伏見稲荷〜清水山〜粟田神社(京都一周トレイル東山No.1〜29)
- GPS
- 03:50
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 451m
- 下り
- 433m
コースタイム
天候 | 曇り、雨ぱらつく→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR 稲荷駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0621613) 京阪 伏見稲荷駅(http://www.okeihan.net/eki/detail.php?station_no=34) ●着地最寄駅 地下鉄 東山駅(http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000009969.html) 地下鉄 蹴上駅(http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000009957.html) 京阪 三条駅(http://www.okeihan.net/eki/detail.php?station_no=40) 阪急 河原町駅(http://rail.hankyu.co.jp/station/kawaramachi.html) |
コース状況/ 危険箇所等 |
伏見稲荷大社の中、清水山登山口、粟田神社手前はそこそこ急坂があり、意外に大変かもしれません。清水山の先、防災道路から東山山頂公園へいたるところで、少し滑りやすいので注意です。 泉涌寺から先、剣神社までの間の宮内庁管理地辺りで蜂らしき羽音を耳にしました。六条山近辺の山道では、蜘蛛の巣がたくさん見受けられました。 |
写真
感想
前回、トレイルコースから外れた区間(泉涌寺〜国道1号線アンダーパス)があったので、そこをトレースしなおすために再度挑戦です。前回よりも1時間早くJR稲荷駅に到着。京都1周トレイル東山コースNo.1の道標を探すも…なかなか見つけられずに時間ロス。京阪伏見稲荷駅の踏切傍に発見した頃には、もう正午になっていました。1回目の前を過ぎたのになぁ…全然気付かなかった。
見つけたらこっちのもん、スタートです。No.2は奥院のところにあるので、いきなりすっ飛ばし感がありますが、伏見稲荷大社を奥に進むだけなのでそれほど置かずとも問題ないわけでしょう。先へ進みだすと、なんだかぱらっと顔に当たったような…そんなに早く降り出すなら、わざわざ出てこなかったのにぃ。
No.3のある四ツ辻のところからやがて境内を外れて行きます。住宅街を抜けて泉涌寺へ。途中に宮内庁管轄地があって、何だろうと思っていましたら、昔の天皇のお墓(御陵)だったんですね。それにしても、京都にはそこかしこにあります。前回見つけられずに下りてしまったNo.7の道標を発見し、東へと入って行きます。また別の宮内庁管轄地の脇を抜け…
「ぶ〜ん」…なにやら不穏な羽音…木には、「蜂がいますので注意」というような張り紙がくくりつけてありました。この辺りも要注意なのですね。ほんの少しだけ、京都タワーが見られるこの場所を抜けて、藤棚なんでしょうか…をくぐって坂をあがると、剣神社。ここを鋭角に東へ曲がります。
正直なところ、この角の道標No.9-1の表現は私には…「約300m先左折し階段登る」なんていう表現は、確かに正確な表現なのでしょうけれども、途中で細い路地になったりして、本当に正しいのだろうか不安ばかりが過ぎりましたよ。地図を持っている人にとってはなんともない表現なのでしょうが、この道標だけを頼りに進むわけにはいかないかもしれません。地図を買ってほしいということもあるでしょうが、それ以外の人の目にも触れるわけですから、わかりやすい表現を心掛けてほしいものです。全般的には、こういう道標が立っていて整備されていることは、非常にいいことだと思いますよ。形状も統一されていますしね。環境に溶け込んで見つけにくい…っていうこともありますけど。それはそれということで。No.9では、いくつかの道標の表記・設置位置に対する不満はあるものの、何とかここを越えて、次へと進みます。まだまだ住宅街、少し車の通りが多い道を抜けて先へ行くと、右手に山道が現れます。
ここから登って行きますが、シダが多いのと人があまり通らないのか、くもの巣がたくさん張っています。木々の背は高く、他の東山の山々同様、外界への視界はないです。この山道を越えて一般道路に出ると、もうすぐ国道1号線。この辺りは、今生のお別れをする人たちの最後の場所です。私自身も、幾年か前に経験しました…全ての人が、最後の最後まで、生きててよかったと思えるような世の中になっていけばいいのですが。
国道1号線は直接は越えられないので、脇にあるアンダーパスを使います。国道の北側に越えると、清水山への登山が始まります。稜線辺りは比較的緩やかですが、登山口近辺は何故だか急登。そんなコースです。清水山頂まで達すると、雨が降り出しました。ここまできたら三条まで行くしかない。先を進みます。だんだん本降りになり、カメラも雨に濡れてびしょびしょに。岩肌の見えるところでは足を滑らせ…何とか東山山頂公園へ到着。2日前に撮った写真よりもさらに視界が悪くなり、ついにほとんど街の様子が見えなくなってしまいました。
長居は無用とばかりに下山を急ぎます。周りは薄暗くなり、足元はぬかるんで状況は悪くなる一方。それでも、2日前に通った道ですから、どっちに行ったらいいかというのはわかるし、コースタイムの予想もつきます。全く先が見えないよりは、精神的にかなりいいのは間違いありません。だから先に行き続けられたというのもあるでしょう。土砂降りにならなかっただけましですが、何とか麓に下りてきました。最後の急坂も幾分滑り気味でしたが。
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