御巣鷹の尾根

2025年08月08日(金) [日帰り]

• GPS: 03:48
• 距離: 3.9km
• 登り: 486m
• 下り: 512m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:41

距離 3.9km 登り 486m 下り 512m

8:46 御巣鷹の尾根登山口
14:27 御巣鷹の尾根登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越自動車道下仁田ICから上野村方面へ。楢原郵便局がある丁字路交差点を右折して上野ダムに向かい、トンネル、ダムを過ぎて｢御巣鷹の尾根｣の道標に従って直進、長戸沢沿いの道を行くと突き当たりに駐車場があります。郵便局の交差点から17キロくらいです。すげの沢を渡る橋の手前にもトイレなどがある広い駐車場がありますが、登山口まではかなり歩きます。車道は舗装、整備されていますが、中の沢林道分岐を過ぎると狭くカーブが多いので対向車、落石に注意してください。ダム周辺のトンネルは霧が出て見通しが悪くなることがあります。

コース状況／危険箇所等

駐車場からの登山道は整備されており危険箇所はありません。一般も利用できる休憩所やトイレ、簡易水道も整備されています。この日は尾根で登山道整備の手伝いをしたため時間がかかり距離が長く標高差も多くなっていますが、慰霊登山なら駐車場から｢昇魂之碑｣まで1時間~1時間半、下山に30分~40分、標高差は200メートル程度です。

その他周辺情報

川の駅「上野」、道の駅「上野」、鍾乳洞「不二洞」、浜平温泉「しおじの雪」(日帰り入浴可)

写真

8/8 8:25

御巣鷹の尾根の上には真っ青な夏空が広がっていました。

8/8 8:46

慰霊登山をする方のために杖が用意されています。

8/8 8:48

熊避けの鐘が設置されていました。

8/8 8:54

航空安全国際ラリー組織委員会が建立した石碑｢すげの沢のささやき｣。

8/8 9:02

尾根に向かう登山道。

8/8 14:17

右手の沢が｢すげの沢｣。

8/8 9:10

登山道には手摺も整備されています。

8/8 9:15

昨年、取り付けのお手伝いをした手摺り。しっかり完成していました。

8/8 14:14

犠牲者の冥福を祈る風車。

8/8 9:16

ずっと上の方まで登山道が続いています。

8/8 14:07

尾根に設置された長い階段。

8/8 14:08

登山道の脇にはあちこちに墓標があります。

8/8 9:59

昇魂之碑に向かう登山道。

8/8 12:52

｢昇魂之碑｣。犠牲者のご冥福と空の安全を祈って手を合わせました。

8/8 12:54

｢御巣鷹茜観音｣。整備手伝い終了後、慰霊のためこの奥の｢御巣鷹の尾根｣最高点まで登りました。

8/8 13:58

群馬県警の活動を記録した石碑。

8/8 14:01

警視庁から派遣された部隊が設置した慰霊碑。

8/8 13:59

｢御巣鷹の尾根｣は右手の登山道の奥まで続いています。

8/8 13:59

登山道を少し登ります。

8/8 14:00

この付近が｢御巣鷹の尾根｣の一番奥、最も高い場所です。別掲写真の案内図8Aにあたります。右手の登山道を登れば大蛇倉山。高天原山方面へ。

8/8 14:03

日航機はこの方向の立木や尾根に接触して｢御巣鷹の尾根｣に墜落しました。

8/8 14:12

休憩所やトイレが整備されています。

8/8 14:14

御巣鷹の尾根案内図。あまりの広さに事故の悲惨さが伝わってきます。

8/8 12:32

尾根で見つけたルリボシカミキリ。

8/8 12:32

｢日本で一番美しい昆虫｣とも言われます。

8/8 12:32

鎮魂の尾根で見た美しく、悲しい青でした。

撮影機器：

Galaxy S24 samsung

感想

haras3142

1985年8月の日航ジャンボ機墜落事故から間もなく40年。群馬県上野村の｢御巣鷹の尾根｣に慰霊登山と登山道整備のお手伝いに行ってきました。この地を訪れるのは2度目ですが、尾根のあちこちに立ち並ぶ数多くの墓標を目にすると事故の悲惨さを再認識し、改めて犠牲者の方々のご冥福を祈らずにはいられません。御巣鷹の尾根は慰霊の地として整備され、慰霊登山に利用される登山道は地元の方、有志の皆さんの手で日常的に補修、整備が行われています。12日には多くのご遺族、関係者の皆さんが登山道を利用して慰霊を訪れます。事故から何年たっても悲しみが癒えることはありません。