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Yamareco

記録ID: 8545703
全員に公開
沢登り
剱・立山

立山 一ノ谷

2025年08月13日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:57
距離
4.9km
登り
501m
下り
135m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
0:08
合計
3:57
距離 4.9km 登り 503m 下り 136m
9:43
9:49
75
11:04
11:05
108
12:53
0
12:53
ゴール地点
天候 前日まで雨が降り続いて、やっと天気が回復。沢は水多め。以下ヤマテン予報。ほぼドンピシャで、入渓時は曇り、ラストは晴れ間が出てきて大日連山劔、立山連山が見えた。昼食後はすぐに雲に覆われてしまった。目まぐるしく天気が変わる感じ。雨が降らないで良かった。

13日(水):山陰沖から東日本の南岸付近へ前線がのびるが、次第に活動が弱まる。朝には剱立山連峰や白馬三山の稜線から晴れ間が多くなりそうだが、黒部五郎岳など南部は雨が残る可能性があり、天気が回復する程度は変わりやすい。午前中は一旦晴れても、午後は上層や中層の雲が広がりやすい天気で、稜線が霧に包まれる時間も。午後はにわか雨の可能性もややあるが、風は強まらない見込み。上部の沢筋では前日までの大雨による土砂崩落や落石などに注意が必要。
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
弥陀ヶ原~入渓地点 木道を散歩気分で歩く。最初の弥陀ヶ原ホテルから遊歩道の入り口がわかりにくい。

入渓地点~アルペンルート 少し歩くといきなり素晴らしいナメ。「こんな素晴らしい景色が立山にもあったんだ~」と感動する。滝はほとんどなく、沢登りというより「沢歩き」。とはいえ装備がなければ危険な場所であることに間違いないけれど。

アルペンルート~天狗平 だんだん沢が細くって薮っぽくなってくる。でもヤブというほどヤブではなく、かなり快適。最後の詰めもヤブではなく、いきなり天狗平山荘が見える。
予約できる山小屋
天狗平山荘
今日はリズムワークスの旭さんにプライベートガイドを頼んで、立山の一ノ谷へ。
2025年08月13日 08:56撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 8:56
今日はリズムワークスの旭さんにプライベートガイドを頼んで、立山の一ノ谷へ。
8時のケーブルカーに乗って弥陀ヶ原でバスをおりたのが8時50分。天気は回復して晴れる予報だけど、今のところはまだ山に雲がかかっている。
2025年08月13日 09:02撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 9:02
8時のケーブルカーに乗って弥陀ヶ原でバスをおりたのが8時50分。天気は回復して晴れる予報だけど、今のところはまだ山に雲がかかっている。
散策路の突き当たりを右へ。天狗平へと続く一般道。
2025年08月13日 09:08撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 9:08
散策路の突き当たりを右へ。天狗平へと続く一般道。
ラムサール条約登録の湿地。
2025年08月13日 09:33撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 9:33
ラムサール条約登録の湿地。
晴れてくれるといいなぁ。
2025年08月13日 09:38撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 9:38
晴れてくれるといいなぁ。
入渓地点。ここまでコースタイムでは1時間。実際には40分ちょい。
2025年08月13日 09:46撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 9:46
入渓地点。ここまでコースタイムでは1時間。実際には40分ちょい。
いきなり美しいナメ。素晴らしいねぇ。水も冷たくて気持ちいい。
2025年08月13日 09:48撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 9:48
いきなり美しいナメ。素晴らしいねぇ。水も冷たくて気持ちいい。
「立山にこんなところがあったんだ!」と感動。
2025年08月13日 09:50撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 9:50
「立山にこんなところがあったんだ!」と感動。
そもそもの標高が高いので、景色が違う。
2025年08月13日 09:50撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 9:50
そもそもの標高が高いので、景色が違う。
小さな滝が続く。フリクションも効いて登りやすい。
2025年08月13日 09:53撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 9:53
小さな滝が続く。フリクションも効いて登りやすい。
昨日まで降り続いた雨の影響で「今日は水量多め」と旭さん。とはいえ、水量はこのくらいでちょうどいい感じ。
2025年08月13日 09:55撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 9:55
昨日まで降り続いた雨の影響で「今日は水量多め」と旭さん。とはいえ、水量はこのくらいでちょうどいい感じ。
ずっと続くナメ。しかも明るい雰囲気で美しい。超癒し系。沢登りというより「沢歩き」を楽しむ。
2025年08月13日 09:58撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 9:58
ずっと続くナメ。しかも明るい雰囲気で美しい。超癒し系。沢登りというより「沢歩き」を楽しむ。
アルペンルートのすぐ近くなのに、アルペンルートの気配をまったく感じない。ま、音は下にはおりてこないし、沢の音で消されてしまうから当然といえば当然だけど。
2025年08月13日 10:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 10:03
アルペンルートのすぐ近くなのに、アルペンルートの気配をまったく感じない。ま、音は下にはおりてこないし、沢の音で消されてしまうから当然といえば当然だけど。
ガイドの旭さん。ガイドってやっぱりすごいね。こういう穴場をしっかり知っている。
2025年08月13日 10:06撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 10:06
ガイドの旭さん。ガイドってやっぱりすごいね。こういう穴場をしっかり知っている。
ロープなしでも登れるけれど、ロープを出してくれる。
2025年08月13日 10:13撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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8/13 10:13
ロープなしでも登れるけれど、ロープを出してくれる。
あえて水のある場所をバシャバシャと。真夏ならではの楽しみ。
2025年08月13日 10:21撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 10:21
あえて水のある場所をバシャバシャと。真夏ならではの楽しみ。
ロープがあるので水量のあるところを安心して攻められる。
2025年08月13日 10:43撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 10:43
ロープがあるので水量のあるところを安心して攻められる。
この沢でいちばん落差のある「緑の滝」。
2025年08月13日 11:16撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 11:16
この沢でいちばん落差のある「緑の滝」。
ふだんだったらロープなしで登るような滝だけど、ガイドさんがいるのでロープを出してくれる。その安心感絶大。
2025年08月13日 11:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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8/13 11:19
ふだんだったらロープなしで登るような滝だけど、ガイドさんがいるのでロープを出してくれる。その安心感絶大。
水しぶきを浴びながら登る。気持ちいい!
2025年08月13日 11:24撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 11:24
水しぶきを浴びながら登る。気持ちいい!
お! 大日岳が見えてきた!
2025年08月13日 11:41撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 11:41
お! 大日岳が見えてきた!
この管の上に黒部立山アルペンルートの道路がある。
2025年08月13日 11:46撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 11:46
この管の上に黒部立山アルペンルートの道路がある。
でかいカエルがあちこちに。
2025年08月13日 11:47撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 11:47
でかいカエルがあちこちに。
一度、アルペンルートに出る。かなり不思議な感じ。沢はいいのだけれど、このあたりが俗っぽい、といえば俗っぽい。
2025年08月13日 11:50撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 11:50
一度、アルペンルートに出る。かなり不思議な感じ。沢はいいのだけれど、このあたりが俗っぽい、といえば俗っぽい。
ふたたび入渓。「支流を登った方が最後が気持ちいい」と旭さん。「でも本流を登る?」と聞かれて「本流を登ってみましょう」ということに。
2025年08月13日 11:51撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 11:51
ふたたび入渓。「支流を登った方が最後が気持ちいい」と旭さん。「でも本流を登る?」と聞かれて「本流を登ってみましょう」ということに。
本流のほうがヤブっぽい。でも実はそれほどでもなく、かなり快適な遡行。
2025年08月13日 11:52撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 11:52
本流のほうがヤブっぽい。でも実はそれほどでもなく、かなり快適な遡行。
チングルマの綿毛があったりして。他の沢とはひと味違う。
2025年08月13日 12:17撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 12:17
チングルマの綿毛があったりして。他の沢とはひと味違う。
途中、不思議な光景に出会う。美しいお花畑に石積みがあちこちに。まるで賽の河原のような。この沢は三途の川?
2025年08月13日 12:18撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:18
途中、不思議な光景に出会う。美しいお花畑に石積みがあちこちに。まるで賽の河原のような。この沢は三途の川?
草原にケルンがあちこちに。人が入ってくる場所ではないので、誰が、いつ、石を積んだのか、謎。昔の道しるべか、それとも遭難者の供養か、道路工事の殉職者の供養か。
2025年08月13日 12:18撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:18
草原にケルンがあちこちに。人が入ってくる場所ではないので、誰が、いつ、石を積んだのか、謎。昔の道しるべか、それとも遭難者の供養か、道路工事の殉職者の供養か。
不思議な光景を見ながら、さらに沢を詰めていく。
2025年08月13日 12:23撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:23
不思議な光景を見ながら、さらに沢を詰めていく。
正面に見えるのは天狗山(の稜線の一部)。その左肩が天狗平。
2025年08月13日 12:23撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:23
正面に見えるのは天狗山(の稜線の一部)。その左肩が天狗平。
また沢が開けて明るくなっていく。
2025年08月13日 12:42撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:42
また沢が開けて明るくなっていく。
振り返ると大日岳の稜線! 晴れた!
2025年08月13日 12:44撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:44
振り返ると大日岳の稜線! 晴れた!
最後まで緩やかなこの感じ、新潟の沢とはまったく違う。
2025年08月13日 12:44撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:44
最後まで緩やかなこの感じ、新潟の沢とはまったく違う。
「詰める」というより「天国」に近づくイメージ。
2025年08月13日 12:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/13 12:45
「詰める」というより「天国」に近づくイメージ。
しかもラストはお花畑。そして絶景。斜度なし、ヤブなし。
2025年08月13日 12:46撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:46
しかもラストはお花畑。そして絶景。斜度なし、ヤブなし。
チングルマがまだ咲いているところもある。雪が多い立山ならでは。
2025年08月13日 12:48撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:48
チングルマがまだ咲いているところもある。雪が多い立山ならでは。
さぁ、ラスト。天狗平山荘が見えた。
2025年08月13日 12:49撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/13 12:49
さぁ、ラスト。天狗平山荘が見えた。
みごとに晴れました。登る途中は曇り、ラストは晴れ。最高のコンディション。
2025年08月13日 12:53撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:53
みごとに晴れました。登る途中は曇り、ラストは晴れ。最高のコンディション。
天狗平山荘に到着。目の前に雄山、そして剱岳。
2025年08月13日 12:53撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 12:53
天狗平山荘に到着。目の前に雄山、そして剱岳。
ラーメンで〆。着替えてバスに乗って下山。なんて優雅な沢登り旅なんだろう。
2025年08月13日 13:18撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
8/13 13:18
ラーメンで〆。着替えてバスに乗って下山。なんて優雅な沢登り旅なんだろう。
撮影機器:

感想

リズムワークス、旭さんガイドの山行。お盆のど真ん中、しかも立山。どれだけ混んでるんだろうと思っていたら、この日、沢に入ったのはたぶん僕らだけ。さすがガイドさんは違う。これだけでガイド料の元を取ったと言っても過言ではない。
沢そのものは?といえば、優しい沢。滝もほとんどなく、前半は癒し系のナメ。難しい滝もなく、最後は藪漕ぎもなく天狗平山荘に着く。通常なら一般登山道についてほっと一息だけど、ここではトイレとランチが待っている。しかも下山はバス。こんなレジャー気分でいいのか?というくらい優しい沢。景色も素晴らしいし、雰囲気も明るいし、最高でした。
とはいえ、ここは沢。沢登りであることに違いはなく、スニーカーや普通の登山靴で入れる場所でもない。雪解けの遅い立山で、しかも降雪の早い立山なので、歩ける日も決して多くない。水の中をじゃばじゃば歩く沢なので、寒い日だっただら低体温症で歩けなくなるし、アルペンルートが近いとは言ってもすぐに戻れる地形でもない(標高が高いのでそもそも気温が低い)。
ということで技術的には難しくなくても、シーズンと天気選びが意外と難しい、プロガイドらしい山行だった。

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