大雪山・沼ノ原 大沼野営場泊

2025年08月13日(水) 〜 2025年08月14日(木)

• GPS: 06:28
• 距離: 12.4km
• 登り: 461m
• 下り: 461m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:32
• 休憩: 2:05
• 合計: 5:37

9:45 スタート地点
9:47 9:52 クチャンベツ沼ノ原登山口
11:36 沼ノ原分岐
11:51 12:32 大沼野営指定地
13:06 13:15 五色の水場
13:47 14:55 大沼野営指定地
15:22 大沼野営指定地

2日目

• 山行: 1:53
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:53

9:45 大沼野営指定地
9:59 10:00 沼ノ原分岐
11:39 11:40 クチャンベツ沼ノ原登山口
11:40 ゴール地点

天候

1日目　晴れ　夜半から雨
2日目　雨のち濃霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
北見↔︎クチャンベツ登山口　100km、2時間半

層雲峡本流林道（高原温泉との分岐から先）は10キロ近く未舗装林道が続く。危険箇所はないが凸凹道で速度は出せない。
道が細いので対向車とすれ違いできる箇所を予測しながら走る。
クチャンベツ登山口駐車場は詰めて30台弱。
満車時は登山口手前に路肩駐車可能と思われるスペース数箇所あり。

クチャンベツ登山口までの林道の状況は北海道森林管理局のHPで確認できます↓
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/kamikawatyubu/tozanguti.html

コース状況／危険箇所等

序盤の高巻きを終えたあとに渡渉1箇所
沼ノ原周辺の木道は朽ちて損壊した箇所が目立つ
沼ノ原↔︎五色の水場間は笹の繁茂と足の踏み場のないヌカルミのミックス多数
大沼野営指定地は管理キャンプ場ではないので水場もトイレもなし、水は30分先の湧水（五色の水場）で確保する
携帯トイレ持参はマスト
スマホの電波はルート上ほぼ圏外で繋がらない（docomo）。

その他周辺情報

【直近トイレ】
・クチャンベツ登山口にプレハブ造りの簡易水洗トイレあり、使用後ポリタンクの水を流す方式

・R273沿いの大雪プラザ273（大雪防災センター）

【下山後温泉】
一羽のすずめ（北見市留辺蘂町滝の湯）
源泉掛け流し、湯量豊富
浴室が狭く1組ずつ交替で入る貸切形式
日帰り入浴600円
http://www.onneyuonsen.jp/hotels/suzume/index.html

写真

8/13 9:49

登山口駐車場は満車
路肩に停めようとしてたら出る車が1台
入れ替わりで停めることができました

8/13 10:05

10時スタート
高巻きルートへ

8/13 10:08

高巻き終えて沢の渡渉
少し上流に渡りやすいポイントあり

8/13 10:23

樹上にはエゾライチョウ

8/13 10:41

休憩ポイントからは急登の始まり

8/13 10:48

岩ゴロゴロ

8/13 11:14

傾斜が緩むと視界が開ける

8/13 11:18

久しぶりの高層湿原と木道

8/13 11:19

と思ったら笹がわさわさと道を侵食

8/13 11:20

木道もかなり傷んでいるので歩行注意

8/13 11:25

以前歩いた時はここまで酷くなかった記憶
数年の間に腐朽が進んだらしい

8/13 11:30

でも景色は変わらない
池塘越しにトムラウシ山

8/13 11:34

この先大沼まで木道は傷んでいない
振り返ると石狩連峰のシルエット

8/13 11:40

鏡面仕上げ
ここは天国か

8/13 11:40

池塘に映り込んだ雲も秀逸

8/13 11:44

トムラウシ山が呼んでいる
呼ばれても行かんけど

8/13 11:53

大沼野営指定地着
先着テントは数張、どこでも張り放題

8/13 12:31

迷った挙句静かそうな沼のほとりに設営

8/13 12:40

一息ついたら水を確保するため五色の水場へ

8/13 12:43

水辺ではトンボが生命の営み

8/13 12:51

朽ちた木道

8/13 13:01

背の高さまであるササをかき分け進む

8/13 13:06

笹薮の次は回避しようがない泥沼地帯

8/13 13:17

五色の水場着

8/13 13:12

豊富な水量、冷たくて美味い水
せっかく来たからと必要以上に汲んで帰る

8/13 13:36

テン場に戻る
空の雲が増えてきた

8/13 13:45

対岸にも野営適地あり
こっち側もロケーション良好

8/13 14:14

今日はまったり過ごすのが目的
ぜいたくな時間の過ごし方

8/13 15:05

しかし早くも間がもたなくなり沼を周回

8/13 15:18

沼の周囲ところどころに良さげなテン場
トムラウシ山の代わりに石狩連峰が良い感じ

8/13 15:22

周回途中で足場がなくなり先に進めず
周回は断念して来た道を戻る

8/13 15:44

黒い雲間から光のシャワー

8/13 17:18

また間がもたなくなって散歩にいく
ネコ耳の山を見にいこう

8/13 17:22

木道脇のリンドウの花

8/13 17:28

ウメバチソウ

8/13 18:06

日没前にテントに戻るが夕景は今一つ
稜線はこのあと雲に覆われこれがMAXの眺め

8/14 4:59

夜10時頃から降り出した雨は朝方小降りに
沼ノ原は黄泉の世界

8/14 5:20

朝焼けなど望むべくもない
コーヒーでも飲むか

8/14 5:55

雨は止んだので朝の散歩に出かけてみる

8/14 6:01

水玉がかわいい

8/14 6:08

クリスタルの王冠

8/14 6:13

朝から忙しく働くアリンコに天気など関係ない

8/14 7:38

相変わらず濃霧
できればテントは乾かしてから畳みたい
時間はたっぷりあるので晴れる時を待つ

8/14 8:52

持ってきた文庫本を半分以上読み終えた頃

8/14 9:21

青空がお出まし
トムラウシもチラ見え

8/14 9:41

テントが乾くのを待って撤収

8/14 9:56

やはり青空は嬉しい
今日も鏡面

8/14 10:06

トムラウシ山見納め

8/14 10:11

木道に蝶

8/14 10:17

この蝶は羽根の切れ込みが深い
さっきのとは別種？

8/14 10:18

天国に別れを告げる
これにて下界へ

8/14 11:18

沢まで降りてきた

8/14 11:37

駐車場着

8/14 14:03

下山後温泉は滝の湯の民宿「一羽のすずめ」へ
湯治施設をリニューアルした宿だそうな

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

awa3956

大雪山の奥座敷、沼ノ原へ行って来ました。
クチャンベツ登山口は5年ぶり。今回は山頂は目指さず大沼でまったりキャンプ。

大沼越しのトムラウシ山の夕景と満天の星空に期待したのですが雨に降られてどっちもダメでした。また出直してきます。