南高尾ニリンソウロードで津久井湖へ☆ファミリーハイク

2016年04月29日(金) [日帰り]

• GPS: 04:30
• 距離: 11.2km
• 登り: 350m
• 下り: 392m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:31

10:10 高尾山口駅
10:29 10:29 高尾599ミュージアム
10:49 10:50 梅ノ木平
12:09 12:27 西山峠
12:38 12:38 泰光寺山
12:57 12:58 三沢峠
13:31 13:42 峯の薬師
13:49 13:57 峯の薬師表参道口
14:41 津久井湖観光センター

天候

晴れ　

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：高尾山口駅
帰り：津久井湖→橋本駅

写真

にぎわいの高尾山口駅からスタート。

すぐに寄り道、高尾599ミュージアム。初入場です。

これから見に行くニリンソウの標本もありました。

まずは道路歩き。圏央道高尾IC付近にて、遠くから見るとあれは桜？と思ったが・・・

ズームで見ると桐の花ではないか・・ということになった。

狭い道路に分岐してすぐに蛇塚なるものがありますが、その後ろになにやら得たいの知れない花が多数・・・

なんだこれは？

これです。次のようにとても稀有で貴重なもののようです。

帰ってから調べたら、クマガイソウ（熊谷草）でした。源平合戦の熊谷直実（くまがいなおざね）と関係あるそうで興味のある方は検索してみてください。レッドリストの絶滅危惧II類の指定を受けているとも書かれていました。

せっかくなので再び。

その近くにはニリンソウも。

すみれの種類も結構多い場所ですね。

別のスミレ。

花弁が4枚はヤマブキソウ。

これはナルコユリ（鳴子百合）のようです。中を覗いてみました。

こちらには行きませんが探検したくなる雰囲気でした。

一角のスギ林が伐採されはげ山になっていました。この辺りだけ明るいです。

この木橋を渡るといっそう道が細くなり沢の源流に近づきます。

こんな雰囲気が続きます。

お！出始めました。

こちらも群生してます。

ニリンソウがこんなに広く広がっているのを見るのは初めてです。

いわゆる穴場ですかね。

地味な花なのでカタクリのようにちやほやされませんね。

ゆっくり花を見ながら歩くうちに西山峠に到着。ここで昼食です。

縦走路を東へ。

ツツジは開き始めでつぼみがたくさんあります。

これは何だろう？（調べるの面倒になってきた・・・）→ツクバネウツギ（衝羽根空木）でした。羽根突きの羽根に見えるためこの名前・・・らしい。

ギンリョウソウ（銀竜草）

別名ユウレイタケ。まさか見れるとは思っていなかったです。

キンラン。ランと名が付くと気品がありますね。

津久井湖に向かって下ります。それにしても緑が深くなりましたね。

遠く横浜まで見通せました。

先がとがった山はご存知大山。

だいぶ下だってきました。

三井大橋と並行する三井そよかぜ橋。歩行者と自転車専用です。

大菩薩嶺も小さく見えました。

ゴールのバス停が近くなって、これは何？と思ったら・・・

ホオノキの花でした。

感想

WeeklyClim

楽なコースで、というリクエストに従って花ハイキングのコースを考えていたら、どなたのレコかは忘れてしまって申し訳ないのですが、ニリンソウが群生しているという情報を見てその近くに決めました。

ところが、ニリンソウの前にこれまで全く見たことがなかった「クマガイソウ」なる花に遭遇しそこで足止めです。名前は帰ってから調べて初めて知り、絶滅危惧種ということでこれまた驚いた次第です。

ニリンソウ以外の花も多く、さらには極めてマイナーなコースなので縦走路に出るまでは誰にも会わずで静かな歩きができました。

コメント

usagiyamaga

クマガイソウ、お初です。
このコース歩いたこと何回かあるんですが、ビックリです😳
そうなんですね、GWですね。
来年はぜひ見に行きたいです。
貴重な情報ありがとうございました😍

WeeklyClim

Re: クマガイソウ、お初です。
このときまでクマガイソウそのものを知りませんでした。
あの姿で全てが同じ方向を向いている様子は強いインパクトがありました。
山を歩いていてこれまで知らなかったものに出会うのも一つの楽しみですね。