: 922m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 2:00
• 合計: 7:00

4:20 扇沢駅
4:20 針ノ木岳登山口
5:40 6:00 大沢小屋
6:35 6:50 橋
7:30 ノド
8:10 8:55 雪渓終点（マヤクボ沢分岐付近）
9:35 9:55 橋
10:20 10:40 大沢小屋
11:20 針ノ木岳登山口
11:20 扇沢駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

28日（月）AM3：30　扇沢有料（12h1000円）は余裕あり。
下山時（PM12：00頃）はほぼ満車。

コース状況／危険箇所等

雪渓尻（橋の上部）はスノーブリッジ・クラック多く危険。紅ガラあっても、歩く場所を気を付けた方が良い。

写真

7/28 4:19

夜明け前の扇沢駅。

7/28 4:22

針ノ木岳登山口
熊が多く目撃されているため、熊鈴と笛で音を鳴らしながら歩きました。

7/28 4:35

7/28 4:50

だいぶ明けてきました。

7/28 5:07

大沢小屋までに3本の大きな沢を渡ります。

7/28 5:54

大沢小屋着。バッジなどのお土産は帰りに、と思ってトイレだけお借りしましたが、帰りは無人で閉まっていて残念。

7/28 6:22

毎年同じ場所にはしごが設置されます。有難いです。

7/28 6:24

大沢小屋から20分ほどで雪渓が見えました。

7/28 6:25

途中、補助ロープが張ってある場所が2か所ほどあります。

7/28 6:35

雪渓取り付きの渡渉点に針ノ木小屋が橋を架けてくれました。有難いです。

7/28 6:36

雪渓取り付き点からの針ノ木雪渓。

7/28 6:40

紅ガラがありますが、取り付き点はスノーブリッジになっているので要注意です。

7/28 7:10

歩き始めは緩やかな傾斜で、軽アイゼンでスタートしましたが、ノドのあたりはかなり急で、10本爪に履き替えました。

7/28 7:21

天気も良く、快適な雪渓歩きです。

7/28 7:21

振り返れば爺が岳。

7/28 7:33

ノドまで来ました。写真で見るよりかなり傾斜は急です。
前回は軽アイゼンで登れましたが、今回は途中で怖くなり、10本爪（モンベルのトレッキングシューズ用）に履き替えました。

7/28 7:33

ノドの上で夏道が出ていましたが、もう少し行けそうなのでそのまま雪の上を進みます。

7/28 8:22

ノドの上200mほどで雪渓終点。ここから峠までは約1時間ほどですが、体調・体力を考慮し、今回はここまでです。9時までに峠に到着すれば登頂を目指す予定でしたが、ちょっと無理でした。

7/28 9:31

あっという間にガスが上がってきました。天気は下り坂です。

7/28 9:31

ノドの下りは結構怖いです。4本や6本爪の方は、慎重に下りましょう。前回は軽アイゼンでここで転び、膝を痛め、扇沢まで苦労しました。

7/28 9:34

雪渓尻付近のクラックです。

7/28 9:52

雪渓尻のスノーブリッジ。かなり危険です。

7/28 11:41

7/28 11:43

無事下山。平日にも関わらず、駐車場は有料・無料ともほぼ満車でした。

撮影機器：

FinePix JX560 FUJIFILM

感想

atsushi0712

　雪渓を歩きたくて、3度目の針ノ木雪渓に来ました。昨年の同じ時期にはすでに雪は融け、夏道になっていたため諦めましたが、今年は雪が多く充分に雪渓ハイクを楽しめました。午前9時までに峠に到着できれば日帰りで登頂を目指す予定でしたが、ノド上部の雪渓終点ですでに8：30を過ぎてしまい、諦めました。年々体力も歩くスピードも落ちてきてしまい、やはり日帰りでの山頂往復は難しくなってきました。次回は峠の針ノ木小屋にお世話になり、ゆったり2日間で登頂したいです。
　午前中は雪も締まっており、登りは軽アイゼンやチェーンスパイクで大丈夫ですが、下りはノドのあたりが厳しいと思います。4年前は軽アイゼンのみで苦労しましたので、今回はモンベルのスノースパイク10（底の柔らかいトレッキングシューズにも使える10本爪アイゼン）を使い、問題なく下山できました。最低でも6本爪は必要かと思います。
　怖いのは山よりも熊です。後立山は熊が多いそうで、かなり目撃されているようです。下山後の扇沢駅では、駐車場での歩行さえも注意するように放送で呼びかけていましたので、ちょっと怖かったです。